改悪 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

久々に夢を見た。

 

最近、寝床で瞼が落ちるまで読書をしている。

 

「宇宙の戦士」を読んでいるのだ。

 

 

 

宇宙の戦士

 

日本人の表現と外国人の表現とでは、なかなか違うのが面白い。

 

 

比喩も随分と見ない表現で、

 

私にとって・・・いや日本人にとっては

 

あまり馴染みのない言い回しであるが、なるほど深いと思わせる表現でもある。

 

こういったスタンスが嫌いな人は、外国の書籍を翻訳したものには手を出さないであろう。

 

 

日本的表現で云えば、

 

現在の少し前を否定する言い方だったり、比喩してみたりする。

 

そして現在流の言葉で置き換えるなら、ストーリーの展開を行う場合にはフラグを置き、

 

しばらくストーリー的な時間経過をした後にフラグを回収するという手法を用いることがある。

 

 

しかし、外国の書籍は、そういった波を作らず、作ったとしてもレトリック手法とフラグを立てた

 

ちょうど中間地点へと戻って、あっそうか!?と思わせる表現方法が図られている。

 

 

日本の翻訳者がそのように仕向けているのか?

 

はたまた作者がそのように仕向けているのか?は分からないが

 

そのタイミングがこの書籍の一つの見所でもある。

 

 

さて、話は改悪に戻るが

 

そんなことを頭に入れて寝たからなのか?

 

昔の働いていた、不法入国の外国人たちの面々がよぎってきた。

 

彼らは働く。

 

金の為に。

 

日本人が8時間労働で、ハイ今日もお疲れ様!!などと云って帰るのに、

 

まだ働いています。

 

と云って日本人が月収40万円のところを

 

彼らは70万円以上も働く。

 

 

なぜそんなに頑張るの?と聞くと、いつ入管に捉まって強制送還されるか分からないから・・・

 

と言っていた。

 

 

もう十分働いたでしょう。・・・などと声を掛けると。

 

はい

 

私は中国にビルを持っていて、メイドが10人います。

 

中国では社会主義で教授でも月収2.5万~3.5万円位なんですよ。

 

賄賂でも貰わないと生活できませんwww。

 

なるほど、日本に稼ぎにきて、歩合で仕事をすると・・・中国の月給の20倍だから

 

そりゃ辞められないわな・・・・。

 

もう一人の王さんは、明日ここを離れます。さようなら。お世話になりました。

 

どうしたの?

 

そろそろ、ここも3か月なのでヤバいと思って、今度は名古屋付近に行くんですよ。

 

じゃ!

 

と去っていった。

 

彼らは働く。

 

休みなどなしに働いて稼ぐのだ。

 

私は20歳のその時に、まだ8時間労働基準が頭から抜けず、

 

自営業なのだからいつまででも働けるのに・・・働かなかった。

 

これは習慣だ。

 

日本政府が一日8時間以上は働くなと言っていると勝手に思っていたのだ。

 

しかし、実際、金を手にするには、労働時間を増やす他はないのだ。

 

1年を過ぎた頃、私は休みを取らなくなった。

 

とはいえ、自営業だから、いつでも休みには出来るといった安心感もあり

 

しかしながら、休みなく働けば、金が手に入るが、休めばその分が手に入らない。

 

つまり、

 

今度は金が入らないことに不安を感じて、休めなくなってしまっていたのだ。

 

そういうことだから、自営業は休めない。

 

どこを満足ラインとするかが難しい。

 

今日も土日で我が家の周辺は、トラックがたくさん止まっている。

 

彼らの僅かは、ピザ屋の宅配のアルバイトをして不足分を賄ったりしていると聞く。

 

残りは、給料を減らされても我慢して土日を過ごしているという話を聞く。

 

岸田政権は、トラックドライバーの土日を休みにしたり、2024年問題と云って

 

一日に走っても良い距離が決まったらしく、長距離が走れなくなってしまった。

 

更には、違う会社ではたばこを吸う人間は就職できない。

 

そのうち、酒を飲む人間も就職できなくなるだろう。

 

一体全体、日本はどうなってしまうのだろうか?

 

私の眼には

 

全ての法律が改悪されているように思えてならない。

 

働きたい人や金が欲しい人が働ける法律にしてもらいたいと思うが、

 

今の自民党は、増税然りで

 

日本人を貧乏にしていく法律の改正しかしていないように思えてならない。

 

6月に1年間で4万円の所得税減税をしたところで、話にもならない。

 

1か月4万円働けるようにしてもらった方が余程良い。

 

これを打破するには

 

消費税を0%にでもしない限り、日本は復活できないであろうが、

 

きっと来年の衆議院選挙で自民党が過半数をとれば、

 

消費税19%は嘘で、のちに25%になることは間違いないだろう。

 

全てが裏目裏目へと働く。

 

車も買えない、資材も買えないということなら、日本の消費はさらに冷え込み

 

日本人そのものが、今よりもっと貧乏になっていく。

 

インボイスの連環の計である会社組織は、そうではないかもしれないが、

 

一番末端が苦しむことは必至だろう。

 

 

もっと、日本人が働けて、お金を手にできる法律の改善改正をしてもらえないだろうか?

 

ブラック表現じゃないけど

 

寝ないで働け

 

働くことは金を得る為

 

大金を懐に、船でもヘリでも飛行機でも自家用で働きに出るのだ。

 

そして金と自由と心の豊さを手に入れるのだ

 

という標語でも作って、

 

日本人に「克」を入れてもらいたいと思う

 

あーーブラック表現だ。

 

 

などと、目覚めてから夢を分析してみると、

 

そのように思わせられた朝の出来事だった。

 

 

ということで、今日も空の状況を見ながら

 

一銭にもならないが、働かないといけない農家は

 

枝の剪定に行かなければならない。

 

 

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。