同級生にうつ病が居ます。
私のお願いしている会計士もうつ病持ちです。
私も、20代の時に数か月間だけうつ症状を経験したことがあります。
そして、本日80歳を超えた方の一人とお話ししている中で、
それ以前にも同様の話を聞いたことがあったので、あっ!?
うつ病との共通点だと思いました。
誰しもが夕食を食べたら、寝る。
と語るのです。
そして・・・
寝れない時には、安定剤を飲んででも寝る。
という話を聞き、寝るという行為と選択は
人間にとって、精神を落ち着かせるためでもあり、
忘れるという選択を積極的に行う行為でもあるように思ったのです。
登山をしていて、身体が疲れても、休憩していればまた動き出せるようになります。
何故、睡眠が必要となってくるのかは、登山道などの平行でない場所を歩くのに
目で確認して、足の置き場を考え、天候を読みながら、
登山計画を完遂するために逆算をしているから、脳思考を使いすぎて疲れて、
回復するために大脳皮質脳機能が低下して、夜にぐっすりと眠れ
大脳旧皮質などで作られる記憶、いわゆる夢を見るように思うのです。
ここら辺は専門家ではないので、あくまでも仮説ということで。
そう自分を振り返り、遠くに焦点を合わせて眺め考えてみると
寝るという選択は、
脳のシナプス電位活動が鈍くなり、つまづいたり、ぶつかったりして
これでは危険と脳自身が感じるから
あえて酸欠状態を作り出し、睡眠を誘導し、それでも起きている場合にはアクビによって
とりあえずの酸素を供給するべく発生させて、眠たいのだと気付かせているように思うのですが
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うつ症状や高齢者には、このような順序の機序がなく、
極端例では、眠らなくても良いように出来ています。
眠れないから眠らない。
それでは脳がリセットせずに、自分の思考精神が悪い方向へとスパイラルして、
結果的に社会的行動が壊れて、何をしでかしてしまうのか?わからない・・・
つまり若い時経験した徹夜をした翌日は、無駄にハイテンションで
無限ギャンブルでお金を使ってみたり・・・
いわゆる理性が外れた行為をすることが、寝ない効果という訳ですが・・・
右脳と左脳の脳梁機能の低下(理性やコントロールの破綻調整効果)によって
社会的不適切行為に発展しかねない・・
と危険を察知して、積極的睡眠を誘導するべく
寝る時間が多くなる選択をしたり、もしくは、
アルコールによって睡眠が誘導できる人は、晩酌をして寝る行為が習慣づいたりする訳ですが、
逆にアルコールが覚醒方向に働く体質の人には、
睡眠導入剤や睡眠薬などの薬剤を飲むという選択によって
前頭葉新皮質の活動を鎮静化させようとする行為が
寝るという行動を選択させてしまうように思うのです。
成長期にはホルモンの分泌の関係上、
8時間睡眠が最も推奨されるというデーターもありますが
高齢者になったり、精神病になったりした場合、または、けがや感染症に感染した場合などは
より多くの時間を睡眠に費やすことが免疫の回復を一時的に促しますが
それが長引くと、寝たきり特有の筋力の衰えであるフレイルという現象も同時に進行し
健全な身体と精神とのバランスが崩れてしまう為、
なかなか・・・そこら辺のバランスどりが難しいところでもあります。
農家や自営業者なら、いつでも休んだり寝ていたり出来ますが、
会社員ではそうはいきません。
故に、うつ症状とは、ある意味では、時間に縛られたが故の現代病なのかもしれません。
そんな風に、睡眠と脳の関係を考えていく中で、どうやったら思考停止せずに
高齢者になっても、脳を活性化し続けることができるのか?
と考えるようになったのです。
チョコレートのGABA成分は記憶力を改善するなどで有名です。
また、楽しいことをしていれば、眠ることを忘れて行動するでしょう。
遺産相続などの節税に頭を巡らせていれば、余計に疲れますから、
生産性のある生き方を続けて、つまりは収入がある老齢化をしていけば
相続時に税務署に払えるようにお金を産むことが一番いいでしょう。
つまり、年金だけで暮らそう、隠居してあるお金をどうしようという閉鎖収束的思考が
高齢者特有の相続の悩みに思えます。
その人は言いました。
ネガティブなことは一切残さない、記録に書かないのだと。
私は違うように思いました。
抑圧を受けていることを感じた場合には、紙に書いて洗い出し、
心の奥の見えなかった問題の解決を図ることも
ストレスの減少につながるかもしれないと考えています。
逆に、考えすぎかもしれません。www
また、考える力が不足している最大の原因に「幸せな環境」があるのかもしれません。
怒りに満ちた毎日ならば、誰しもが不平不満やそれらを発散するべく喚き散らし、
寝るに寝れないエネルギーの根源を作り出すこともあるかもしれません。
「幸せは、ボケを作ります。」
逆に言えばですが、戦争がなくならない理由は、
戦争によって恨み、つらみ、怒りなどの負の感情が人間を
生産性の高い行動へと駆り立てている原動力になり得ることを知っているからこそ
時折、為政者は引き起こすのではないかとも思ったりします。
これは考えすぎかもしれません。
戦争を正当化した言い方かもしれません。
戦争などは全くもって、しなくても良いのですが、
怒りの感情を蘇らせることは
人間にとって、生きる源のような、長生きする秘訣のようにさえ思えてきた今日この頃です。
このようにスラスラと頭を働かせて書いている自分は・・・・
もしかして、どこかに怒りの感情が根源的にあって、書きたい欲が生まれて
このように書いているのではないだろうかとさえ思えるのです。
怒れ、増税と社会の暗闇に飲み込まれないように
怒りでその暗闇を引き裂くのだ。
怒れ、寂しさや孤独に捉まれ引き込まれていく足を明るい未来へと進める為に、
怒って抜け出し歩を進めるのだ。
怒れ、いつまで生きられるか分からないという不安と恐怖に打ち勝つために
そして、残りの人生は思っているよりも長くは無いのだと知る為に、
何より自分の為に怒るのだ。
怒れ、そして自分の心に鞭を打つのだ。
などと名言詩集を書き記しつつ
話が反れてしまったので、元に戻すと・・・
養老孟司さんの右脳と左脳はそれぞれに人格があって、
左脳はやると決めたならやり切る行動を行うが
右脳は、実はやりたくない、楽をしたいという本能があり
それを脳梁という中間にある交差神経によって統合されており、
人は、常に二つの感情を持っていて、どちらかの意見をを選択して生きているそうです。
左脳は仕事に行けと言っていて、右脳は休めと言っていて、休んだ結果
普段通る場所と時間で大事故があったときに、やっぱり休んで正解だったと
スピリチュアルな成功体験を記憶するのは右脳側であり、
人生においては、とかく、左脳優先での成功体験を多く学習するべく
学校が存在し、そして教育が存在しています。
高齢者になっていく時に、またはうつ病になっていく時には
右脳側の潜在意識、エゴ、自我、超自我といわれる部分は、すべてこちら側に属し、
左脳側は、表在意識である学習による理性と選択、成功体験や失敗などによる危険忌避体験を記憶し
社会的に生きることが、より優位に働くように活動するのが左脳の役割のように思います。
そういうことを鑑みてみると
うつ病や高齢者脳には、言語刺激が必要であることがわかります。
一人で居ないで、多くの人の会話を聞き、テレビを見るように受動的にではなく
積極的な能動的思考の発言を行い、なるべくなら建設的意見で語り合えるようになれば
左脳は刺激されて、よりよい生き方が出来るのではないだろうか?
とも思うのです。
これはあくまでも、私の仮説であって、そんな内容はどこにも書いていないでしょう。
やはり高齢化社会において、肉体も精神も健康で長生きするためには、
そして、うつ症状を予防していくためには、
まずは怒りという根源的感情が必要不可欠であり、
それにプラスアルファとして、仲間と会話が必要である
ということだと結論づけられる気がしてきました。
本日も、私の独り言に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。