奇跡的なスケジューリング👍

【バケモン】終わり

1分後に次の映画が始まるというチュー
同じ映画館だから出来たこと

2本目は

【いとみち】





オール青森ロケの
内気でじょっぱりな津軽弁少女の成長を描く物語

越谷オサムによるベストセラーの映画化!

監督・脚本は、横浜聡子監督

青森出身の役者さん多数
ご当地アイドルも出演してるし、監督自身も青森市出身

〖いとみち〗とは、〖糸道〗と書くみたい
糸道とは、棹を持つ左手人差し指の爪に作る溝のこと示すそうです
津軽三味線やってたら当たり前のことかも

主人公は、〖いと〗という名前なので
〖いとの行く道〗で〖いとみち〗かもなんて思ったり照れ



相馬いと……駒井蓮
相馬耕一……豊川悦司
相馬ハツヱ……西川洋子

葛西幸子……黒川芽以
福士智美……横田真悠
成田太郎……古坂大魔王
工藤優一郎……中島歩
伊丸岡早苗……ジョナゴールド
青木……宇野祥平








(あらすじ)
『人が歩けば道ができ、道を振り返れば歴史という景色が見えるど言う。ああの歴史まんだ、どこさも見当たらね』
青森県弘前市の高校。日本史の授業で、順に音読する相馬いと(駒井蓮)は、この世代には珍しく、激しい津軽弁なまりで、みんなから笑われる。
なまりと人見知りで本当の自分を見せることができず、友人もいない
通学電車の五能線。板柳駅で降りるいとに向かって、クラスメイトの伊丸岡早苗(ジョナゴールド)が、『へばね』と呟いた
声は聞こえないが、嬉しさが込み上げるいと。
自転車で軽快に家へ帰る


父・耕一(豊川悦司)は民俗学者で大学教授
東京出身の耕一は婿入りし、いまは亡き妻・小織の故郷で義母のハツヱ(西川洋子)と一人娘のいとと3人で暮らしている。
その自宅にゼミの学生を集め、名も無き津軽人の方言が録音されたテープを聴いている
ハツヱが『ママ、けー(ごはん、食べなさい)』と学生たちをもてなし、得意の津軽三味線を披露している賑やかなところへ、いとが帰宅する。
居間の長押には、いとが中学生のときに三味線コンクールで入賞した記事の額装が飾られている。写真のいとは、目を閉じて歯を食いしばり、大股開き。
その姿がはずかしいとは、額装を乱暴に取り外して仏間にしまいこむと、友達の家に行くと出かけてしまう。いとを気遣うハツヱは干し餅を手渡した。


ソファーに寝転びスマホをいじっているいとは、ロボット掃除機の導入に喜ぶハツヱが三味線を弾こうと誘うも『忙すい』とそっけない
ハツヱはいとの手を取り、指を見ると"糸道”が消えていると指摘する。
自分と祖母は弾き方が違うからやりづらと言うといとに、
耕一は『自分の表現をしろ』『言葉を使うのが苦手だから。音で対話する』と鼓舞する


ひょんなことからメイドカフェのアルバイト募集を見つけたいとは、青森市の〖津軽メイド珈琲店〗へ
愛らしいメイド服はいとによく似合ったが
『お、お、おおんがえりなさいませ、ご、ごすずんさま』と、なまりがきつく、肝心の挨拶がうまく出来ない
それでも徐々に給仕や掃除、芋の皮むきなどの仕事を覚えていく
時折店には顔を出すオーナーの成田太郎(古坂大魔王)はみんなに優しいが、〖絆〗について熱く語る姿はなんだかちょっとインチキ臭い

家で耕一のゼミの学生たちが、三味線と弟子だった娘(いとの母・小織)について語るハツヱをビデオ撮影
いとが学生に津軽弁を通訳する。
その晩の食事中、いとは耕一に出身地・東京について尋ねた。『行きたいなら行け!』と耕一
いとは答えに詰まる


翌日、客の痴漢行為に驚いたいとが転倒して店は大騒ぎに。いとはその場を収めようと
『わぁが悪いんで』と言って事務所へ
そんないとに幸子は、『その考え間違ってる。おめもみんなも、全員傷つく』と厳しくも温かい言葉をかける。
いとは頷いて、涙をこらえながら幸子の手作りアップルパイをもくもくと食べた


帰宅したいとは、もやもやを吹き飛ばすように三味線を弾いた。
が、うまく弾けず、胴皮がバリっと音を立て破れてしまう。駆けつけたハツヱは『ずっと放ったらかしておいだはんでおろ、なあ。三味線怒ってしまったんだ』といとをなだめた。


津軽メイド珈琲店。
じょうれの青木(宇野祥平)と栗原(石郷伸明)と藤沢(熊谷衡)の3人が"イトテンキョー”いとさんのプライベートに立ち入ることなく、転ばないように見守りかつ痴漢の接近は断固阻止する紳士協定の立ち上げを宣言した
店の外、ビルの踊り場で昼食をとるいとの横で、漫画を描く智美は卑屈な態度でいとに当たりながら自身の夢を語る。
困惑し、卑下するいとに、智美は
『自分を蔑むのをやめたら』と核心を突く



高校の課外授業。弘前れんが倉庫美術館で
〖青森空襲を記録する会〗のおじいさんから空襲にまつわる話を聴く
その帰り道、前を歩く早苗に駆け寄り思い切って声をかけるいと。
『なんか苦しくなっちゃった、戦争の話』と言った早苗は、片耳のイヤホンをいとの耳にあて、人間椅子の【エデンの少女】を聴かせる
いとは工藤店長から初めての給料をもらうと、帰宅して三味線のケースにしまい、三味線を取り出して【エデンの少女】を爪弾く



珈琲店の従業員と慰安旅行で浅虫海岸へ。
娘の樹里杏(櫻庭悠月)を連れてきた幸子の年齢を計算するいとに、幸子は中卒のシングルマザーが働く苦労や津軽メイド珈琲店が理解ある職場であること、そして、愛娘の樹里杏の内気でじょっぱりなところが、いとと似ていると言う。
幸子の飾らない言葉に、いとは思わず心の奥底にしまっていたことを吐露する
『かっちゃ(お母さん)死んだの、わあ幼稚園の頃で。かっちゃさ髪ば梳いでもらったんです』
『人さ可哀そうって思われるのが嫌で、絶対泣がねって思ってたっきゃ、いつの間にか涙は出なぐなってしまいました』



テレビのニュースで成田オーナーが逮捕されたことを報じられ驚愕したいとは、ハツヱに知られないように、慌ててリモコンでテレビを消すが、リモコンを取り返したハツヱが再びつける。
八甲田山に初雪が降るという天気予報を耳にした耕一は、映画【八甲田山】の軍歌を歌い出す


翌日、津軽メイド珈琲店の外壁に、誹謗中傷が書かれたビラが貼られていた。
いとは幸子や智美と共に、工藤店長から成田オーナーの前科と、退職金を払って店をたたむ意向を聞かされる


夜、帰宅したいとに、耕一は『もう行くな。要は水商売だろう』と叱咤
メイド喫茶に集まる客に対しても、ろくに女性に相手にされない奴だと決めつける。
言葉に詰まったいとに、『言いたいことがあるなら言葉使え』をたたみかける耕一。
すると、いとは『差別主義のインチキ教授』と言い捨てて居間を飛び出す
家出の支度をしたいとと耕一は玄関で鉢合わせ。
ハツヱは干し餅を渡しつつ
『頭冷やしてこい』とじょっぱりな二人を放り出す。いとと耕一は家を出ると左右に分かれて歩き出した

バッグと三味線ケースを抱えたいとは、バスに乗って早苗に会いに行く。古びた長屋の早苗の家で【エデンの少女】を爪弾くいとに、『三味線を弾いた方がいい』と早苗
早苗の母がパートに出かけると、二人は歌いながら小さな部屋をぐるぐると回り続けた


開店しているものの、客の来ない珈琲店に、いとは三味線を持っていく。
『わあ、好ぎだ人だぢど、ずっと一緒に働きてえです……まんだいっぺえお客さんさきてもらいてえんです。三味線弾がせてください』と申し出る
いとは三味線を修理してもらい、ハツヱの横に座って、一緒に弾く


翌日、珈琲店に大きなリュックを背負った耕一が来店。厨房から出てきたいとは思わず身を隠すが、店長に頼んで、初めて自分でいれた珈琲とアップルパイを耕一に差し出す。
無言のままの二人。耕一は『けっぱれ』といとに告げる。耕一が去ったテーブルには『め(うまい)』と書いた紙ナプキンが置いてあった


珈琲店がリニューアルオープンすることになった。イトテンキョーのメンバーはチンドン屋に、智美は街でチラシを配る
いとはメイド服を洗濯、やすりで左手の人差し指に溝、"糸道”を作る


珈琲店のリニューアルオープン当日。夕刻になると徐々に客が集まり、ハツヱもやってきた

事務室で鏡を見つめるいと。『髪直す?』と幸子がいとの髪の毛を梳かす
いとの目から、涙が流れる…


マイクを持った智美に紹介され、ステージの椅子に座ったいとは、智美からマイクを受け取る。店内には早苗の姿も
『わあは、好きだように弾ぎます。だはんで……好きだように、してけ』
ハツヱが弾く三味線から覚えた【津軽あいや節】を弾き始める
独特のリズムと間で奏でられるいとの音楽
ハツヱ、早苗に、客、工藤や幸子がそれぞれの思いで聴いている。
いとは閉じていた脚を徐々に開き、いつしか大股開きで演奏に熱中しているが、表情に力みはなくたおやかだ。店全体が穏やかな空気に包まれる



岩木山に登るいとと耕一。
いとは頂上から津軽平野を、そして自分の家の方向を見て『ちっちぇな』とつぶやき
やがて『おーい!』と呼びかけ手を振る




やっぱりラストのいとの津軽三味線のパフォーマンスに心を掴まれましたね
いと役の駒井蓮さん
青森出身だけど、そこまで訛ってないので
言葉の壁にもぶつかったようです!
見てて三味線やってた人なのかと思ってたら
触ったこともなく、一から始めたというのは驚愕びっくり
役者さんの凄さですね!
豊川悦司さんと親子っていうのもキャラが違うからこその面白さ
おばあちゃん役の西川洋子さん
家族に温かみをもたらすと共に、三味線のお師匠さん
いとの良き理解者ですね

津軽三味線のカッコ良さを堪能出来ました
メイド服で三味線
可愛いのに激しさもあって
伝統とオタク文化の融合でしょうか!


メイドさんに横田真悠さん
芽以ちゃん(もう結婚されてるし、"さん”じゃなきゃダメな感じもあるけど中学生から知ってるしなぁ爆笑)
可愛い"(∩>ω<∩)" 
間違いない笑

成田オーナー役の古坂大魔王さん
青森出身だからこそのキャスティングかな
古坂大魔王さんのトーク好きなんですよね
上田ちゃんネルでのトークは秀逸👍


パンフレットがめちゃくちゃ内容濃くて充実している
写真やストーリー
役者さんそれぞれのコメントは当たり前ですが
監督インタビューやコラム
ロケ地マップや脚本まで載ってるなんて
┌(._.♡)┐アリガタヤー

黒川芽以ちゃん目的でしたが
駒井蓮さんも知れて
とっても素敵な映画でしたね🙋