じゃない気がして | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

じゃない気がして

今夜は、オイルサーディンと根菜の和風パスタ。

 

 

何となくリースリングじゃない気がするんだよなぁ...

そんな訳で、マキシミン・グリュンハウス醸造所の2018年産ピノ・ブランを。

 

 

スクリューキャップ。少し緑色がかった明るいレモンイエロー。熟したリンゴやバナナを感じさせる果実香。

程好くジューシーな中肉の果実味。リースリングのようには伸びないが、そこそこ凝縮感のある酸。

中盤以降舌の上に残るホロ苦い柑橘の厚皮系のミネラル味。時々ふと樽やナッツを感じさせる風味がある。

味わいは基本的に若々しいが、時間が経過するとグラスの中は田舎っぽい梅の花系の香りに置き換わるので

そろそろ曲がり角に差し掛かりつつあるのかも。若干飲み飽きするのが玉に瑕。

 

開栓2日目。プファルツのリースリングの後に飲むとかなり残糖が多い印象。

開栓5日目。フランケンのヴァイスブルグンダーと並べて飲んでみた。

多少残糖が多く、輪郭も緩やかでボヤッとした印象で、もっさりと田舎臭い味わい。84/100
(過去のヴィンテージ→2017年産2016年産2015年産2014年産2013年産

 

2018 Maximin Gruenhaus Pinot Blanc Qualitaetswein

Weingut Maximin Gruenhaus (Mertesdorf/Ruwer)

A P Nr 3 536 014 14 19,Alc 13%vol,9.90€