SHOCK | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

 

個人的には残念であり、衝撃的であり、今でも信じられません。

 

園地のヘリ。

 

つまりは自宅から300m以上先の栗林の隣の雑木林。

 

所有者一家が全く手を掛けなくなった土地から

 

毎年嫌になるほど破竹という細竹が私の園地に侵略してきており

 

一応、その園地に立ち入って草刈などをしたり竹の伐採処理をしたりして

 

緩衝地帯を作っているのですが、

 

その破竹は、食用にもなり、迷惑でありつつも、何時かしらか・・・

 

毎年の楽しみにも変わり

 

ついぞ、境界線を越えて採取してしまうのは悪い癖でもありますが、

 

一日に5mも土地を侵略して伸びてきて、我が園地にボコボコと竹が生えてしまうので

 

致し方なく、5m元を辿って入って成敗しないといけないという止む負えない事情もあるのです。

 

という事で、破竹を採取している最中の事ですが・・・・。

 

な・・なんと・・・

 

熊の糞を見つけてしまいました。

 

登山をするので、熊の糞は良く見ているので、分かります。

 

また糞の中にはサクランボの種が入っており、びたっと40cmに広がった糞は、

 

カモシカなどの粒状の糞でもなく、サルは人間と似たような糞をしますが

 

大体にして、ここら辺では全く見かけないし

 

イノシシの可能性もありますが、大体にして地面が掘り返されていません。

 

残すはやはり木に登ってサクランボの実を食べられる動物は

 

サルか熊です。

 

1週間前に隣の地区で目撃されました。

 

 

まさか?まさか?

 

こんなところにまで来たなんて・・・信じられません。

 

熊は大体が川沿いに移動することがあり、確かに小川が流れていますので、

 

あり得ない話ではありません。

 

そして、夕方5時を過ぎれば、工場の人々も帰ってしまい

 

一体は半径2キロほどが誰も来ない土地となり

 

竹も生えているし、ミミズなども沢山居るし・・・熊の食料には困らないでしょう。

 

ただ、ずっとそこに居られるか?というと落ち着かないでしょうから

 

移動してしまったと思われますが

 

熊は一度来た道は記憶して、縄張りとして認識してしまいます。

 

 

この熊は、来年もまた来てしまうかもしれません。

 

そう思うと、ショックですし、糞を見てからはタケノコ採取などの心理ではなく

 

ドキドキとして

 

後ろから襲われてしまうのではないか?と心配して

 

ついぞ、鉄製のスコップを握りしめてしまいました。

 

そしてコンテナ2つに一杯になった破竹を運搬機に載せて

 

さっさと引き返してきてしまいました。

 

そんなことで、写真を撮っている余裕はなく

 

また引き返して糞の写真を撮ってくる気も失せてしまい

 

掲載することが出来なくてすみません。

 

よっぽどの専門家でない限り、糞を見て分かる人は少ないし

 

そもそも、心害してしまう画像ですので控えた方が良いかという思いもあって

 

記録しなかったという方が正確かもしれません。

 

 

次回は熊スプレーを持参で自宅の園地に赴かなければならないと思うと

 

今現在、憂鬱と恐怖心とで複雑な思いです。

 

 

広大な園地に年寄りの膝の悪い母に頼んで・・・私に付いて来てくれ

 

などとは言えるはずもなく・・・・

 

勇気を振り絞ってタケノコの成長が終わるまで、隣の管理放棄地との戦いは続きますが・・・

 

そういうことで、本日はショックな日でした。

 

明日からどうしようかな?