リスクとレバレッジ | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

今日は株の話

 

しかも、ド・素人が考えることなので

 

無知な事や、話の流れにバイアスがかかったりすることもありますので

 

3時のおやつや酒のつまみ程度に、流す程度にお付き合いください。

 

 

 

 

 

いよいよ、来年には誰もが知るリセッション、

 

つまりはアメリカの景気後退局面が近づいてきていることは誰もが承知している事と思います。

 

ただ・・・利上げ継続中の今でないのは、ご存じかもしれませんが、

 

11月のアメリカ大統領選挙には、大体、過去を見ると・・・

 

いつもそれに向けて株式市場が盛り上がりを見せて

 

どんな悪材料も打ち消される傾向と、またコントロールされることが恒例であり、

 

もう一つは7月から8月にかけてのヘッジファンドの夏休みによる

 

夏枯れ相場という現象によって

 

一時的な加熱感の鎮静化、若しくはボックス相場と云われるチャート上の値動きしかしないことも

 

リスクを一時的にベールを掛けて見えなくされる効果かもしれません。

 

 

 

日本とアメリカの我々底辺労働者の庶民的働き方の違いによるところが多分に違いがありますが、

 

日本の失業率は、いつの世でも献身的であり、

 

有効求人倍率が2%を超えたとしても失業率は5%を超えることは稀でしかなく

 

大してアメリカは、失業率が14%を超えるほどになってしまうこともあるのは

 

やはり、自由の国という職への執着心の希薄意識と、

 

そしてビジネススクールなどに見る労働構造の違いによるものでしょう。

 

 

 

アメリカの金利上昇、そして下降と失業率の急上昇とCPIの変化には関連性があり

 

それは、ある意味で、失業率の計算式でサームルールという法則性が見いだされ

 

0.5を超えるとリセッションになるという現象であり、

 

大凡にしてその現象は半年以前の過去の確定結果であり

 

それが、今までの歴史に記録されていて、今後も同様になるのか?

 

 

本当のところは定かではありませんが、法則性がある以上は十中八九

 

この度も同様でしょうけれども、

 

その予測されるリセッションは、今ではありません。

 

 

来年の6月には、もしかしてサームルールの結果は確実に判明するでしょう。

 

 

それまでは、大方・・・今の円安基調な流れに変わりはないように思います。

 

 

しかしながら、一旦そうなってしまえば、

 

アメリカ経済が月足MACDでのデッドクロスとなり

 

日本の円高へと向かう流れとなることは間違いありません。

 

天才が集まる支配国であるアメリカでは、

 

それほど長くに渡ってのリセッションは続くことはないとは思いますが、

 

気になるのは他国の持ち合いの関係性です。

 

 

そのピースの断片の欠片である債権。

 

先日のニュースで農林中金が数兆円の評価損がある為に

 

年度末には米国債を大規模に売却して、損金を減らそうとする計画だという話を耳にして

 

やはり、上場会社と云うのは、四半期のQ(クオータ)毎に決算を公表して

 

進捗状況や営業利益などを出していく上で

 

債権市場によってやりくりしてきた農林中金にとって

 

アメリカの利上げの影響によって、または債券価格の下落によって

 

売って利益を確定して、損益を計上しなくてはならないのは、

 

やはり上場会社の株主の強い影響であることは否めません。

 

 

個人投資家であるならば、信用取引などをしていなければ、

 

また米国債債券価格は必ず値上がりするのだから持ち続けておけば良い

 

という風に考える訳ですが

 

社債や劣後債などの利回りの良い債券を持つことは、

 

ある意味でのリスクとなり、それにレバレッジでもかけて購入した挙句に

 

債券価格が下落基調ならば、損益を拡大しないためにも、

 

やはり確定売りという方法しか仕方がないのでしょう。

 

(図は、私の独自の抽象化による表現)

 

レバレッジは、右肩上がりに上昇局面では有利に働き、また信用取引などでも

 

下落局面が分かっている時には、空売りによる有利な局面もありますが、

 

株式市場においては、・・・・最近ようやく私も分かってきたのですが、

 

下落局面は一時的であり、しかもひとたび発生すれば大暴落の傾向があるものの

 

一旦上昇基調の月足MACDのゴールデンクロスが始まると、たちまち上昇してしまうという事で

 

本当に信用取引におけるショート取引は難しいことを思い知らされました。

 

 

 

今では、あえて信用取引を封印して、現物取引に限って運用し

 

リスクヘッジには、長期目線でのレバレッジ1倍の為替取引FX

 

もしくは金取引などのコモディティ取引によるヘッジを行うようになりました。

 

 

 

短期的な取引を行うには神経を使いますが、長期的目線ではファンダメンタルズ分析が出来れば

 

それ程神経を使わずに済みます。

 

 

一番簡単なのは、投資信託が良いかもしれませんが、

 

それでもやはり、自分で判断して売買する方が楽しさもあって

 

その中間的な存在が債権であり、アクティブに取引できる人ならば

 

やはり先物取引や株式市場一択となるのではないでしょうか?

 

 

中国はアメリカ国債購入を止めて、金を買ったり原油を備蓄したりとやっています。

 

日本も、米国債の買い入れ量を減らしたりしていますが、これは何を意味するのでしょうか?

 

 

今、相場の世界を動かしているトレンドは、

 

円安、戦争、QEQT金利などの金融政策、そして

 

現代貨幣理論MMTの破綻によるグレートリセットがあるか否か

 

などが最もコアな話題ではないでしょうか?

 

 

どれも非常も地政学的リスクなど、いくつもの要因が絡み合う内容で、

 

それによって未来予測が何本にも語れるほどに奥深さと不確定要素が混在しています。

 

 

5年前の私なら、今までの話の事などは、全く何のことやらわかりませんでしたが

 

今では、独学で勉強したので、大凡の事は語れるようになってきました。

 

 

とはいえ、大体は書籍やユーチューバーの受け売りですけれども・・・

 

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今までは、レバレッジの効いた取引で利益を出していた人たちでも

 

これからの時代は、なかなかに難しい局面に入ってくると思いますので

 

アメリカのリセッション後には、

 

レバレッジの低い取引が良いのではないだろうか?

 

とちょっと小心に思っているところです。

 

 

そんな中で、あまり話題にはなりませんが、アメリカの銀行の破綻が相次いできています。

 

 

銀行は金利で動く世界であり、融資と返済がセットで利益が生まれます。

 

 

融資先が金利上昇によって返済不能に陥った結果として

 

銀行の経営が立ち往かなくなって、共倒れしてしまうという事は

 

アメリカ経済にとって、サブプライムローンによるリーマンショックを思い起こさせます。

 

 

 

最近は専門家が口を揃えて述べるリスクと云われるものには、ある程度の方向性があるように思います。

 

それはアメリカの財政破綻と、日本の地政学リスクなどによる財政問題です。

 

まずアメリカの破綻については、指数関数的に国債発行を行って利払いを行い続けてきたやり方も

 

いよいよ、ロシア・ウクライナ戦争と中国のBRICS経済圏の確立によって

 

米国債やSWIFTなどからの離脱から始まり、

 

今年6月のサウジアラビアの長きに渡るペトロダラー取引契約期間が終了し

 

今後継続はしないという公言など・・・が重なることによって

 

量的緩和の引き締めをせざる負えなくなるのではという懸念が増大しているという事です。

 

 

いくら現代貨幣理論によって、基軸通貨のドルが増やせると云っても、

 

それを、日本のように自国で発行して、自国で買い支えるというのには、

 

いつかは限界があるのではないかという内容です。

 

米国政府もバカではありません。

 

 

民主党政権と共和党政権では、そこら辺の考え方が違っており、

 

議会で難航することは容易に想像がつきます。

 

 

これはまさに、大統領選リスクと名付けることができ、

 

今後、アメリカは何年にも渡って利払いの為の綱渡り議会承認を続けて行わなければならないでしょう。

 

 

また、中国の台湾進攻における、日本が後方支援と共に、在日米軍基地攻撃における

 

ワリを苦ってしまい、もしも、

 

もしもですが、

 

日本とアメリカ、NATO義勇軍が中国に負けることがあれば

 

戦後賠償という重荷を背負うこととなり、

 

パワーバランスの世界地図が塗り替えられることを意味します。

 

 

それ程に、台湾進攻と日本の将来、アメリカの将来とか密接に結びついているという事です。

 

 

極端例を述べるなら、戦争をせずに、尖閣諸島と台湾を見捨てて中国に差し出すことは

 

最も日本国民を庇護する選択になるでしょう。

 

何なら沖縄まで手放すことを想定しなければなりません。

 

もしも、絶対に沖縄を日本国土として手放さないという覚悟があるならば、

 

日本人全員が、中国共産党と長い戦いを行って、勝ち抜かなければなりません。

 

 

そういう意味で、非常に現在は切羽詰まった状況で

 

これらのあってはならない未来の事態は、習近平リスクと云っても過言ではないでしょう。

 

そのように見てみると、北朝鮮の弾道ミサイル発射などは、目くそ鼻くそみたいなものです。

 

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その他にも万が一の事態の場合には、日本の信用低下による

 

貨幣流通量の低下によっての基軸通貨国としての魅力が失われてしまい、

 

それだけでも、更に円が弱くなってしまい、貿易が難しくなるリスクをも背負うことになるでしょう。

 

そんな風に、リスクを分析しているのですが、

 

今後世界の情勢はどうなるのでしょうか?

 

中国が台湾進攻さえしなければ、アメリカの大統領選挙後に利下げを行って

 

2025年6月以降から失業率が上昇して、リセッションと共に円高に振れるのではないだろうか?

 

と考えているのですが、

 

上手くいけば、3年後か4年後には、1ドル120円台となって・・・

 

と海外遠征したいという登山家の方々と、色々と登山計画について、しゃべってきましたが

 

今は円安で、エベレストとかの海外遠征はお金がかかり過ぎて無理ですという話でした。

 

早く円高にならないかなぁ~という中で、円高になる為には

 

日本の政策金利も数パーセントから2%程度に上げて、

 

アメリカとの金利差を小さくしていかないといけないと思うのですが、

 

植田総裁はどのようにお考えなのでしょうかねぇー。

 

 

という事で、今日は、リスクとレバレッジについて思う所を述べてみました。

 

 

あくまでも、ド素人の脳の中ですので、あしからず・・・・

 

 

 

本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。お願い

バイバイ