コノシロ釣り | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

ようやく・・・      

                ようやく・・・

 

やっとの思いで               

 

美魔女ではなく・・・

 

美味魚を釣ることが出来ました。

 

美魔女の方が実は、もっと良かったかも・・・

 

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そんな男の本音はさておき

 

昨年は、防波堤に行っても全然釣れなくて

 

3度目の正直も空しく、もはや釣る気すらも起きずに、

 

冷凍コマセもその度に、若干の解凍と

 

また持ち帰って、冷凍庫へと入れての繰り返しで

 

結局、バイクばかりを乗っていたのですが

 

本日、さすがに冷凍庫に眠っていたコマセが、いよいよ冷凍焼けを起こすのではと思って

 

海に餌撒きをするつもりで午後より出かけてきました。

 

初めのうちは集団で釣りをしている方々に

 

コマセ効果が働いて釣れていたのですが

 

皆さんが寒くなって帰られてからは、防波堤に一人ぼっちになった途端に

 

チャンスタイムが到来しました。ポーン

 

 

もはや16時で日の入りが間近に迫ってきて、冷たい冬の風も出始め

 

海面もざわつき始めてきて、そろそろコマセを海に投げ入れて撤収しようかな?

 

と考え始めた頃

 

コマセはあと半分でまだ冷凍状態というところになっていて

 

竿先がピクピクと反応し始めました。はてなマーク

 

 

食い上げの反応はまさしく、コノシロです。

 

ウインク

 

二匹以上だとなかなか重くて、2号5mの中通しの竿も

 

かなりグニャリと曲がって、なかなかに重い重量感です。

 

幸いに、コノシロはあまり暴れることの無い魚ですので

 

そーっと陸上に上げます。

 

それでも、3匹が同時に掛かれば、海面を出た所で、何だかんだと外れてしまい

 

合わせれば都合10匹には逃げられてしまって惜しい思いをしました。

 

 

まだまだ釣れ続いたのですが、日の入り後は竿先が見え辛くなり

 

道具のかたずけもあるので、見えなくなる一歩手前で諦めようと決めました。

 

 

というより、20匹程度釣り上げた段階で、釣りを辞めても良かったのですが

 

何となく、ここぞと欲張ってしまって

 

結局、辺りが見えなくなるまでやってしまったという流れです。

 

 

久々に大漁でしたので、嬉しくてたまりません。

口笛

 

アジ釣りもいいですが、私は断然コノシロ派なんですよね。

 

って世田谷食品の宮崎ますみさんみたいな事を言ってしまいますが

 

マジ卍そうなんですよ。

 

 

自宅に帰ってきて、クーラーボックスから取り出してみた所です。

 

 

 

これから、鱗をとってから、3枚に下ろして、腹骨をすいて、

 

水洗いし、塩で小1時間程締めます。

 

 

その後は、塩を洗い落として、酢と昆布、ダシ醤油、砂糖などで隠し下味を作って

 

ジップロックで漬け込みます。

 

 

その後取り出して

 

数日食べる分だけ分けて、あとは空気を抜いて冷凍庫で凍らせておきます。

 

 

左が冷凍する分、右が今晩と明日の晩のおつまみ分として分けておきます。

 

左は2週間後にまた解凍して、寿司の握りのネタにしたいと考えています。

 

 

分けて腹側を見て見ると、右上のひと切れが、酢に浸かっていないので

 

今晩用にもう一度漬け込み直します。

 

こちらは、今晩用に別に3倍酢を作り直し、等倍酢の若干の酢抜きをします。

 

 

まずは、まま借り風、もしくは、締めサバ風に細かく切って食べて

 

あとは、酢飯の上に載せて、握り寿司を10貫(5匹分)ほど作ってみたいと思います。

 

いやー楽しみ過ぎる。

 

 

青物はダメという人がいますが、もったいない話です。

 

青物の魚の香りは、磯臭いのとは別に、青物独特の青臭さが香りになって

 

爽やかに食べられるのが特徴でもあります。

 

 

イワシやアジ、サヨリなども同様に青物独特の香りがあります。

 

 

 

20代の時は神奈川県小田原や湯河原、伊豆半島などで、メジナ専門で釣りをしていたので

 

その時は磯臭いのが、また好みで、

 

冬場の旬の美味しい時期よりも、敢えて磯臭い夏場のメジナを好んで釣って食べる位に

 

磯臭い癖があるメジナが大好きです。

 

メジナも足の早い魚で、なかなか市場に出回りませんが、

 

透き通った白い身は、甘くて、もっちりとした食感で

 

ちょっと冷蔵庫で冷やした位の刺身が最高です。

 

 

でも、日本海でのコノシロ釣りをやって、青物を食べてからは

 

今では、コノシロが大好きになりました。

 

 

 

この事はあまり、他人様には言えないのです。

 

何故なら、「煮ても焼いても食えぬ」と云われている魚だからです。

 

 

酢で締める事が出来る人限定です。

 

 

また、出世魚であり、小さいコハダは寿司屋では好まれるのですが

 

大きくなったコノシロは、「この城を焼く」とか

 

「焼くと死人の匂いがする魚」とか

 

「武士が切腹する時に出した魚」とか

 

悪い謂れが数多くある魚でもあります。

 

 

ですので、不用意にお勧めできる魚ではないのです。

 

 

しかしながら、青物好きなら、またコハダの握り寿司が好きな方は

 

寿司と云えば、イの一番にコハダを注文し

 

また、コノシロを好むでしょう。

 

 

 

あまり肉厚に裁くと、独特のエグミが強くなるので、

 

皮を残して極力薄目に、中骨に肉を残して三枚に下ろすことが

 

お勧めな三枚おろし方です。

 

 

 

でもって、翌日になりました。

 

酢のあたりというのがあって

 

上手に出来る時と、上手に出来ない時がありますが、

 

この度のネタは上手に酢をあてる事ができました。

 

ヤッターニヒヒ

 

 

 

早速、若干の砂糖とお酢とダシでご飯にかけて

 

酢飯を作って握り寿司をやってみました。

 

 

寿司を握るのは久々過ぎて、ご飯粒が付きまくって全くのヘタクソでした。

 

 

これでは、お客様にはお出しできない見栄えですが、

 

味は一流に出来上がりました。

 

 

寿司を作るまでに何切れも味見したので、間違いありません。

 

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こんな感じです。

 

 

という事で、今晩は、PC画面でアベマTVでも見ながら

 

勝利宣言の祝勝ビールを片手に寿司をつまみながら、夜長を過ごしたいと思います。

 

 

という事で本日もご覧いただきましてありがとうございました。