4本目となる映画は

【男の優しさは全部下心なんですって】






こちらの作品は2回目!
1度目はムーラボの招待作として

今回はスピンオフの

【好きな人とひとつになる方法】も併映されていたので





【男の優しさ~】のひとつのエピソードのオバケになる前の物語



宇田みこ……辻千恵

日向 亮……水石亜飛夢
田中 靖……こだまたいち
音田夕夏……五味未知子
松川敦海……森蔭晨之介
妹尾蜜由……田中俊介
妹尾美奈……田中真琴

三上奈緒……安倍乙
菅井 耕……木口健太
諸上 雪……上田操
蔵沢美代子……加藤才紀子
蔵沢吉三……原田大二郎


監督・脚本   のむらなお監督
音楽    DJ後藤まりこ



(あらすじ)
宇田みこは、遊園地の跡地にできたショッピングモールに残る、数時間に一回動くメリーゴーランドの受付をしており、受付時間外はゆるくキャラくまの着ぐるみを着て、メリーゴーランドの前で風船🎈を配っている
100%目の前の人のことを信じるみこは、その度に全力の愛で迎えいれるが、総じて男達は最後にはみこの前から去っていってしまう。
そんな彼女についたあだ名は
〖恋愛体質純情セカンド〗

誰かには誰かいて、みこは誰かの唯一になれずに、メリーゴーランドに一人、回り続ける日々だったが……
次々に訪れる出会いと別れの中、日常と非日常の境界線も超え、宇田みこの奮闘は続く
はたして、宇田みこは好きな人の一番手になれるのか?
すべてのすれ違った愛への賛歌、または諸行無常のラブストーリー💞


こういう星の下に生まれちゃう人っているよねー!
一番になれないって人は大多数だろうし
自分の場合、クジ運ないとか
電車運ないなんてのがある🚃
なぜか遅延してたり、他の扉からは乗ってこないのになぜか自分の周り混む
ベビーカーに囲まれる
距離感近い人がくる
乗る場所もかえても同じ状況にチュー
そういう命運なんでしょ


辻千恵さん演じるみこちゃんは、魅力的なんだけど、何ででしょうね
出てくる男たちのキャラも独特で
風船🎈にも色んな意味が込められてると
以前の舞台挨拶で、のむら監督が仰ってたと記憶している
タイトルからして、キャッチーですよね
はい、すいませんm(_ _)mって感じ
下心ある時の方が多いのかも(笑)

キャラ強めの男性陣の中でも
オバケと同居している松川は特殊かも
オバケは元カノ
なぜかみこちゃんには見えて会話できるも
オバケなんで食べたり飲んだりできないので
食べようとしても、そのまま落下
そんな彼女が、彼を感じたいと
みこちゃんに身体を貸して欲しいと訴えて
彼とエッチする
念願叶って成仏するも、脚本家の彼が
本を書けていたのは、元カノの囁きにより書けていただけなので
成仏した彼女がいない松川は、本が書けない
結局みこちゃんは追い出されてしまう

そんな松川と夕夏とのお話が
【好きな人とひとつになる方法】

この物語を見ると、よりこの2人が
2人の関係も含め、愛おしくなりますね!

短編ですが、監督の思い入れを感じます



着ぐるみを着てメリーゴーランドの前で
立ってるみこちゃん
台詞はなくても、何か訴えかけてくるものがありました。


次回作がとても楽しみな

のむらなお監督です







新宿から場所をかえて

吉祥寺へ🚃


ずっと気になってた映画でロングラン上映してたので、この機会にと

【街の上で】



今泉力哉監督
共同脚本…漫画家の大橋裕之

オール下北沢ロケで
馴染みの風景や店が出てくる

なんと言っても出てくる女性たちの魅力的なことラブ
そして、主演の若葉竜也さんの街に溶け込んでて、そこにいることが当たり前であり
日常なんだと!

会話が台詞とは思えないぐらいな自然な感じだし、リアル
それに間のとり方など
男女の会話のやり取りは、今泉力哉節だなと感じた







荒川青……若葉竜也
川瀬雪……穂志もえか
城定イハ……中田青渚
田辺冬子……古川琴音
高橋町子……萩原みのり

間宮武……成田凌

(あらすじ)
①下北沢に暮らす荒川青は別れた彼女・川瀬雪をひきずっている。雪が浮気して、全部して、さらには『別れたい』と言われたのだ
浮気相手が誰なのか問いただすも教えてくれない雪
『絶対に別れない』という青に
『じゃ、それでいいよ』と雪
『私は別れたと思ってその人とちゃんとつきあう。青はまだ私とつきあってるって言い続けていいよ』と
『斬新すぎるわ』唖然とする青だった。


②青は古着屋で働いている
暇な時はいつもレジで本を読んでいる。
店に来た若い男女が青の前で揉めた
どうやら2人は恋人ではなく、彼には好きな人がいて、彼が告白しにいく時の服を彼女が選ぶと言ったらしい
彼女は彼のことが好きなのに、だ。
それを彼も知っているのに、だ。
みんな色々うまくいかないものだなと青は思った


③雪のことを思いながらも毎日を過ごす青
ライブを見に行ったり古本屋に行ったり、行きつけの飲み屋に行ったり。
それでもずっと雪のことは忘れられずにいた
今は電話やメールをしても返ってこない
飲み屋のマスターに『雪の浮気相手、知ってる?』と聞いても、知らないとはぐらかされ、それどころか、マスターにはたまに雪から連絡があるらしく、『青さ、より戻そうしか言わないんでしょ?もうそういう嫌われるようなことしない方がいいって』と諭される

④出勤前に古本屋で本を物色している青
古本屋の店員の田辺に
『荒川さんって、昔、音楽やってたって本当ですか?』と聞かれる青。
青にとってそれはとてもセンシティブで恥ずかしいことだったので、『まあ』と曖昧に答える
田辺はさらに『どんな曲を作っていたんですか?』と聞いてきたので、
青は『チーズケーキの味が失恋の辛さと云々』と答えていたら、ちょうど来客があり
会話が途切れた。青は逆に田辺に聞いた
『田辺さんって、かわなべさんとできてたって、ほんと?』
かわなべさんとは、今は亡き古本屋の店長で既婚者であった人。田辺は不機嫌になって、カウンターの奥に引っ込んでいってしまった。

⑤古着屋に戻った青は謝罪しようと古本屋に電話をかける。しかし、その電話は留守電になり、録音テープに吹き込まれた故・かわなべさんの声が聞こえた。
『現在、留守にしております。ピーっという発信音がしましたら…』少し感慨深い気持ちになる青


⑥お昼ご飯を食べに行ったカフェ
窓の外では工事が行なわれている。店長が青に話す
『かわなべさんが亡くなる前の日にうちにお昼ご飯食べに来たんだよね。でも、満席で入れなかったんだ。で、【じゃあ、また】って言って帰っていって。もし、満席じゃなかったら生きてたのかなとか考えちゃうんだよね』と店長
青は言う
『もし、満席じゃなかったら、かわなべさん、何、食べたんですかね?』
2人はなんとなく、もういないかわなべさんのことをぼんやり思った。工事の音が響いていた。
街も人も変わりゆくのだ


⑦青が古着屋に戻り、いつものように読書をしていると、1人の女の子がやってくる
女の名前は高橋町子。町子は美大に通っていて、青に『よかったら私の映画に出てもらえないですか?』と言った。
『芝居なんてできないよ。台詞とかも覚えられないし』と言う青に、町子は
『台詞とかないし、ただいつものように本を読んでいてくれればいいだけですから』と脚本と連絡先を置いていく


⑧行きつけの飲み屋でマスターに相談していると、常連客の五叉路が泥酔していて、青に絡んでくる
『荒川さん。もうね、それは告白だから。だって、お店によく来ててだよ。自分の映画に出てほしいって。それはもう告白。それを断るってどういうことかわかってる?女を泣かせるってことだからな』マスターと青は苦笑いした

⑨自宅に帰った青は、ジャケットを羽織りお洒落をして、本を読む自分を携帯で自撮りしてみた。しかしどうにもこうにもしっくりこない


⑩翌日、青は古本屋に向かう
『昨日の留守電、聞きました?』という青に田辺さんは答えず、青の目の前で留守電を再生する。自分の吹き込んだ声を目の前で再生される恥ずかしさ。田辺さんは許してくれた
青は、田辺さんにあるお願いをする。
そう、自撮りではわからないから、閉店後の古着屋で、自分が本を読む姿を撮影してほしい、というお願いだ


⑪夜。古着屋で自分の姿を田辺さんに撮影してもらう青。青はガッチガチだ
『何でジャケット着てるんですか?(笑)』と田辺に笑われる青
『一回、交代』と田辺に言われ、携帯と本を交換し、逆に田辺が本を読む様を撮影する青。
田辺が手にしているのは、先日青が購入した〖金沢の女の子〗という本だ
その本からひとひらの紙切れが落ちる
そこにはこう書いてあった
〖かわなべさん 奥さんがいないってこと私にはバレてましたよ。ばーか ばーか ばーか 好き あなたにフラれた女   スズキサエコ〗
かわなべは実は既婚者ではなかったのだ。
田辺が既婚者とばかり付き合ってしまう女だということを知っていたかわなべは、自分が結婚しているという嘘をついて、田辺と付き合っていたのだ。その事実を知った田辺がその愛情に喜びつつ、ショックを受けているのを目の当たりにした青は、自分の携帯でどこかに電話をかける。その電話は古本屋の留守電につながった。携帯を田辺に手渡す青
『現在、留守にしております。ピーっという発信音がしましたら…』
田辺は、もうこの世にいないかわなべの声を聞き、泣いてしまう

⑫いざ、撮影当日。
町子の映画撮影現場にいる青
はたして町子は青を好きなのか
雪の浮気相手は誰なのか


物語は続いていく
   


クスっと笑える場面もあったり
昨年のマイベストランキングに入れたぐらい
好きな作品となりましたウインク





奇跡的なスケジューリング👍

【バケモン】終わり

1分後に次の映画が始まるというチュー
同じ映画館だから出来たこと

2本目は

【いとみち】





オール青森ロケの
内気でじょっぱりな津軽弁少女の成長を描く物語

越谷オサムによるベストセラーの映画化!

監督・脚本は、横浜聡子監督

青森出身の役者さん多数
ご当地アイドルも出演してるし、監督自身も青森市出身

〖いとみち〗とは、〖糸道〗と書くみたい
糸道とは、棹を持つ左手人差し指の爪に作る溝のこと示すそうです
津軽三味線やってたら当たり前のことかも

主人公は、〖いと〗という名前なので
〖いとの行く道〗で〖いとみち〗かもなんて思ったり照れ



相馬いと……駒井蓮
相馬耕一……豊川悦司
相馬ハツヱ……西川洋子

葛西幸子……黒川芽以
福士智美……横田真悠
成田太郎……古坂大魔王
工藤優一郎……中島歩
伊丸岡早苗……ジョナゴールド
青木……宇野祥平








(あらすじ)
『人が歩けば道ができ、道を振り返れば歴史という景色が見えるど言う。ああの歴史まんだ、どこさも見当たらね』
青森県弘前市の高校。日本史の授業で、順に音読する相馬いと(駒井蓮)は、この世代には珍しく、激しい津軽弁なまりで、みんなから笑われる。
なまりと人見知りで本当の自分を見せることができず、友人もいない
通学電車の五能線。板柳駅で降りるいとに向かって、クラスメイトの伊丸岡早苗(ジョナゴールド)が、『へばね』と呟いた
声は聞こえないが、嬉しさが込み上げるいと。
自転車で軽快に家へ帰る


父・耕一(豊川悦司)は民俗学者で大学教授
東京出身の耕一は婿入りし、いまは亡き妻・小織の故郷で義母のハツヱ(西川洋子)と一人娘のいとと3人で暮らしている。
その自宅にゼミの学生を集め、名も無き津軽人の方言が録音されたテープを聴いている
ハツヱが『ママ、けー(ごはん、食べなさい)』と学生たちをもてなし、得意の津軽三味線を披露している賑やかなところへ、いとが帰宅する。
居間の長押には、いとが中学生のときに三味線コンクールで入賞した記事の額装が飾られている。写真のいとは、目を閉じて歯を食いしばり、大股開き。
その姿がはずかしいとは、額装を乱暴に取り外して仏間にしまいこむと、友達の家に行くと出かけてしまう。いとを気遣うハツヱは干し餅を手渡した。


ソファーに寝転びスマホをいじっているいとは、ロボット掃除機の導入に喜ぶハツヱが三味線を弾こうと誘うも『忙すい』とそっけない
ハツヱはいとの手を取り、指を見ると"糸道”が消えていると指摘する。
自分と祖母は弾き方が違うからやりづらと言うといとに、
耕一は『自分の表現をしろ』『言葉を使うのが苦手だから。音で対話する』と鼓舞する


ひょんなことからメイドカフェのアルバイト募集を見つけたいとは、青森市の〖津軽メイド珈琲店〗へ
愛らしいメイド服はいとによく似合ったが
『お、お、おおんがえりなさいませ、ご、ごすずんさま』と、なまりがきつく、肝心の挨拶がうまく出来ない
それでも徐々に給仕や掃除、芋の皮むきなどの仕事を覚えていく
時折店には顔を出すオーナーの成田太郎(古坂大魔王)はみんなに優しいが、〖絆〗について熱く語る姿はなんだかちょっとインチキ臭い

家で耕一のゼミの学生たちが、三味線と弟子だった娘(いとの母・小織)について語るハツヱをビデオ撮影
いとが学生に津軽弁を通訳する。
その晩の食事中、いとは耕一に出身地・東京について尋ねた。『行きたいなら行け!』と耕一
いとは答えに詰まる


翌日、客の痴漢行為に驚いたいとが転倒して店は大騒ぎに。いとはその場を収めようと
『わぁが悪いんで』と言って事務所へ
そんないとに幸子は、『その考え間違ってる。おめもみんなも、全員傷つく』と厳しくも温かい言葉をかける。
いとは頷いて、涙をこらえながら幸子の手作りアップルパイをもくもくと食べた


帰宅したいとは、もやもやを吹き飛ばすように三味線を弾いた。
が、うまく弾けず、胴皮がバリっと音を立て破れてしまう。駆けつけたハツヱは『ずっと放ったらかしておいだはんでおろ、なあ。三味線怒ってしまったんだ』といとをなだめた。


津軽メイド珈琲店。
じょうれの青木(宇野祥平)と栗原(石郷伸明)と藤沢(熊谷衡)の3人が"イトテンキョー”いとさんのプライベートに立ち入ることなく、転ばないように見守りかつ痴漢の接近は断固阻止する紳士協定の立ち上げを宣言した
店の外、ビルの踊り場で昼食をとるいとの横で、漫画を描く智美は卑屈な態度でいとに当たりながら自身の夢を語る。
困惑し、卑下するいとに、智美は
『自分を蔑むのをやめたら』と核心を突く



高校の課外授業。弘前れんが倉庫美術館で
〖青森空襲を記録する会〗のおじいさんから空襲にまつわる話を聴く
その帰り道、前を歩く早苗に駆け寄り思い切って声をかけるいと。
『なんか苦しくなっちゃった、戦争の話』と言った早苗は、片耳のイヤホンをいとの耳にあて、人間椅子の【エデンの少女】を聴かせる
いとは工藤店長から初めての給料をもらうと、帰宅して三味線のケースにしまい、三味線を取り出して【エデンの少女】を爪弾く



珈琲店の従業員と慰安旅行で浅虫海岸へ。
娘の樹里杏(櫻庭悠月)を連れてきた幸子の年齢を計算するいとに、幸子は中卒のシングルマザーが働く苦労や津軽メイド珈琲店が理解ある職場であること、そして、愛娘の樹里杏の内気でじょっぱりなところが、いとと似ていると言う。
幸子の飾らない言葉に、いとは思わず心の奥底にしまっていたことを吐露する
『かっちゃ(お母さん)死んだの、わあ幼稚園の頃で。かっちゃさ髪ば梳いでもらったんです』
『人さ可哀そうって思われるのが嫌で、絶対泣がねって思ってたっきゃ、いつの間にか涙は出なぐなってしまいました』



テレビのニュースで成田オーナーが逮捕されたことを報じられ驚愕したいとは、ハツヱに知られないように、慌ててリモコンでテレビを消すが、リモコンを取り返したハツヱが再びつける。
八甲田山に初雪が降るという天気予報を耳にした耕一は、映画【八甲田山】の軍歌を歌い出す


翌日、津軽メイド珈琲店の外壁に、誹謗中傷が書かれたビラが貼られていた。
いとは幸子や智美と共に、工藤店長から成田オーナーの前科と、退職金を払って店をたたむ意向を聞かされる


夜、帰宅したいとに、耕一は『もう行くな。要は水商売だろう』と叱咤
メイド喫茶に集まる客に対しても、ろくに女性に相手にされない奴だと決めつける。
言葉に詰まったいとに、『言いたいことがあるなら言葉使え』をたたみかける耕一。
すると、いとは『差別主義のインチキ教授』と言い捨てて居間を飛び出す
家出の支度をしたいとと耕一は玄関で鉢合わせ。
ハツヱは干し餅を渡しつつ
『頭冷やしてこい』とじょっぱりな二人を放り出す。いとと耕一は家を出ると左右に分かれて歩き出した

バッグと三味線ケースを抱えたいとは、バスに乗って早苗に会いに行く。古びた長屋の早苗の家で【エデンの少女】を爪弾くいとに、『三味線を弾いた方がいい』と早苗
早苗の母がパートに出かけると、二人は歌いながら小さな部屋をぐるぐると回り続けた


開店しているものの、客の来ない珈琲店に、いとは三味線を持っていく。
『わあ、好ぎだ人だぢど、ずっと一緒に働きてえです……まんだいっぺえお客さんさきてもらいてえんです。三味線弾がせてください』と申し出る
いとは三味線を修理してもらい、ハツヱの横に座って、一緒に弾く


翌日、珈琲店に大きなリュックを背負った耕一が来店。厨房から出てきたいとは思わず身を隠すが、店長に頼んで、初めて自分でいれた珈琲とアップルパイを耕一に差し出す。
無言のままの二人。耕一は『けっぱれ』といとに告げる。耕一が去ったテーブルには『め(うまい)』と書いた紙ナプキンが置いてあった


珈琲店がリニューアルオープンすることになった。イトテンキョーのメンバーはチンドン屋に、智美は街でチラシを配る
いとはメイド服を洗濯、やすりで左手の人差し指に溝、"糸道”を作る


珈琲店のリニューアルオープン当日。夕刻になると徐々に客が集まり、ハツヱもやってきた

事務室で鏡を見つめるいと。『髪直す?』と幸子がいとの髪の毛を梳かす
いとの目から、涙が流れる…


マイクを持った智美に紹介され、ステージの椅子に座ったいとは、智美からマイクを受け取る。店内には早苗の姿も
『わあは、好きだように弾ぎます。だはんで……好きだように、してけ』
ハツヱが弾く三味線から覚えた【津軽あいや節】を弾き始める
独特のリズムと間で奏でられるいとの音楽
ハツヱ、早苗に、客、工藤や幸子がそれぞれの思いで聴いている。
いとは閉じていた脚を徐々に開き、いつしか大股開きで演奏に熱中しているが、表情に力みはなくたおやかだ。店全体が穏やかな空気に包まれる



岩木山に登るいとと耕一。
いとは頂上から津軽平野を、そして自分の家の方向を見て『ちっちぇな』とつぶやき
やがて『おーい!』と呼びかけ手を振る




やっぱりラストのいとの津軽三味線のパフォーマンスに心を掴まれましたね
いと役の駒井蓮さん
青森出身だけど、そこまで訛ってないので
言葉の壁にもぶつかったようです!
見てて三味線やってた人なのかと思ってたら
触ったこともなく、一から始めたというのは驚愕びっくり
役者さんの凄さですね!
豊川悦司さんと親子っていうのもキャラが違うからこその面白さ
おばあちゃん役の西川洋子さん
家族に温かみをもたらすと共に、三味線のお師匠さん
いとの良き理解者ですね

津軽三味線のカッコ良さを堪能出来ました
メイド服で三味線
可愛いのに激しさもあって
伝統とオタク文化の融合でしょうか!


メイドさんに横田真悠さん
芽以ちゃん(もう結婚されてるし、"さん”じゃなきゃダメな感じもあるけど中学生から知ってるしなぁ爆笑)
可愛い"(∩>ω<∩)" 
間違いない笑

成田オーナー役の古坂大魔王さん
青森出身だからこそのキャスティングかな
古坂大魔王さんのトーク好きなんですよね
上田ちゃんネルでのトークは秀逸👍


パンフレットがめちゃくちゃ内容濃くて充実している
写真やストーリー
役者さんそれぞれのコメントは当たり前ですが
監督インタビューやコラム
ロケ地マップや脚本まで載ってるなんて
┌(._.♡)┐アリガタヤー

黒川芽以ちゃん目的でしたが
駒井蓮さんも知れて
とっても素敵な映画でしたね🙋




この日は、1日に4本
映画鑑賞🎥した日でした!

2本ぐらいはあったけど
1日に4本は初かも🤔


1本目は

【バケモン】

笑福亭鶴瓶師匠のドキュメンタリー映画






17年間撮り続けた作品

ご本人曰く
こういう映画やトーク番組など
生前に発売するのは…あまり
と聞いた記憶がある

映画のはじまりは2020年
テレビ番組の収録が中止になった頃
鶴瓶のマネージメントを手掛けてきた千佐隆智が『コロナ禍のさなか、今は役に立ててないエンターテインメントで、鶴瓶という芸人で"なんかできへんか”』という奇妙な思いつきを、
テレビ番組の構成演出家である山根真吾に話したことがきっかけだった。


山根は2004年から17年間、自主制作で落語家 鶴瓶を撮影してきた
ただし、その目的を千佐や鶴瓶に明かしたことはなく、鶴瓶も『俺が死ぬまで世に出したらあかん』と念押ししていたと聞いた



映画は、2020年
鶴瓶が4ヶ月ぶりの小さな舞台に立つところから始まる
この年鶴瓶は、1時間をこえる上方落語の最高傑作〖らくだ〗をひっさげ、全国ツアーを始めた
奇しくも〖らくだ〗は、2004年
山根が鶴瓶と千佐に撮影を申し込んだきっかけとなった古典落語で、鶴瓶は2007年にも〖らくだ〗で全国ツアーを行っていた
山根によれば、13年ぶりの〖らくだ〗は、別モノに化けていた。
なぜ〖らくだ〗は変わったのか…
そこには鶴瓶という芸人の生き様と鶴瓶の師匠
松鶴と、〖らくだ〗を完成させた桂文吾と…
実にさまざまモノが入り乱れ交錯し、一度見ても、正直…よくわからない。
鶴瓶の現場のマネージャー宇木正大は、試写会のあと『なんか、ひとつも覚えてないですわ』と言いながら、JR大崎駅から電車に乗った
映画のタイトルを書いた書家 大木明子は
『なんか…いっぱい笑って、そして泣けました』と山根にメールを送った


笑福亭鶴瓶と共に
日本の17年間に没入し
さまよい、立ち止まり
時に江戸や明治の時代にまでさかのぼる
終わりなきドキュメンタリー!


約2時間の映画

私個人の記憶でいえば
アフロにメガネをかけた関西芸人
〖歌謡びんびんハウス〗という番組の記憶が1番古いだろう

決定的に好きになったのは
【上岡・鶴瓶のパペポTV】
上岡龍太郎師匠と鶴瓶さんのトーク番組
高校生の時で、辛い時期だった…
それを笑いで救ってくれたのが
この時期深夜でやっていた
【上岡・鶴瓶のパペポTV】
【やっぱり猫が好き】
【夢で逢えたら】

何も考えず、ただ笑えた
腹を抱えて笑えた🤣
本当感謝です

それから
青山円形劇場でやってた時には
〖鶴瓶噺〗も毎年行っていた
今は、なかなかチケットも取れなかったりだけど
昨年は、コロナ禍ということなのか
チケット取れて久しぶりに鶴瓶噺にも行けた!


今回のドキュメンタリー映画で、過去に名前だけ知ってたけど、顔を知らなかった人たちも見れた!

めちゃくちゃ多忙なのは知ってたけど
改めて本当にすごいと思った

〖らくだ〗の話は、長い噺だというのは聞いたことがあったけど
実際まだ聞いていない
鶴瓶噺の中での、私落語の青木先生は聞いたことがある

一度は、鶴瓶師匠の〖らくだ〗を聞かねばと
心に誓う


理屈や理由なんてない

オモロい

ただそれだけだ!

笑福亭鶴瓶


愛すべき芸人である


シネマート新宿にて

【スレイト】を鑑賞!


アン・ジヘ
イ・ミンジ
パク・テサン





本作のチョ・バルン監督がスタント無しでアクションを自分でやれる女優を探していたところ
〖アクロバティック、剣術、弓、乗馬、ダンス、器械体操、アクションに対する全てをこなすことができる〗と自信を示すアン・ジヘと出会い、彼女のアクション練習をしているビデオを見て、本作の出演オファーに至ったという
監督お墨付きのアン・ジへのアクションがこの映画の最大のみどころとなっている


(あらすじ)
幼い頃からアクションスターになることを夢見ていたヨンヒ
卓越した剣術を持っているにもかかわらず、なかなか役者として芽が出ない日々を送っていた。
ある日、アクション映画の代役に雇われて撮影現場に入ると、そこは無法地帯のパラレルワールドで、人々が剣を持ち
何の報いもなく殺し合いをしていた
ほどなくして、彼女は村の守護者として迎えられ、村人たちから尊敬されるようになる
そして、ヒロインとして村人を救うために
彼女は悪役たちに反撃を開始する








スタントなしのアクションは必見!
剣技のスピードも体術もすごくて、将来有望な女優さんですね
しかも美人ですし(笑)

設定は、突如パラレルワールドに紛れ込んでしまう
その異世界では、自分が村人から待ち望まれた伝説の存在だったと。

見どころは、アクションに尽きる✌️


スカッとしたい時にアクション映画はいいですね