子供の投資の勉強はパチンコになる | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

高まる投資熱、子供向け教室も参加増

 

 

そんなニュースを目の当たりにして、いいじゃないか?半分

 

大丈夫なの?半分

 

という気持ちでこの内容を書くことにしました。

 

私はギャンブルが大好きです。

 

負けることも嫌いじゃありません。

 

人生、大体負け続けています。

 

でも不思議に、お金が入ってくる体質なんです。

 

だから、お金に困ったことなどありません。

 

きっと生活の質を上げたり下げたり出来る特異体質なのかもしれません。

 

例えば、テントで寝るとか、雪が降るときに手作りの家に薪ストーブで寝泊まりするとか?

 

ドジョウを食べるとか?

 

山菜を保存食として残しておくとか?

 

しかし、今の人にそれは出来ないでしょう。

 

つまり、お金は大事だよ

 

儲けられることばかりではなく、汗を伴わない対価は時には簡単に失うこともあるから

 

まずは、資産が半分になっても幸せで居られるように

 

生活の質を変えられるように訓練してからやったらどうですか?

 

という投資失敗経験者の話でした。

 

 

投資とは、

 

「決して資産をマイナスにするような危険を冒さない」というのが投資であって

 

投機というは、

 

「チャンスと思い、儲かるだろうという漠然とした淡い期待を以てお金を預けること」

 

を言います。

 

などと如何にも偉そうに語りますが、数年やっていると本当にそうだなと思っています。

 

 

現在の株価に引き寄せられる人々は、

 

株式市場において待ち構える魔の手にとっては、高値掴みの上客でしかありません。

 

日経225株価チャート

 

これは、卑下して言っているのです。

 

見下しているのです。

 

バカにしているのです。

 

そういう、情弱な人間からお金をむしり取る制度をバブルと云います。

 

 

その搾取される人々が株価の勉強して、自ら稼いだ資産を「投資」と云って

 

投機的に投げ捨てる行為を何とも見過ごせません。

 

たばこと同じです。

 

辞めるなら今です。

 

 

ギャンブルとは面白いもので、

 

負けると絶対に取り返しに行かなければならないと思ってしまいます。

 

 

その時間が完全に人生の無駄な部分です。

 

 

 

最初からパチンコ屋に入らない方が勝ちなのです。

 

投資も同様に、よほどの金持ちで、

 

口座にお金が有り余っているのなら銀行に何十年も預けているよりかは

 

お金に動いて稼いでもらった方が良いということで、

 

会社に株という形で投資をしてインカムという配当金や

 

バブルなどの高値になった場合には、売却してキャピタルゲインという儲けをもらう形で

 

お金の運用をするものです。

 

出来ない人は、レシオ値の高い、手数料の一番安い投資信託に預けておけば良いのです。

 

しかし、今、株価が高いということは、金持ちは株を手放している時です。

 

分かりますか?

 

本来の投資においては、絶対に買ってはダメな条件が揃っているのです。

 

分かるでしょうか?

 

10年前に10円で買ったものが今200円

 

あと数年で300円になるかもしれません。

 

100円上がるかもしれないものに危険を冒すのか?

 

それとも100円まで下がってから買うのか?

 

という考え方の違いを言っているのです。

 

言っている意味が分かるでしょうか?

 

同じ100円の差ならどっちでもいいんじゃね!?

 

じゃないんです。

 

 

 

 

10年分の時間の複利が付いてインカムゲインを手にしていた上で

 

更に株価のキャピタルゲインがある状況。

 

対して

 

これから100円上がるかもしれないというのはキャピタルゲインの期待であって

 

インカムゲインが得られるかどうかわからない賭けの投資なのです。

 

 

 

100円という

 

上がるかもしれないと・・・・下がってからという、

 

価値判断は同じ100円の額面に見えますが、

 

内容がプラスとマイナスの違いがあることにお気づきでしょうか? 

 

にも関わらず、

 

投資の勉強をすれば、誰しもがもっと株が上がると後者の幻想を抱き

 

勉強が終わると、途端に買ってしまうのです。

 

 

それでも、まだ、現物や投資信託などなら、

 

下落しても資産が半分に目減りするだけだから良いでしょう。

 

 

しかしながら、調子をこいて信用口座などを開いて、レバレッジをかけてしまうと

 

下手をすれば、100万円の資産が、マイナス300万になってしまうのです。

 

一度儲かってしまうと・・・更には、もっと儲けられそうだと思って、

 

SOXLなどのダブルブル・ダブルベア銘柄などを買ってしまうと

 

その信用口座において、

 

3倍のレバレッジ掛ける2倍のスピードで儲けも損失も増えていくのです。

 

 

その危険性は、私のように一度失敗してみないと分からないと思います。

 

 

ですから、結論から申しますと、無暗やたらに投資などしない方が身の為です。

 

やるなら

 

あくまでも、1か月に数万円程度の積み立てNISAの範囲内でやられることを推奨します。

 

 

という前置きをしながら

 

 

 

 

いまも金価格が下がることを知りません。

 

私が20代の頃に田中貴金属で積み立てをしていた時には1g2000円でした。

 

あれから30年後の今は1g1万円を超えて、来年には1万5千円にもなるでしょう。

 

もしも20代の頃から積み立てていれば、単純計算で資産は5倍になっていたことでしょう。

 

また1990年の頃、もしもアップル株を100万円買っていたら今は5兆円になっていたそうです。

 

 

そのように、株というのは20年や30年持ち続けていられるか?

 

というのが大きなポイントです。

 

 

お金がなくて、解約したり売ったりすることが頻繁なスイングトレードがメインの方は

 

私のように投機的にならざる負えませんが

 

投資とは、生活に不必要な余ったお金を30年寝かせておける時に初めて

 

投資の意味を知り得るのです。

 

 

 

今は株の勉強をしておいても良いけれども、絶対に手を出さない方が良い時期だと思います。

 

 

一旦アメリカの利下げと失業率の数字を5月か6月頃に見て、

 

アメリカや日本の株価が下落し始めて20%程度下落のボトムが見えるようになったら

 

チャート的に買い始めた方が

 

または、チャートが下がり、3Qほどはファンダメンタルズ分析をして様子見してから

 

買い始めた方が

 

今は絶対に良いように思います。

 

(積み立て分散投資はまた別として)

 

確かに、私の直感でも日本の株価は5万円にまで達すると思います。

 

そういう意味では、今から上がる分に投資をしても良いかもしれませんが、

 

根拠がなくリスキーであることは否めません。

 

 

 

子供は、時間を待っていられません。

 

 

株価が上がると、すぐに判断をして売りに出し、また買うという

 

乖離条件を鑑みた短期的スイングトレードになりがちです。

 

 

そういう意味ではパチンコに似ているかもしれません。

 

 

株式で儲けて、一度ハマったら抜け出せなくなり、

 

いつの間にかマイナス資産となっているということも無きにしも非ずです。

 

 

 

ということで、新規に株式投資の勉強をされる方は、

 

本当に気を付けて下さいというアドバイスでした。

 

 

でも負けるのも楽しいよ。

 

私のように100万円を平気でドブに捨てられる人、燃やせる人にとって

 

株式投機はパチンコより面白い。

 

特に1分トレードFXはね。

 

 

追伸、はてさて面白いものを見つけました。

 

日経225のボリュームです。

 

 

かなり本日の植田日銀総裁の利上げの数字が気になって

 

誰も株を買っていない様子が伺えます。

 

0.1%かどうか?

 

それを受けて株価はまたさらに上がるのか?それとも下がるのか?

 

虎視眈々、戦々恐々

 

ともいえる状況がいま日本の株式業界で行われいる様子がボリュームから伺い知ることが出来ますね

 

 

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。