sunnyさんのブログに「言葉にならんくらい最高でした」と書いてあったので
試し読みの後に、7巻まで全て購入してしまいました。
大人買いってやつです、アハ
ちょっと目を通した感じでは、哲学っぽい概念があったので、グッと興味を惹かれた訳です。
どうして人は生きるのか?などという質問に、
「生きているから生きるのだ」と今では簡単に言えますが、
↑
今の私には目指すべき信念が無いからこそ、惰性的にそういう言い方になってしまうのかもしれません。
昨年までは、何故に生かされているんだろうか?
そしていつまで生きるのだろうか?
生きているなら価値あることを残したい・・・健康寿命までにはあと30年はあるよな!?
などとアレコレと考えたものですが
アラカンになりますと、色々と考えた結果として、次第に腹が括られてきた感じで、
「生きられるだけ生き残る」という、半ば生存サバイバルに思想が変貌している感じが
分かるようになってきました。
おくやみ欄を見ていますと、大体80歳から100歳まで生きることが予想され、
今からあと30年も生き続けなければなりません。
それには様々な努力が必要なのです。
無意味に・無気力に・無目的にという生存サバイバルではなく、
意味を見出し、一目に積極的に、計画的に日々を過ごして積み重ねて生き残る為の日々のサバイバル。
私は、そういう風に最近癌サバイバーならぬ健康寿命サバイバリストとしての腹の括りという意味において終着点を目指して、
ようやくアラカンになってみて、その出発点に立ったと思い始めています。
故に、そういった私が思うような生存概念がどのように表現されているのか?
この漫画を読んでみる気になったのです。
もしかして、あと30年ブログを書き続けたとして・・・書き続けられるのか?途中で止めるのか?
タラレバは取り敢えず置いておいて・・・
その漫画のタイトルは「チ。ー地球の運動についてー」です。
さて、どんなことが私の心に引っかかるのか?引っかからないのか?
久々の漫画本です。
時は過ぎ
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注文から、ブログアップロードまで時間がありましたので、読んでみた感想です。
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一気に数時間で7巻まで読んでみました。
よくぞ、7巻まで引っ張って書いたねーというのが、冷ややかな、まず初めの感想です。
その後、未知なることへの「真実の解」もしくは「真理」を求めて
人々は生きがいを見つけ、そして真理を守り、みんなにも目覚めてもらいたくて
広く伝えようとするのですが、
既存権力者、特権階級者達により
この世のシステムを変えられては困ると、気づいた者は異端者扱いをされ
徹底的に利益保持の為に、異端は消されていくのです。
良くある話です。
水を分解して、酸素と水素を取り出したら、また着火して爆発させると、エネルギーが生まれて、
水が出来る。その水を分解して・・・
という永久機関を作った人はこの世からいつの間にか消されたという話は有名です。
きっと産油国の誰かが、原油を売り続ける為に暗殺者を雇って消したのでしょう。
また、静電気と摩擦係数の研究をしていて、浮かぶ乗り物を開発したら、
いつの間にか消えていた話とか?
かの有名なシューベルトでさえ、妬まれて牢獄に監禁されていたのを、
彼のファンであったナポレオンが消息不明を究明して世間に連れ戻した話も有名です。
秀でた者はとかく命が危うい傾向があるのは、いつの世も同様ですね。
つまり、出る杭は打たれるから、出ないように自分をごまかし続けて、
長いものには巻かれて生きろ、そうでない時代を外れる者たちは始末されてしまい、
都合の良い世界が創造され続ける辺りは・・・
今でも何ら変わりません。
税金という名で・・・反則金という名で・・・罰金という名で・・・
何かとルール違反を課されては搾取され
上層階へと上納されていく構造は、昔も今も同様で、そういう意味では共感でき得ます。
何とか、この貧困から抜け出せないだろうかと必死に模索しますが、見つけられない。
見つけたとして、潰されて消されていくのかオチ。
例え一筋の光明が見えたとして・・・辿り着けない。
しかし、信念をもって生き続けることには人生の意味と価値を見い出すことが出来る。
生きている間に完結させたい、出来うるなら早めに決着をつけて、後はラクをしたいと思うのが
人間のサガではありますが、最後まで・・・もがき続け・・・叶わないで終わる事も多々ある訳です。
だからと云って諦めては、生きている意味を見い出す事すら出来ずに救われません。
心が救済される為に希望を見い出し、信念に基づいて行動するとは何を目指せば良いのでしょう。
それを知る好奇心こそが、最大の希望の光であって、
その希望の光の為に、また勉強をして、智力を養い、人生を捧げていく。
結局のところ、生きている間にどれだけの事を知り、客観的に真実と真理に近づいていけるか?
という事が生き続ける理由かもしれないと、私なりに解釈しました。
それは、ある意味での思い込みかもしれません。
読む人によって、それぞれに千差万別に思う事でしょう。
私にとって、このコミックはリアグロ表現で面白かったーとは言えませんでしたが、
ある種の訴えたい気持ちは伝わってきました。
例えて云うなれば
ウクライナ情勢を目の当たりにして、
心が痛たまれない感情だとします。
ではそれを知らなかったらどうでしょうか?
どこに心は囚われて同様の感動や悲しみを求めるのでしょう。
では、そのウクライナ側に立ったメディアによって伝えられるプロパガンダで我々が
西側諸国一同が悲しみを共有したとして・・・・何が出来るのでしょうか?
目の前にある不安や気づきが覆い隠されて見えなくさせられているかもしれません。
ウクライナ侵略が終わったら、日本侵略を始めるかもしれません。
中国も同様に日本などは3日で占領できるでしょう。
核も持たない平和ボケの日本で、14億人の共産党員に本気で勝てると思っているのでしょうか?
ロシアの無情な軍事作戦に・・・日本は勝てると本当に思っているのでしょうか?
どこからそんな自信が湧くのでしょう?
それこそ、日本人があぐらをかいて世間を見ている証明だと思うのです。
そうでないと反論するならば、現実的に起きている隣国が侵略後の目標はどこででしょうか?
中国に侵略に行くと思うでしょうか?
隙を見せれば、武力で瞬殺で、世界屈指の老人大国の日本などは消え去ることでしょう。
核兵器を数発程度、東京や大阪に落とせば、降伏して終わるんですから・・・・。
アメリカが助けに来る前に滅びるかもしれない現実が目の前で起こっているという事を
ウクライナ戦争で、プーチンの非情を目の当たりにしているというのに、
ウクライナを心配していることは・・・・アホの極みではありませんかね?
地理的な遠くでの火事ではなく、隣人が現実として恨みから戦争を起こしているという事実です。
その恨みがあるから北海道の権利はロシアにあると言っている訳です。
北方四島ではもの足らず、北海道の土地所有権まで最近は主張しています。
韓国には、竹島、中国には先閣諸島の領有権を主張されており、
そのうち北海道が実効支配されても
岸田総理は、一時退避して、本州へ引っ越せと言って、それでも日本人はどういうことか?
気がつかないのでしょうか?
私ならば戦います。
民兵でも良いので、ロシアの蛮行は許せません。
その前に、まずは日本の政治家を一掃しなければなりませんけれども・・・・。
そう云った信念が無ければ、生きる事に意味を見出せないと・・・・
このコミックを読んで強い決意が出来るような気がしています。
本日のブログは、生きるだの死ぬだの戦うだのというやぶさかでない、
コントラスト強調の表現になってしまいました。
人が、こう云った真理を見つけようとする気持ちが芽生えるというのは、
時代がそうさせるのかもしれませんし、
コミック作者も同様に感じているから表現して、そして我々が共感を受けるのかもしれません。
という事で、本日もご覧いただきましてありがとうございました。