今日は語ります
アラカンになってくると・・・何事も遅い。
そういえば聞いたことがあるけど・・・あれって何なんだろう。
パパ活と聞いて・・・
初めのうちは、婚活!?の類か・・・ご苦労様だな
と他人事のように思っていたのですが
最近、吉川タケル議員の18歳大学生とのパパ活報道を目にして
あー--売春のことだったか?
と認識できたのです。
ネットで調べてみると、援助交際とか円光やサポートという呼び名を変えて
また専門用語として「ホ別3」=ホテル代別で3万円、
「ゆきち5」=5万円、「20k」=1000×20枚、「苺」=15000円
という金額の設定の呼び名があり、人間の商品価値ランク毎に
JC(中学生)、JK(高校生)、JD(大学生)、SG(学生)、HW(主婦)
という密かな決め事があるようです。
これは1995年頃よりポケベルの浸透と共に広く一般化していったものだと考えられ
1996年にテレホンクラブが全国展開を見せ始め
1997年に援助交際は売春であるという警察の認識が成されました。
1999年ドコモ iモードなどによる出会い系サイトが開始され
2006年出会い喫茶の店舗拡大による援助交際の温床が広がり
2008年JKリフレ店舗が拡大する
2017年JKビジネス摘発の厳罰化によって、
新たに店舗型から無店舗型のSNS援交が流行し始める
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そんな中で、セフレやパパ活がいま一般的となりつつある時代に入りました
貞操概念はどこに行った?
顔は化粧とマスクで隠すけど、
おっぱい以下は隠さないみたいな、チグハグした現代の概念。
確かに現代は貧富の格差社会だ。
3万円をホイと渡せる人もゴロゴロ五萬と居る中で、
3万円にしがみつき貞操概念を無くす人も居る。
現代はフェミニズム、男女平等の給与格差の無い時代に於いて
給料+数十万円のお小遣いが欲しいのだろうか?
そう考えると、どこまで貪欲なのだろうか?
それとも、生活水準を下ろせずに身体を売ってまで生活費を捻出しなければならない程
ワーキングプアなのだろうか?
私には一切分からない。
パパ活の人に遭ったこともないし、話したこともないので、
どういう風にセフレやパパ活の概念を持っているのか?
芸能人ですら麻薬所持・使用で逮捕される時代
また国会議員ですら売春現場写真を撮られてしまう時代
いずれにしても金が無ければ出来ない
売買春の実態警察庁 平成26年
売買春犯罪検挙数1026件中、未成年が37.6%であったという統計のグラフです。
これは平成22年~令和元年までの検挙件数ですが
検挙件数2629件、被害児童数1754名となっています。
今年より18歳が成人となり、吉川議員のパパ活騒動は、18歳の成人大学生であり
合法という名の不倫のお付き合いであり、
未成年という括りの犯罪ではなくなったものの、
なんだか、アラカンの私にしてみれば、児童買春の領域のようにも思えてしまいます。
37歳の奥さんが居て、娘が2人いると報道にはありました。
今回の成年年齢定義の引き下げによる法律改正で一番得をした人なのかもしれません。
これからの時代、どうなっていくのでしょうね?
昭和60年頃の検挙数は12,000人を超えており、現在の2,629人に比べれば
遥かに多かったものの、未成年が占める割合は10%~20%代でした。
現在は37%~42%代と増えつつあり
尚、益々児童の性的搾取化が進んでいくことが考えられます。
韓国などでは、児童買春犯罪が多いと聞きます。
統計を見てみると、一般学生を対象としたアンケートで、
インターネットなどを通して実際に自分の希望に合う人と
希望に合う金額で出会って付き合う事を「条件付き出会い」と呼ぶそうで、
0.3%の学生が行っているそうです。
更に、危機学生というジャンルで、学費や生活の目途が立たない「暮らしの危機」
オンライン授業などによる弊害のひとつとして、課題学習ばかりで
実習や進路の見通しの利かなくなる「学びの危機」
自宅に引きこもってばかりで、大学生活で友達が作れず、
励まし合いが出来ないという「コミニティーの危機」
という「危機学生」を対象とするならば2.1%の学生が
「条件付き出会い」を行っているという・・・
一般学生と危機学生では7倍の開きがある統計も見受けられました。
つまりパパ活というのは、「暮らしの危機」や「学びの危機」、
そして「コミニティーの危機」という援助者の居ない孤立した理由から
行う動機になっているとも考えられます。
だとするならば、これは貧困弱者からの性的搾取ということでもあろうと思います。
弱みがあるから止められない、また止められないから
違った努力をして、現状の貧困を抜け出す努力をもしない。
援助交際と云うのは日銭を稼ぐのには手っ取り早いのだろうけれども、
何らかの努力をして、身体を売らなくても
自立生活の見通しが出来るように考えなければならない。
国会議員ともなれば、そこら辺の自立アドバイスを行って知識や人脈の伝手を使って
娘同様のパパ活女性の暮らしの危機を公助による自立援助したらどうだろうかと思うのだ。
そこら辺が、いま日本全体が狂っている証拠なのだろうと思ってしまう。
何だか偉そうなことを書いてしまいましたが、
アラカンオヤジになると、どうも若い子は娘のように見えてしまい、
心苦しく思えてしまいます。
「あー-そんな年になったんだなぁ~」
と感慨深く思いながらブログを書いています。
本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。