モノレールと沖縄民謡と昭和歌謡(QMA九州・沖縄検定) | キハのひまつぶし研究室

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本日、QMAランキング検定「九州・沖縄」の結果が確定しました。
最高得点は5059点、最終順位は画像より一つ下がって43位でした。

4月から、1週間の予算を1000円から1500円にアップしたので、プレー回数は昨年の「世界遺産」よりも多くプレーできたはずなのですが、5000点を突破できたのが最終日ギリギリで、結局一度も全答できずに終わってしまいました。毎回どこかで初見の難問が紛れ込んでいて、必ず1問は落とすということを繰り返していました。4年半前の回収ノートで予習復習しましたが、それでも追いつかないくらい問題の入れ替えがあったのでしょう。

地元で暮らしている人でないとわからないような問題が数多く出されました。各県の高校の偏差値順なんてわかりませんよ、そんなもの。遠く離れた北海道に住むただの地理好きが、5000点を突破しようとしたのはちょっと無理がありました。

さて、ここから先は読み飛ばしていただいて結構です。

4年半前の記事では九州の鉄道について語ったので(というか、キハ183-1000番台のことしか語っていませんが)、今度は沖縄の鉄道について語りたいところです。しかし現在沖縄県で運航されている鉄道といえば沖縄都市モノレール(愛称:ゆいレール)だけです。何年前だったか、ゆいレールに乗ったことはありますが、何か特徴があるわけでもないごく普通の跨座式モノレールなので、特筆すべきことがありません。印象に残ったことと言えば、車内の次駅案内放送で、沖縄民謡を元にしたチャイムを鳴らしていることです。
当時、現地でサントラ的なCDを買ったのですが、これはなかなか良い買い物だったと思います。イージーリスニングとして聞いています。

今回の検定期間中、私の脳内ソングが沖縄民謡になっていました。レとラの音を抜いた独特の琉球音階がなかなか心地良いです。先ほどのCDとは別の沖縄民謡のCDを新たに購入しました(今どきCDというのも古臭いかもしれませんが、形あるものとして手元に置いておきたいことがあります)。

ところで話は変わりますが、春日八郎という歌手が歌った『お富さん』という曲をご存知でしょうか。私の好きな昭和歌謡の名曲で、歌舞伎の演目をモチーフにしているらしいです。演奏を聴くと、「タ、タンッ、タンッ」というような小気味よいリズムを繰り返す手拍子が入っています(リズムを文字で表すのは難しいですが、なんとなく想像できますでしょうか)。

で、話を沖縄民謡に戻すと、沖縄民謡の数多くの曲が、この「タ、タンッ、タン」というようなリズムになっていることに気がつきました。例としては、『谷茶前』(たんちゃめー)、『だんじゅかりゆし』、比較的新しい曲だと喜納昌吉(きなしょうきち)作詞作曲『ハイサイおじさん』などがそんなリズムになっています。

先ほどの『お富さん』を作曲したのは、渡久地政信(とくちまさのぶ)という沖縄出身の人で、沖縄のカチャーシーの要素を取り入れたということなのだそうです。なるほど、この曲の魅力はそこにあったのか。沖縄民謡と昭和歌謡は互いに異質な音楽だと思っていましたが、意外なところで接点がありました。