今年初の隣組長の仕事 | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

今回で何回目になるのか?

 

もはや忘れてしまいましたが隣組長が回ってきました。

 

今日は側溝の泥の堀上げと道路見分です。

 

朝6:30から開始して終了したのが7:30でした。

 

10人全員が鉄のスコップを持参して数百mの側溝の泥をあげていきます。

 

その後、町内の道路を手分けして歩き、穴が開いているとか?

 

横断歩道の白線が消えているとか?

 

カーブミラー設置のお願いや街灯などなど、

 

その他、水道管道路工事の通行止めとそれに伴って

 

○○さん利用のデイサービス車の誘導などの打ち合わせなども行い

 

また、草刈り時期における工場と隣接している土地の草刈問題の声の届け先などの確認など

 

また、隣組同士の忘年会の予定の相談など

 

様々に濃密な1時間となりました。

 

 

少子高齢社会で、もれなく本日も町内で1名昨日午後に亡くなったとのことで

 

おくやみの速報を回す前の情報を聞き、早速それも井戸端緊急相談です。

 

10年後にはここに参加して来られている高齢者のどれ程が残っているのだろうか?

 

と心で思いながら作業に努めました。

 

20年後には自分も高齢化して、重たい泥を上げることなどできなくなるだろうし

 

一体全体、地方はどうなるのだろうか?と不安を覚えます。

 

 

今回の地区長いわく、市に確認したところ

 

市としては軽作業をお願いしているのであって、ペットボトルやごみなどを拾ってくれれば良い

 

とのことですが、

 

では今までの泥上げ重労働の作業は何だったんだ?

 

とさえ首をかしげて思えてしまいます。

 

 

隣の畑を耕している違う地区の高齢者に話を聞くと

 

私の地区では、高齢者ばかりだからゴミ拾いが中心で、

 

泥は上げなくても良いということになって久しいという声を聴くことが出来ました。

 

 

いずれ、形式だけの集まりに過ぎず側溝には泥が溜まり、

 

水路の働きをしなくなるのだろうなぁ~

 

って思います。

 

 

そこで、善意が働き、自らが犠牲になって地域を守ろうとするのか?否か?

 

が問われる時が来ると思います。

 

 

今は、全員が当たり前と思ってこなしていますが、高齢社会では

 

いつか善意奉仕と怠惰無力のターニングポイントが来るのだろうなと感じた今日の作業でした。

 

 

きっと自分は、ここで生まれてここで暮らしているので、

 

ぎっくり腰になるまで作業はやるだろうなと思います。

 

そんな感じで帰ってきて、ひと段落しているところです。

 

これから本業の自営業の仕事がありますので、またまた引き続き頑張りたいと思います。

 

それではまた

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。