福島潟の野鳥たち | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

今日も軽トラックに乗って

 

はるばる山を越えて、ダメダメ舗装の国道で、遊園地のアトラクションに、

 

まるで2時間も乗っているような感じで身体を揺すられながら

 

またもやムチ打ち覚悟で爆走し、何とか目的地へと行って参りました。

 

 

途中ガソリンスタンドへ給油に入ったら、山形から買い物ですか?

 

と聞かれ・・・イエイエ、野鳥を撮影に来ました。

 

と言ったら、エーーーわざわざ・・・ご奇特な・・・。

 

と云った顔で珍しそうにされたので、スタッフはあまり野鳥には興味がない様子でした。

 

 

やはり、一般人から見れば、野鳥とか蝶々とかって、そんなもんなのかな?

 

と思いましたが、山形、新潟、富山などの3県は特別な場所でもあり

 

環境が厳しいので山野草の雪割草も変異しやすいし、

 

ハクサンコザクラなどの高山植物の北限地でもあり

 

またギフチョウに代表される蝶類も模様が変異種が多数発生し、

 

また高山に生える高山植物がそれぞれの蝶の宿主となり得るから

 

変異するという事は、山の豊かさの象徴でもありますし、

 

また、山があることによって、西風が吹きあがり、野鳥の渡りが楽になる日本海ルート上にも

 

場所的に位置しており

 

春と秋は野鳥が大型種は昼に、小型種は夜に飛び回り、

 

本当に上を向いても左右を向いても・・・あらゆる意味で賑やかなのです。

 

そんな素晴らしさを知らないとは、ホント灯台下暗しですよ・・・、

 

とでも言ってやりたかったのですが

 

興味がないらしく、さっさと行ってしまいました。

 

そんなこんなエピソードがありつつ、腹ごしらえとばかりにセブンイレブンに寄ったら、

 

なんと・・生スムージーのポスターが貼ってあって

 

おーコーヒーだけでなく、スムージーも始めたんだなぁ~と思い、

 

スタッフに聞きながら、初めてやってみました。

 

今年は、セブンイレブンは生スムージー爆売れじゃないでしょうか?

 

そんな予感を感じつつ、現場に到着しました。

 

時間は昼前です。

 

数名の野鳥ハンターさん達に、野鳥の名前を教えてもらったり、

 

あそこにいますよ!などと教えてもらったりして、いつもは自分では見つけられない

 

レアだろう野鳥を撮影することが出来ました。

 

 

未だに、ノスリやチュウヒなどすらも判断が出来ないのに

 

ケアシノスリとかハイイロチュウヒとか言われても、全く意味不明です。

 

 

もう少し勉強しなければなりません。

 

それでも、ミサゴとかトビとかオジロワシなんかは判別できるようになってきていますので

 

ノミの一歩という進捗状況でしょうか?

 

 

あと10年もすればすっかり覚えきれるかと思った頃には・・・

 

アレアレ?・・・物忘れが始まっていたりして・・・テヘ。

 

爆笑

 

今日も、一つ一つの画像は説明できませんので、判る所だけ名前を書いていきます。

 

装備は

 

600mmレンズに2倍テレコンバーターを噛ましています。

 

シャッター速度1500分の1秒、ISOオート、1段プラス補正、秒間10枚連写モードです。

 

 

1200㎜画角のレンズでこれなので、相当に距離が離れていますが、

 

ケアシノスリと専門家は言ってました。

 

ボディーが白色基調ですね。

 

 

ノスリを高速連写したら、一枚が目が合ってましたので掲載します。

 

なんか変な恰好になっていますね。

 

かなりトリミングしたので、いまいち鮮明度が悪い感じです。

 

 

チュウヒでしょうか?ノスリでしょうか?私には、いまいち分からないです。

 

ただ、くっきりと鮮明に解像して写せたので良かった一枚です。

 

 

もう一枚、尾羽をきちんと閉じて飛行していますね。

 

 

これは?同じ個体か?否か・・・

 

尾羽が広がっているから、違う種類っポイです。

 

 

千葉県でなぜか増えているというトモエガモらしい。

 

集団の規則性のある空の飛び方が面白く、ずっと見ていられました。

 

野鳥ハンター誰しもがずっと目で追いかけてました。

 

 

これは・・・トモエガモ・・・かもしれない

 

 

超レアシーンです。

 

ミサゴが大きな魚(ウグイかヤマメかな?)を捕まえている所を

 

横取りするつもりで追っかけまわしている猛禽

 

この時ばかりは、野鳥ハンター全員が望遠レンズで見えなくなるまで、

 

ガシャコン・ガシャコンと音を立てて連写しまくりでした。

 

見えなくなった後、全員が顔を合わせて、良かったねーって

 

何故だか勝利宣言で・・・みんなが嬉しそうでした。

 

 

名前聞いたけど忘れてしまった。

 

この集団の中にシギが混じっている・・・とか言ってたけど

 

私には全く分からんかった。

 

野鳥ハンターは、あまりアップで撮影せずに、全体を捉えて

 

自宅に帰ったら、テレビ画面で全ての個体の数を数えるそうな・・・

 

すげー執念。

 

俺には無理ゲー。

 

 

さすがに鳴き声で分かるシジュウカラ

 

 

スズメとシジュウカラを追っかけていたら、たまたまコゲラを発見してしまった。

 

 

まー今日もこんな感じで

 

1200mmで撮影してきました。

 

ソニーのα7Ⅳのデジタルズーム4倍(4000mm相当)とか

 

超解像ズーム2倍(2400mm相当)を使う場合には、

 

やはり動かない被写体でないとピントとかブレとかあって厳しいかもしれません。

 

ただ、カスタマイズで、いざという時に2400mm相当にズーム出来るように設定したので

 

今回は、またα7Ⅳが自分流に使いやすくなった気がしました。

 

 

ホント一番ベストな条件は200-600mmのテレコンなしバージョンがやっぱ便利だけど

 

鳥は警戒心が強いから、2倍テレコンをつけるとシャッターチャンスが格段に上がるし

 

しかしながら、テレコンなしで向かってくる鳥を200-600で撮影すると歩留まりが良いしで

 

なかなかに難しい問題ですね。

 

テレコン1.4倍というのは、なるほど妥当な線で、分かる気がしてきました。

 

でも、プロになってくると、やはり明るい500mm単焦点や600mm単焦点って云うのは

 

条件にもよるけど別格に写りがいいから、宝くじが当たったら是非とも欲しいかも笑い泣き

 

 

 

そんな感じで、今日一日は野鳥を追っかけまわして

 

新潟県の浜辺や湖をあっちこっちと散策して回り、足が非常に疲れました。

 

何故だかその分食べるから、瘦せるどころか太ったような・・・。

 

 

更に久々に手持ち撮影したので、レンズを支える左腕に力が入らなくなってきました。

 

プルプル

 

www

 

もう少し筋トレしないとダメだなと感じながら、何とか帰ってきました。

 

 

という事で

 

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

チョキ