ファスティングを始めて、
体の変化を感じるようになってから、
一番大きく変わったのは、
もしかしたら体重や体調ではなく、
毎日の過ごし方だったのかもしれません。
以前の自分は、
なんとなく体が重くて、
気持ちもどこか沈んでいて、
「今日も一日が始まるのか…」と
ため息のような朝を迎えることもありました。
でも、体が軽くなってくると、
不思議と気持ちも変わってきました。
朝、目が覚めたときの感覚が違う。
外の空気を吸いたくなる。
少し歩いてみようかな、と思える。
そんな小さな変化が、
少しずつ日常に増えていきました。
食事に対する向き合い方も、
自然と変わっていきました。
「とりあえずお腹を満たすもの」ではなく、
「体が喜ぶものを選びたい」と思うようになったんです。
そうやって選んだ食事は、
どこか心まで満たしてくれる感覚がありました。
体が整ってくると、
不思議と人にも優しくなれるものですね。
以前よりも、
人の話を落ち着いて聞けるようになったり、
自然の中で過ごす時間を大切にしたくなったり。
特別なことをしているわけではないのに、
毎日が少しずつ心地よくなっていきました。
振り返ってみると、
ファスティングは、
ただ体を軽くするものではなく、
日常そのものを変えていくきっかけだったのだと思います。
あの頃の自分は、
こんなふうに穏やかな気持ちで
毎日を過ごせるようになるなんて、
正直、想像もしていませんでした。
でも、
体が変わると、
暮らしも変わる。
それは、
ゆっくりだけれど、確かな変化でした。
