本日は震災の日ですね。
合掌
あれから13年も経つのかと思うと・・・早い気がします。
というか、
よくも我が細々とした自営業が今でも続けられているなぁーと思える13年です。
そして震災と云って思い出すのが、三陸鉄道バージョンの花は咲くというメロディーです。
六角精児さんが歌う
通称 走れサンテツverです。
あれ以来、花は咲くにハマって
AKAI EWIを3台も買って練習を始めました。
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EWIって面白いですよ。アナログバージョンの4000
PCM音源の5000
そして、クリアな音質のSOLO
本当は篠笛で吹きたいのですが、
音が周りに漏れるのが嫌で、ヘッドホンで音が聞けるEWIを購入して練習したのです。
たまに、今でも持ち出して吹くのですが、
相変わらずいいメロディーだなぁ~と思いながら今でも吹いています。
そして、ついでだからと過去を振り返ってしまいました。
小学生の時、昭和時代の高度経済成長期に突入しようとした頃で
ミンミンとセミがうるさい田舎の夏、皆がうちわを仰ぎ
家に数少ない、ピアノの鍵盤モドキの青色もしくは白色ボタンが3つの
止・弱・中・強スイッチを、ピアノの鍵盤のようにそれぞれに試し押したついでに
顔を近づけて、アーーーと云わなきゃ損かのように、
口を開け風を浴びていた癖は子供なら誰にでもあり
三種の神器などや、ブラウン管テレビが一般家庭に普及し始めた頃です。
我が家には、豚を市場に運ぶ為のハンドルにギアの付いたボンネットトラックが一台ありました。
父以外に、VHFやUHFのアンテナを接続することが出来ない、
それを私は見て学び、子供ながらに色々と家族や地域の人の家に入って役に立ちました。
また、レコード再生は微妙に針をレコード盤に落とさなきゃ
「ビッ」と音をたてて下手くそをアピールしてしまい、
その為、A面のみならずB面にする時も緊張し、
AMラジオから美空ひばりが一日に1度は必ずと言っていいほど流れ、
そんな時私は
漬物に・・・たまりしょうゆをかけて浸し
それを食べていました。
生まれは農家
祖父は、憲兵隊帰りで、鉄の自転車の荷台に
海からわざわざ内陸にまで届けてもらった魚を分けてもらい、それを
木箱に並べ、何段にも重ねて積んで午前中に魚の行商に地元を回っていました。
午後は、広大な面積に果樹の木を植え農業を行って、
数人の人手を使って畜産まで手を広げ、いつしかバクロ
と云われるまでになっていました。
祖母は、心臓が悪く、口で稼ぐようになり、不動産業などを行うような家柄に
赤子として生まれ
お手伝いさんのいる家で、私は、当然のように我がままに育ちました。
よく動きまわるので、汗をかき・・・塩辛いものが大好きになり、
塩辛や高菜の漬物などを好んで食べ、塩がたっぷりまぶしてあるおにぎりを持って
魚釣りに行ったりしていました。
中学生になる頃には、周囲に「かんくらい坊主」と呼ばれるようになりました。
つまり、味覚センスゼロで、良い物を出されても、悪いものを出されても
むしゃむしゃと豚のように食べてしまい・・・味など判別できないであろう
と卑下・揶揄された言葉です。
本人にかんくらいの自覚はありません。
ご飯にしょうゆをかけて、底にはしょうゆが溜まるほどにしてから、口にかっ込むことは元より
マヨネーズを山のようにご飯にかけて食べたり、
みそを塗ったおにぎりを食べたりして、また・・・
高菜漬けなどの塩漬けされた葉っぱを、濃口しょうゆに浸して食べるようになっていました。
今思えば、ゔっぇーーーです。
高校を卒業して、関東に上京し、自家製漬物が食べられなくなってから
塩辛いものを食べる機会も少なくなっていき、
また同時に食品衛生責任者の講習を受けたこともあり
それをきっかけに自分の味覚を直してみようと思って、
1か月間、食材には塩やマヨネーズ、ケチャップ、ソース、しょうゆなどを一切かけずに
出されたまま、そのままを味わうようにしたのです。
ご飯を良く嚙むと甘さを感じたりして、
唐揚げには、実は下味が付いていることに気が付き始め
刺身もそのまま口に運び、寿司はシャリに下味が付いていることにも感嘆し
2か月、3か月と調味料を使用しない食べ方をしているうちに
ようやく味噌汁も薄い、お湯のような状態でも飲めるようになってきたのです。
そして、京都などの出汁によって味わう味付けを好むようになっていきました。
今でも、焼き肉も若干の塩と胡椒さえあれば、十分美味しく頂けることが分かり
1週間キャンプツーリングなどでは、塩と胡椒を、小さいボトルに持っていけば
1週間は全然間に合うようになり、自分の舌に助かっています。
そんな健全になった味覚は、逆に困ったこともあります。
炊き込みご飯の素などを買ってくると
3合で一袋使用とされるものをそのまま入れると
しょっぱく感じてしまうことから、
小分けにして、1合で、一袋の5分の1を使うようにして工夫しています。
でも、最近、気が付いたいのです。
炊き込みご飯の素などは使わずに
おつまみメンマを炊飯器で炊きこむと
タケノコご飯になるんじゃね!?って
ということで、
今晩はおつまみメンマを炊飯器に入れて炊き込んでみようと思います。
これを、メンマご飯というべきか?
それともタケノコご飯と云うべきか?
難しい所ではありますが、
クックパッドで調べてみると、皆さんやられているご様子でした。
正式名称は「メンマご飯」らしいですね。
ということで、味覚改善は
「1か月間、調味料を一切使わないこと」でした。
本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
PS
味付け一切なしの炊き上がったメンマご飯
こんな感じになりました。
さて食べてみよう
美味しかったですが、やはりタケノコご飯の香りはしませんでした。
これは結論!
メンマご飯です。
草