今日は仕事が早く終わったので
肉屋に向かいました。
ホルモンを買いに行ったのです。
100g240円
1Kgを買ってきました。
きっと500gしか食べないであろうけれども、
冷凍庫に入れておいても少しの期間は鮮度は保つであろう。
そう思ったからです。
私の愛用の少しだけ大きめの七輪。
タレが焦げ付きアチラコチラが過去の焼肉の思い出を刻み込んでいるように
焼鳥のタレが炭化して模様化しています。
めんどくさがり屋のおいらは、敢えて洗ったりはしません。
もしも、堆積して厄介になったであろう10年後には、きっとヘラで少し削るだけでしょう。
ヤシで作られたヤシガラ練炭を愛用しています。
何故なら便利だからに他なりません。
着火剤を使用して七輪に2個程入れて火をつける。
15分も放置させておけば、質の良い火力を使用できるのです。
以前は備長炭の炭などを使っていたこともありましたが、
人数が多かったり規模を大きくしてBBQなどをやる際には、
ステンレス台と炭の方が向いているかもしれません。
時折、パチッ・・パチッなどとハゼて、いかにもやっている感を醸し出してくれます。
多くの人間が集まれば、火を囲みこのハゼた音をみんなで聞きながらワイワイと
飲み物が進んで、また会話も進むでしょう。
今日は一人焼肉ですので、長くても1時間はかからないでしょうから、
炭ではなく、消化時間の決まっている練炭で十分なのです。
着火剤の勢いが練炭に移り、十分に炎が消えて、練炭が赤くなったら丸アミを載せて
ようやくミックスホルモンを載せていきます。
ミックスホルモンは花屋肉屋のミックスホルモンが私の回りでは今・・・流行っています。
www
ごま油なのか?若干下地の付いているであろうホルモン各部は
火に炙られて時折ジューと音を立てて煙を出しながら焦げ目を作っていきます。
焼き上がっているだろう一つに目星をつけて、たまらずに熱々のひと口を味わってみる。
熱さで始めは味が分からないけれども、コリコリと嚙んでいるうちに
ごま油が焼けた風味と、絶妙な味わい・・・
つまり焼肉では味わえないホルモンの独特の誘う風味が鼻から抜けていくのです。
次が焼けないかと目星をつけながら腎臓であろう雰囲気のスライス部位を味わいます。
旨味というよりは、食感とコリコリ感が堪りません。
味が薄い分、ヘルシーささえ感じてしまって、
この段階で既に脳みそは、完全に善肯定されてしまっているのです。
次々に箸先が裏表を返しながら、
すかさず・・・焦げ目の付いた所を見定めて口に頬張っていき。
250gで十分だろうと思っていたのに、やはりもう少し欲しくなってきて、
結局500gを焼いてしまったのです。
250g焼いた段階で、先日24本入の箱で購入したスコッチウィスキーハイボールに
手を付けたかったのですが
まずは全て焼き切ってから開けようと決めていました。
犬で云うところの「おあずけ、待て」と同じ我慢です。
心では「ハッーハァー」しながらの状態は皆様も感じたことがあるでしょう。
小雨の降る中、軒先には雨は来ません。
辺りは至って大自然です。
臭いに釣られて猫ならまだしも、熊なども呼び寄せてしまわないだろうか?
などと気にしながらの木に囲まれた我が家は、まさに炭火天国です。
都会の住宅密集地の人たちは、どうやって炭火焼肉をやっているのだろうか?
などと想いを馳せながら火の行方を見つめて・・・いや品質を見守っているのです。
ようやくヤシガラ練炭の火力もピークを過ぎ始めて、少々火が心配になってきた所で
いい感じに片付け作業を開始して、室内に椅子や皿などを入れ始めました。
しばらくして日は完全に暮れて、ホルモンの焼き具合がわからないほどに
暗くなってはきていますが、今までの経験上、おおよその焼き具合は分かっているつもりです。
焦げ目は付いていませんが、十分に火は通っていて、
万遍ない黄土色にホルモンが染まっているのです。
しかし、焦げ目が少し欲しいから放おって置いているだけに過ぎないのです。
そろそろパサパサになってしまう前に取り上げなければ、逆に不味くなってしまうだろうから
ここら辺で全てを終わらせて、水をかけて・・・火にも・・・自分の心にも決着をつけて
これからは室内でブログを書きながら、
ゆっくりとキンキンに冷えたスコッチウィスキーハイボールを飲みながら
焦げ目の付いた香りの良いホルモンをつまみながら味わうことに決めました。
・
・
・
なんて旨いんだろう。
とにかく炭火で焼いたホルモンは、ハッキリって最高です!
今年始めて七輪を出しました。
出して良かったです。
バイクツーリングで焼肉をやる時には、ステンレス組み立て式の焼台があり
NINJA1000やR1200GSでバイクツーリングで、
ソロテント泊をしていた時には本当によく使用していましたが、めっきり追いやられ。
今では七輪がメインで活躍しています。
七輪の良い所は、完全放置出来るところでしょう。
炭を放おって置いてもいつかは自然消化で消えているから、そういう気軽さもあるし。
またいくら汁が垂れて焦げようとも気になりません。
風の強い日には、下の風量窓を開けたり閉めたりしながら、火力調整できるのも便利です。
誰が考え出したのか?七輪枠が存在して、
熱々の七輪を細パイプで組まれた両取手を持って移動も出来るのです。
重さを除けば便利極まりありません。
そしてヤシガラ練炭は質が良い火力だから、炭などのようにパチパチなどもせず、
淡々と安定した火力を提供してくれるのです。
それは見ていても安心できる最高品質の火力です。
この最強の組み合わせで焼いたホルモンは、品が良く焼けていると思っています。
無駄に汁が落ちて黒煙が立ち上り、ホルモンにまとわり付いて黒くするなどはなく。
焦げ過ぎずに炭火の香りだけをホルモンに移してくれて、冷めても美味しい。
何度も何度も最高の火で炙ったホルモンを噛みしめて味わうのです。
今日という最高の日を。
www
本日もご覧いただきましてありがとうございました。