今日は、特別なことはしていない。
新しい決断をしたわけでもないし、
大きな変化があったわけでもない。
ただ——
気づいたら、
ずっと入っていた力が、少し抜けていた。
「ちゃんとしなきゃ」
「失敗しないように」
「早く良くならなきゃ」
そうやって、
体のためにと思って入れていた力が、
いつの間にか、
体を緊張させていたことに気づいた。
今日は、
無理に整えようとしなかった。
変えようともしなかった。
ただ、
体の感覚をそのまま受け取ってみた。
すると不思議と、
呼吸が自然に深くなって、
頭の中が静かになっていた。
「あ、任せてもいいのかもしれない」
そう思えた瞬間、
回復は“頑張るもの”ではなく、
起きていくものなんだと、
体の奥で理解した気がした。
今日という日は、
前に進んだ日でも、
何かを達成した日でもない。
でも確かに、
戻ろうとしている自分を、邪魔しなかった日。
それだけで、十分だった。
