探偵言いたい放題 パート2 -17ページ目

警部補"村田"登場! ②

 この店は、中国、韓国、台湾の外国人専門のパブであり、売春の事実、更には、覚せい剤に関する情報まで浮上してきた。
 私は、嫌であった。売春などは、このような店では、ごく当たり前な情報であるが、覚せい剤となると厄介である。何故ならば、警察が絡んでくるからである。我々営利企業にとっては、警察と絡むと時間のロスが大きく、更には、面倒くさいのである。
 そんな中、現場付近をうろついていると嫌な物を見てしまった。
 刑事である。K警察署の刑事2名が現場で張っていたのである。これは本当に厄介になるぞ。関わらないうちに「帰~えろ」とした直後、ある男とバッタリ会ってしまった。K警察暑のキレ者警部補“村田刑事”であった。「ついてねぇ~」
 この刑事は、私の知っている警視正の以前の部下であり、何度か顔を会わせたことがあった。しかし、私は気づかぬふりをして通り過ぎようとした時、
 「よっ。久しぶり」と様子を伺うように声をかけられた。私もすかさず切り返した。「何してるの。こんなところで」。
 村田刑事と会うのは、1年ぶり位であった。相当キレ者の刑事であるとは聞いていたが、随分、目付きが鋭くなり、風格が感じられた。そんなことを考えながらふとあることを思い出し、頭に電撃が走った。
 「そうだ、この刑事現れるところ逮捕近し」ということを思い出した。
 すると、村田刑事は、「ちょっと話しましょうか?名誉探偵イッちゃん」
 やはり、私のことは全てお見通しか、しょうがないと思い話すことにした。
 話しをしてみるとやはり売春容疑でパクリ、覚せい剤の事実関係の調査をしたいようであった。つまり売春は別件逮捕、本筋は、覚せい剤のようだ。

つづく

警部補"村田"登場! ①

 依頼人は妹のことを心配する52歳の男性であった。内容は妹の旦那の浮気である。「とにかく妹が悩んでいるのでお願いします。証拠をつかんでください。」という一般的な浮気調査であった。
 妹の旦那である被調査人(A氏)は、市役所に勤務する50歳で、バーコードヘヤーの総務課長という典型的な公務員である。
 早速、A氏を調べたところ市役所から車で10分位のところにあるアパートで一人暮らしをしている韓国人女性(韓子)28歳が浮気相手であることが判った。
 韓子は、A氏の市役所と同じ市内にある外国人パブに勤めていた。
 これも典型的なパターンである。日本人女性に比べると、とにかく尽くしてくれる外国人女性は、特にこのような日本人女性には相手にされにくいバーコードヘヤータイプのおやじは、夢を見てしまうようである。しかしながらA氏のようなおやじ層は家族のために働き、家では邪魔扱いされ…ほんと同情してしまう。夢を見るのも分かる気がしないでもないが…
 これらの事実を依頼人へ報告すると依頼人は「この女の勤めているお店についてもっと詳しく調べてほしい」と要求してきた。やはり、旦那が公務員ということもあり非常に心配なので調べたいとのことである。
 その後、韓子の勤める店について調査を開始した。するとやはり色々な裏事情が判明してきた。

つづく

ゲートボールは♪ルンルン♪ ③

 調査を開始すると液基は、予定通り、ゲートボール場に向かった。 ところが、ゲートボールを始めて1時間もしないうちに切り上げて何処かへ行った。すると車で15分程行った住宅街の外れにある家に行った。 その家には、3時間程中にいた後に帰ったのであった。 次の調査でも同じ行動をした。裏をとってみると、その家には、42歳になる未亡人が1人で住んでいた。この未亡人、5年前に夫を無くし、また、子供も今は家に住んでいないようであった。 正しく、これが浮気相手だったのである。そして、あれは、2回目の調査の時であった。1階の2人がいるであろう部屋のすぐ近くにちょうど人目につかない空き地があったのでそこに張り込んで中の様子を伺おうとしたその時であった。カーテンだけ閉めて窓の開いた部屋から激しい快音が響き放出されていた。  「ア~~~ん・・・・・・」「ウウウ~~~・・・・・・」  そう、激しいあれ(・・)を2人はしていたのである。  それは、二人合わせた年が104歳の声ではなかった。 私は思った。これだ・・・ これが、下半身の二乗だ~―と。 真実が明らかになるのと同時にあの理論方程式の証明がなされることになったのであった。 後日、研究の成果を確認するため、方程式に調査ファイルのデータを当てはめてみると結果はやはり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・