前回の続きになります。
異性化糖を避けたい理由(1/3)
・異性化糖はどんな飲食物に使われている?
・異性化糖とは?
異性化糖を避けたい理由(2/3)
・なぜ異性化糖を使用するのか?
・異性化糖の影響
心臓病や脳卒中のリスクが増加
"American Journal of Clinical Nutrition" オンライン版(2015年5月)に掲載されたカリフォルニア大学デイビス校の研究により、清涼飲料水などに用いられている異性化糖(ブドウ糖果糖液糖や高果糖液糖など)によって心血管疾患(心臓病や脳卒中)のリスク増加することが確認されました。
過去の研究では、世界各国で糖類の消費量が増加するにつれて心血管疾患による死亡のリスクも増加していることが明らかになっています。
今回の研究は、糖分が添加された飲料と心血管疾患のリスク要因との間に用量依存性の直接的な相関関係が存在することを示す研究としては初のものです。
世界保健機関は砂糖や異性化糖の摂り過ぎを抑えるために、これらが入った飲料などに税金をかけることを推奨しており、2011年にはフランス、2014年にはメキシコ、2017年にインドとタイ、2018年にはイギリスとフィリピンが導入するなど、世界的に「砂糖税」の導入が進められています。
このように、砂糖と異性化糖の過度な摂取が健康をおびやかすことは、世界中の常識になりつつあるのですが、日本では表立っての対策には特に講じていません
私たちが実践できること
私たちは普段、果物や野菜などに含まれる自然な果糖と、加工食品や清涼飲料水に含まれる果糖、2種類の果糖を摂取しています。
後者はたいてい、「異性化糖」という形で摂取することが多く、大量の果糖を一気に摂取する心配があります。
これに対し、果物や野菜に含まれる果糖は、食物繊維などの作用でゆっくり吸収されます。
さらに、果物や野菜にはビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含まれていますので、私たちの健康にメリットがあります。
ですから、果物や野菜などの自然な果糖を適量摂取するのはお薦めできる一方、異性化糖入り(果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖)の飲み物や加工食品の摂り過ぎには注意する必要があるのです。
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