体の声を、
もう無視できなくなったのは、45歳のときでした。
それまでも片頭痛は、時々ありました。
「またか」
そんなふうに、やり過ごしてきた痛みです。
でも、その頃から違いました。
ほぼ毎日続く頭痛。
寝ている間も、痛みで目が覚める。
頭を抱えるほどの激痛が、何度も襲ってくる。
総合病院にも行きました。
検査もしました。
けれど、はっきりとした原因はわかりませんでした。
それに追い打ちをかけるように、
喘息の発作も、頻繁に起こるようになりました。
息ができない。
夜中に呼吸が苦しくなり、
気がつけば、夜間救急に何度もお世話になる日々。
「年齢のせいかな」
「忙しいから仕方ないか」
これまでは、
そんな言葉で自分を納得させてきました。
でも、このときは違いました。
これは、
ごまかしてはいけないサインだ。
そう、はっきりと感じたのです。
