防除で悩む | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

おはようございます

 

朝食後に散歩がてらにウォーキングです。

 

さくらんぼ園地と一本だけ栽培しているシャインマスカットを見回ってくると

 

ちょっと気になった葉っぱを見つけました。

 

 

まずはサクランボの葉っぱの虫食い状態と、茶色く変色しているものです。

 

栄養不足かと思いましたが、新梢の伸びの具合を見ると、

 

約15cmから20cmと・・・ちょうど良さそうなので

 

 

マンガンなどの微量元素の欠乏や栄養不足などと云う事ではなく

 

一部の葉っぱに農薬が散布されずに、虫にやられてしまったという事なのでしょうか?

 

さくらんぼの葉に着く虫を調べていくと

 

アブラムシ・エカキムシ・カタツムリ・ケムシ・コナジラミ・

 

ナメクジ・ハダニなどが検索に現れてきました。

 

 

今までは、農薬屋さんに全てお願いしていて、スピードスプレーヤーという機械で

 

決められた期間に散布して回れば、それで良いだろうと、全く気にもしなかったのですが

 

オウトウ管理を数年やってくると、色々と気になり始めてきたところです。

 

 

これからは、一つ一つ調べて、別途農薬のRACコードなどを調べて

 

いつも持ってきてもらっている農薬の他に

 

防除農薬を追加しなくてはならないのではないだろうかと思っているところです。

 

 

アブラムシにやられると葉っぱが委縮したように縮むらしい。

 

 

今年は何故だか?月山錦という黄色い色のサクランボが受粉不良で不作であり

 

また何故だか?その葉っぱがメインでやられている様子なのです。

 

 

また茶色く変色している葉っぱは、もしかして黒星病というものかもしれません。

 

本当かどうかは、まだわかりません。

 

もう少し情報を集めて、勉強していかなくてはならないようです。

 

 

 

 

 

次にブドウの葉っぱには、昨日アブラムシが居るのを発見し、

 

早速・・・マラソン乳剤を2000倍にしたものをスプレーボトルに作って散布してきたから

 

あれ以来、見つけていませんが、

 

今朝もう一度見たら・・・やっぱり葉っぱが被害を受けていました。

 

 

画像のぶどうの葉っぱは炭疽病に感染したもので、一部が茶色くなっています。

 

 

ちょっと詳しく葉っぱを見てみようと思って

 

先日、レイメイ藤井のハンディー顕微鏡を購入したのですが・・・

 

 

イマイチピントを合わせられずにスマホで画像の写真を撮ることが出来ませんでした。

 

 

 

倍率が100倍のものを購入してしまった為に私の使い方では、使い物にならなかったのです。

 

 

農業用では10倍とか40倍程度の拡大率で良いのかもしれません。

 

 

次に、葉に付着したハダニによって栄養を吸われると、広範囲に色が薄くなり、

 

しばらくすると茶色く枯れてしまいます。

 

葉っぱの裏には、糞らしき黒いものが付着していました。

 

農薬を散布して死んだ屍骸なのか?糞なのか?は

 

顕微鏡のピントが合わずに撮影できませんでした。

 

 

葉っぱは、残りの葉緑素で栄養を光合成することはできると思うのですが、

 

私の心が傷ついたので、葉っぱごと除去してきたのです。

 

 

ブドウひと房に約7枚の葉っぱを残して置けば、大きくなるとのネット情報なので

 

一枚二枚程度むしった所で影響はないだろうと思っています。

 

 

毎日、虫やら水の管理やら、雑草の管理やら、やることに暇がありません。

 

本業で缶詰になっていると、園地がおろそかになり、水もかけていないので心苦しい状況です。

 

早く暇が出来ないだろうか?と思いますが、・・現在葛藤中です。

 

そんなことで、今までは肥料屋さんや農薬屋さんに

 

園地の面積に合わせた量や季節に合わせた農薬をを持ってきてください

 

とばかりに任せっきりだった頭を使う部分を

 

自分なりに勉強して、生育の状況に合わせた施肥量や

 

病害虫の写真を撮影したりしながら、予防と対処法をまとめてみようと思い始めています。

 

 

という事で、今日は園地を回って防除について頭を使うという内容でした。

 

 

ご覧いただきましてありがとうございました。パー