米国金利 | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

 

昨年から今年にかけて、新NISAが牽引し、もっぱら株ブームとなっており

 

手数料の20%と安い日本株を推す証券アナリスト

 

米国株でしょとばかりに信託報酬の安いSP500やナスダックなどに

 

ぞっこん一択な初心者駆け出しひよこチーム

 

そして、ユーチューブではもっぱら先駆けとばかりに

 

株価高止まりの中で、米国債ETFがやっぱり現在一推しで買い増しチャンス!!!

 

という風に話題を作っています。

 

 

そんな中で、株式世界というものをどのように捉えていらっしゃるでしょうか?

 

やはり、それはキャピタルゲイン狙いなのか?

 

インカムゲイン狙いなのか?

 

将来の老後の為のウォーレンバフェット流の5%の神話による

 

取り崩し資産を形成する為の投資なのでしょうか?

 

はたまた、次世代への資産を残すための長期投資のポジションなのでしょうか?

 

それとは逆にギャンブル的投機・・・つまりはデイトレードやFXオプションなどのように

 

1日毎の短期的利益を追求する目的なのでしょうか?

 

私も投資歴が数年となってきて、今のところ投機的やり方で赤字損益ではありますが、

 

勉強代だと思って大して深くは考えていません。

 

そもそもパチンコを止めて株式投資をしているので、

 

パチンコの方が散財は大きかったような気がしています。

 

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SP500神話や太陽フレア論などの確証もないバイアスによって銘柄を何となく決めてみたり

 

「金」は儲かるのではないだろうか?(金にはたくさんの政府の罠があります。)

 

などとやってみたり、米国株取引(手数料30%)に傾倒してみたり

 

最近は債権を買うようになってみたり(長期に保有しても年利の利益2%)

 

どの投資スタイルが良いものだろうかと試行錯誤していく中で

 

何となく見えてきたものがあります。

 

 

 

それは、金利です。

 

 

 

日本の金利と米国の金利・・・そして金利差

 

これによって為替レンジがおおよそ決まり

 

それによって貿易企業が50%を超えてきた国内企業の収支は

 

円安ならば貿易企業が為替差による黒字決算となり

 

円高ならば国内企業の仕入れ値が下がり、またもや黒字決算となり得るのだから

 

そういう意味では、そこら辺のポートフォリオを形成し

 

 

ダウの犬戦略によって、4つの分野での資産形成をすればいいんじゃね!?

 

って最近思っています。

 

 

ダウの犬戦略とは、時価総額が大きい企業はそれだけでも信用ができる。

 

PBR、PER、ROA、ROEなどを分析せずとも、

 

世間がそう認めて発展してきているのだから間違いはないのだ

 

 

という妄信しても良い指標が時価総額というもので

 

上位10社の銘柄を同額ずつ買う戦略の事です。

 

 

 

最近は日本株でも一株ずつ購入することが出来るようになってきたので

 

このダウの犬戦略が非常にやりやすくなっています。

 

 

しかし、株の銘柄が分かったところでも、4つのポートフォリオの一つが埋まったにすぎません。

 

残りの3つはコモディティー、債券、その他資産という云うことになりますが

 

それをどうするかという問題もあります。

 

 

その時に重要な事は金利です。

 

 

米国のFRBで決定する政策金利によって株と国債価格のシーソー現象によって

 

株が下がれば国債価格が上がるという現象があり、リスクヘッジと呼ばれますが

 

そのリスクヘッジは国債のみならず、現物金や小麦や原油などのコモディティーや不動産REITも

 

同様にリスクヘッジに繋がっているように思います。

 

しかし、やはり投資の主役は株式市場であることは否めませんので、

 

リスクヘッジをし過ぎても将来の資産の躍進にはつながりません。

 

 

 

また先進国と新興国によっても、波の波長が違っており、

 

これらをうまく組み合わせて持つことで、長期投資時の暴落時に

 

メンタルが耐えられるような気がしています。

 

 

 

そういうことで、昨日、「金利を見れば投資はうまくいく」という

 

本を購入し読んでみることにしたのです。

 

 

 

 

 

前々から、政策金利の重要性は理解していましたが、

 

金利差という部分には注目していませんでした。

 

 

この書籍を読んだ後に、もう一度投資スタイルを考えてみて、銘柄を再選定し

 

10%以上の株価調整局面があった場合に、

 

また買い直すつもりで、一旦現金化しておきたいと思います。

 

 

現在の私の投資スタイルは、上がったら売って、下がったら買うという

 

スイングトレードスタイルなので

 

日米ともに、ちょうど高止まりですので、もう一段上があるかもしれませんが

 

あまり欲を出さずに、8掛けで引けておくと云うことも重要だと心に諭しておきます。

 

 

ということで、またもや今日から金利の勉強を始めます。

 

 

既にSBI証券口座を開設し、楽天証券では買えない生債権を購入するべく着々と動いているのは

 

どれだけ欲深い人間なのかと自分を疑ってしまいそうですが

 

人間の儲けたいという欲はまるで、映画ウォール街のようです。

 

 

ということで

 

本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。