ピノ・ブランという名のヴァイスブルグンダー | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

ピノ・ブランという名のヴァイスブルグンダー

マキシミン・グリュンハウス醸造所のヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)には2種類あって
ひとつは、使い込まれたニュートラルな木樽で醸造した廉価な「ピノ・ブラン」。
もうひとつは、厳選したヴァイスブルグンダーを
グリュンハウスの森で採れたオークを使った新樽で発酵&熟成させた上級キュヴェ「ヴァイスブルグンダー」。

最近ちょっとご無沙汰しているグリュンハウスだが、今夜は久しぶりに2014年産のピノ・ブランを開けてみた。
えーっと、これは前者の安い方ね...安い方。σ(^_^;)



スクリューキャップ。明るいライムイエロー。リンゴや柑橘の香りに、仄かにシーファーを感じさせる土臭さ。
口当たりはフワッと柔らかな果実味。半辛口とはいかないまでも若干の残糖感。酸は穏やかだが不足はない。
アフターにホロ苦い甘苦感がいつまでも舌の上に残って切れないのがブルグンダー系品種らしいところ。
コスパは悪くないけれども、2013年産の好印象に比べるとこの2014年産は、残念ながらまぁ平凡かなと。

翌日は凝縮感が増して結構良い感じに。
4日後。フレッシュな果実味がたっぷりで、引っ掛かりの無い直球勝負のシンプルな味わい。
うーん、割と良いじゃん。84→85/100    (過去のヴィンテージ→2013年産

2014 Maximin Gruenhaeuser Pinot Blanc Qualitaetswein
Schlosskellerei C. von Schubert (Mertesdorf/Ruwer)

A P Nr 3 536 014 13 15,Alc 11.5%vol,9.90€