エンジンオイルを買いました。
おいおい・・・まだ自動車も来ていないというのに、
次回のオイル交換用にと
20Lペール缶のオイルを買いました。
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早すぎ
どう考えてもフライングー
レガシーB4の指定オイルは「0W-20」
つまりは、0Wとは=冬の寒い時期-35℃での始動が約束されているオイルの硬さであり
そして、後ろの数字である 20は高温時の粘度指数を差します。
冬は-35度でもエンジンの始動が可能であり、また夏場の暑い時期にでも
粘度を20に保つことが出来る性能を持っていますよという表示です。
柔らかいオイルですので、エンジンのピストンが上下動する場合に
抵抗が少なく、省燃費に役立つことが考えられ、
最近の車では、0W-20という純正指定はよく見られるようになりました。
そんな中で、私はある計画を立てます。
それは、何せ今回購入したレガシーは10万キロ近く走行している中古車ですので
純正もアリなのですが、少しエンジン保護のために硬いオイルを入れてやろうと
思ったのです。
我が山形県では、最低気温は北海道根室のようにマイナス50度になったりはしません。
大体、マイナス10度から15度が最低気温だと思います。
そして、逆に、最高気温が高い地域性でもあり、
35℃~39℃になることもあり、高温における障害の方が
さくらんぼでも車でも昨今は気になる状況になってきています。
ということで、高温対策として5W-30のオイルを買ってみました。
オイルには、鉱物油、部分合成油(20%化学合成油を混ぜだもの)、
100%化学合成油の種類があります
そんな中で、鉱物油や部分合成油には若干のミネラル成分という粒子が含まれています。
500Kmほど走るとミネラル成分が砕けて、オイルの性質を落としてしまい
フィーリングが悪くなってきます。
化学合成油は、100%作られているもので、VHVI合成油
PAO( ポリアルファオレフィン )
エステル イソパラフィンなどがあり、メーカーによって何が原料か
またどのような抽出方法かの違いがあり・・・・機能的に違いはあるものの
運転者が感じるフィーリングに変化が無いのが特徴です。
今回私が求めた基準は、
エステルなどのグループ5などの高級品のオイルではなく、
製品基準SNシリーズではなくSPシリーズの
ベースオイル グループ3の100%化学合成油であれば、実用上は問題ないと判断しました。
逆に、レガシーにグループ4のパオやグループ5のエステルなどを入れてみても
添加剤の関係性で、宝の持ち腐れ感も出てくることから
グループ3のオイル品質で、モリブデンを添加してやって
5000Km~1万キロ毎に交換をした方が良いのではないだろうか
という判断をしたのです。
一応SUBARUの公式ではNAエンジンのオイル交換タイミングは1万キロ毎となっています。
エンジンオイルの目的は
潤滑、密封、冷却、洗浄分散、防錆作用などですが、
今回の、目論見は、丸山モリブデンで金属摩擦を減らすことが第一であり
以前、軽トラックに、モリブデン配合エンジンオイルを入れた時に
何だかとてもフィーリングが良くて、しかもSUZUKIのキャリーのエンジンが
私がバイクの中型免許の教習で使用したGSX-400の回り方によく似ていて
高回転型のすごくいい印象だったんですよね。
また5W-30のオイル硬度にワングレード上げたことにより、
密封作用と高温時の冷却作用を上げて夏のオーバーヒートを防ぐように考えてみました。
そういう事で、今回のレガシーB4のエンジンオイルは
5W-30のAZシンセティックオイル4.6~4.8L(フィルター交換時)と
丸山モリブデン230ml~250ml(フィルター交換時)
という風にして4回は、オイル交換できるようにと20Lのペール缶と
1Lの丸山モリブデンを購入してみました。
これで、これから4万キロはダイジョウVという事でニワカ安心しています。
まだ、整備されて車も来ていないというのに、
エンジンオイルを買って待っているというのは、なかなかの早とちり具合ですが
私にとっては、車はエンジンオイル命
みたいな風に思えてなりませんのでお許しください。
しかし、今回調べてみて分かった事があったのは、
API規格の SN と SP がとんでもなく違いがあるということです。
ベースオイル グループ5のエステルをSN規格のものを買うよりも
SP規格の ベースオイル グループ4を買った方が幸せになれるような気がすることです。
それほど、以前と最近のオイルの規格が変わっていることが驚きました。
あくまでも、個人的感想であり、
オイル販売メーカーがどのようなベースオイルのグループ分け配分配合と
また、どのような添加剤を入れているのか?
によってまた違ってきますので何とも云えませんが、
私は、ベースのエンジンオイルを100%化学合成油を選択し
それにモリブデンを配合してやることで、
メカニカルな耐摩耗性とフィーリングの耐久性が変わることを経験して以来
1回のオイル交換費用に8,000円程度のコストが掛かりますが
それで、自分が感じる最高のパフォーマンスが得られるのならば安いものだと思います。
そんな事で、今回はエンジンオイルを買いましたという報告になります。
最後までマニアックな内容にお付き合い頂きましてありがとうございました。