現在進行形で、リアルに神社の総代職をしております。
今日も前夜祭に参列してまいりました
そんな立場で、「氏子辞めました」
というタイトルはいかがなものかと思いますが
最近、疑問に思うようになってきたのです。
当たり前に、そこに住んでいるから・・・
日本国で息をしているのだから神社氏子なのです・・・・という概念
神社庁の代表は天皇陛下
つまり天皇陛下の国に生きている者は、みなが氏子である。
・・・だからあなたは、地域の神社の為に活動しなければならないのです。
寄付を集めに行く事も、神社の行事に仕事を休んで参加することは当たり前
であり
「その時に天皇陛下も同じように、同じ食べ物を食べて・・・同じ神事を行っているのですよ・・・」
と諭され
神社の雪囲いと外しのボランティア、神社の掃除や神事の参列、参加者へのおもてなし
集めたお金の計算と会計監査、神社の補修費用の寄付・・・・
神社の寄り合いには、代表として参加する。
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どれだけ私は仕事を休めばよいのでしょうか？
先々週も交通安全祈願祭があり、仕事を休んで参列し、終了後は各家庭・企業へのお札配り、
今週もボランティアと、前夜祭、例大祭があり、3日目の夜には会計作業があります。
３日間仕事を休みにしなければなりません。
今月だけで５日間、神社用休暇をとりました。
しかも手当なしの無給です。
本業の給料が減給されつつ、神社に寄付を払い、
更には補修費用の寄付を半ば決められた戸数割で金額を差し出す。
完全に搾取道と家計崩壊道へと進んでいるのが分かります。
役だけでも重荷なのにも関わらず、寄付額が数十万支払いとは泣けてきます。
今後、どれだけ寄付金が必要になるのでしょうか？
４０世帯プラス協力１０戸で神社一つを守っていかなければなりません
１０年で、本殿など・・・・の補修費用だけでも
おそらく１戸あたり１００万は寄付する計算です。
やってられません。
もう辞めます。
自分の家の屋根の補修・ペンキ塗りよりも、神社の屋根の補修が優先されるとは本末転倒です。
ですので
本日、宮司に役の期限を終えたら、氏子そのものを辞めさせていただく旨を伝えてきました。
今までの３年間で、仕事を休んで参加して・・・・働けないことによる損害が数十万も出ています。
まさか、ここまで仕事を休むことになるなんて思ってもいませんでした。
任期は来年の３月まで残っていますが、
明日の神事から、機会ある毎に
宮司や、総代長やらから、辞めないように圧力がかかってくることと思いますが、
めげずに圧力に屈せずに、残りの任期をやりきりたいと思います。
アラカンになって、地域の役職も・・・仕事での役職も・・・神社での役職も色々と重なって大変です。
一人の稼ぎでは、全部はまかないきれません。
そんな一日でした。
日本全国にある神社に関わる方々のご苦労を身をもって知り、本当に頭の下がる思いです。
私は結局、一生やり通すことが出来ませんでした、神社関係者様達へ・・・ごめんなさい。
ペコリ・ピエンです
私の家計が破綻しない為に、氏子辞めました。
私と似たような方々も全国にはたくさんいらっしゃると思いますが、
人口減少化と少子化と核家族化、建物の老朽化など負担が益々増えていき
脱落者が増えることも予想され、
神社そのものの在り方が問われるような気がします。
どういう理由か？神社庁から離脱する神社も増えています
マッカーサー元帥が、戦後処理時に、政教分離、宗教と教育の分離を行ってから、
学校の先生まで国歌斉唱をしなくなり、熊野本宮大社と出雲大社の歴史は薄れようとしています。
現存しても良いとされているのは伊勢神宮ですが、そのような薄い歴史を取りまとめるのが神社庁。
歴史改ざんと迄も云わなくても、上層階での中央集権的剛腕力によって
正統歴史が捻じ曲げられており
それに某反する機運があるから、名だたる歴史ある神社が離脱するのではないでしょうか
神社庁と神社の関係、そして神社と氏子の関係。
それらの在り方をもう一度見直さなければいけないと思うのです。
もはや、時代が変わっているのですから・・・・、マッカーサーの言いなりの日本ではなく、
もう一度日本神話の古事記や日本書紀を見直して、縄文時代以降の歴史と
正しい宗教観と歴史感を取り戻す必要があると思うのです。
それらのゆがんだ神教・仏教概念が正されない限り、歴史ややり方に疑問に思って離脱する
神社や寺、そして氏子宗や信徒が益々居なくなっていくと思うんですよね。
・・・・と思う今日この頃の・・・私の意見でした。
本日もアラカンのつぶやきをご覧いただきましてありがとうございました
PS
ウォーキングコースで見た、何らかの果樹の花が綺麗でしたのでパシャリ一枚
