MANNISH BOY -5ページ目

牛ノ背~亀尻峠 早春の候、山歩きはいかが?

以前入っていた、山の会の先輩を案内する。

とても会話が楽しい知的な女性だが、ぼくの親より遥かに年上なのが切ないところだ。


西山林道の堰堤からの登山口から登り始めると、フクジュソウの群生地がある。


MANNISH BOY-a1


大岩の鞍部から尾根に乗る。

ガスが引っかかったままだが、強い西風が午後には吹き飛ばしてくれるだろう。


MANNISH BOY-a2


尾根の樹林を抜ける。


MANNISH BOY-a3


牛ノ背に着く頃、ガスは切れた。


MANNISH BOY-a4


窪地に僅かに残る雪が寂しい。


MANNISH BOY-a5


昨日の雨で天狗塚直下に池が二つできていた。


MANNISH BOY-a6


小さな池に小さな天狗が宿る。


MANNISH BOY-a7


帰りに窪地の雪溜まりへ寄り道。

春の残雪のように汚れていない、雨に洗われて真っ白だ。

耐え切れない切なさがこみあげる。

周りには、池へと姿を変えた小さな雪だまりがいくつかある。

諦めたように静かに空を切り取っていた。


大岩の鞍部を直進して亀尻峠へ。


MANNISH BOY-a8


ここまで下るとずいぶん暖かい。

あごなし地蔵も陽だまりの猫のような顔だった。


荒地の中に偶然フクジュソウを見つける。


MANNISH BOY-a9

MANNISH BOY-b1


なかなかの規模の群生だった。

深紅色をしたヤマシャクヤクの新芽が、出番待ちだった。


キブシやフサザクラ、アブラチャンの咲く道を下る。


MANNISH BOY-b3


先輩はずっと楽しそうにおしゃべりしている。

小さな声だが、リズム良く飛び跳ねる言葉が、耳に心地良く響く。


西山栗園の上で、春の顔をしたイザリ峠が、大あくびをしていた。

夜景と夜警

なぜか○が一眼レフを買った。

なぜだ?


中古の40Dとはげちゃんから借りパク(予定)のレンズで、さっそく夜景の撮影に出かける。

いろいろ教えるのがめんどくさいので、途中で2号を講師として無理やり連れて行く。


場所はまあここでいいんじゃない、と手堅くここ。

MANNISH BOY-b3


こんな感じ的な写真をだらだらと撮るが、撮影そのものよりなんか夜にふらふらしている雰囲気が、好きだったりする。
MANNISH BOY-b1


で、ここで撮影してると、警備員が「何をしているのですか?」と聞いてくる。
MANNISH BOY-b2
その若干高圧的な空気から、何を言い出すのかは察しはついたので、「見てわからないですか、撮影ですよ」と宣戦布告。

警備員は「ここは撮影許可が必要」と得意げに話す。

「頼んでないのに勝手に建てといて、何の許可が必要か?おかしいと思わないのか?」と言ってみる。

警備員「上から言われた仕事、決まりですから」とちょっと不満げ。

田舎もんが成り行きで立場上警備してるだけであって、とくにえらいわけでもなきゃ、権威があるわけでもないんだよ。

最終的には「上から言われた仕事、決まりですから」と魔法の呪文で逃げるなら、最初の接し方を考えろと言っているのだ。

俺が法律だ、とか言わんばかりの態度なぞとるんじゃないよ、おばかさん。


てことで、おっさんの撮影会は終了。
MANNISH BOY-b4
ドーナツの香り漂う駅前で、すでに閉店してしまったドーナツ屋さんを恨めしげに、言葉を失う三人であった。

誘惑

大清水若社長に会うために、京都に行っていたinagemanと府中SAで待ち合わせ。

待っている間に毛鉤を巻く。


MANNISH BOY-a1

車の中でちまちまやるがフックが、14番しか使えそうなのがない。

すっかり目が悪くなったので、このくらいのサイズがちょうどいい。


13時過ぎに合流。

渓に降り立ったのは、14時半。
MANNISH BOY-a2
すっかり足が良くなり、憎まれ口も冴え渡るinageman。


もうショウジョウバカマが咲いていた。
MANNISH BOY-a4
渓流で見かけるショウジョウバカマは白いのが多いな。

落ち葉を押しのけて、やっと腰を伸ばしたといったところ。


河畔林の新緑はもう少し先。
MANNISH BOY-a5


入渓した時間が良かったのか、日曜日だというのにアメゴの反応がいい。
MANNISH BOY-a6


出だしに小さいのを一匹釣って、満足してしまったぼくを尻目に、inagemanは釣りまくる。
MANNISH BOY-a7
そうなると、また欲が湧いてきて釣りたくなるのが釣り人。

しかし、空回り・・・。

何度もしてやったり的な出し方をしたのに、毛鉤にかかることはなかったが後の祭り。


とはいえ、やっと渓流が始まった感触を心から喜び合った。

まだ、雪を諦めきれないけど、サビがとれはじめたアメゴの誘惑は相当なものだ。

ふて寝

inagemanとはげちゃんの手を借りて、今月の仕事のDMもなんとか仕上がった。

inagemanの家で遅くまでやって、そのままおっちん の待つあの場所へ。


MANNISH BOY-c1


仕事が遅くなってしまい、もうすでに釣りを終えていた。

かなりいいかたのメバルをあげていたなぁ。うらやましい。。

海辺で話し込み、うちに場所を移して話し込み。さんざん物欲を刺激しまくって帰っていった。


翌日、DM発送の準備を整えて、inagemanとうどん屋を二軒まわり、2号に無理やりカフェ案内をさせて極光へ。

ネットで買ったクライミングシューズを試していたおっちん とちょこっと登る。

inagemanの車のタイヤをみんなで換える。


夕方になって郵便局でDMを出す。

帰宅後、予定を仕事HPに書き込んでいるときに、DMの間違いに気付く・・・。

あんなに二人の時間を浪費して作って貰ったのに、おれのチェックが甘かったせいで・・・。


悔やんでもしかたがないので、ばたばたと動く。

郵便局で取り戻して続きをするが、県内は発送済みで県外の10通のみ戻ってくる。


持ち帰り、訂正。訂正をできない人のぶんは、はがきに訂正箇所を書いて発送する。

訂正はがきの住所をプリンタで打ち出すが、6つを残しインク切れ。


できたぶんだけ郵便局へ持っていく。

時間が時間なのでヤンキーの集まるナントカホーテに行くが、めちゃくちゃ混んでて駐車場に入れず諦めて帰る。


完全に心が折れて、ふて寝。。。

少しでも前に

ちょこちょこと極光。

久しぶりにあっちゃんと話をしたかったので、あんまり乗り気じゃなさそうだけど来てもらう。

あいかわらずの語り口で、安心したよ。

そして、クライミングも彼らしいいい動きをしていた。


MANNISH BOY-b2


こんぶに撮ってもらった写真。

なんかいい雰囲気が漂ってるなぁ。


MANNISH BOY-b1


肩はあいかわらずだけど、稼動域が少しずつ広がってきた。

腹の脂身が邪魔。