また敵を作る言い方をしてしまいすみません。
そう言うというのは・・・・実は欲しかったりもするんですよね。
イヤよ嫌よ
・・も、好きのうち
。
ホントはドローンとか360度カメラとか、現在色々発売されていて物欲の秋で
目移りしている所なのです。
そして目移りで一番気になるのが画角です。
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ハイ!また出ました~
わたくしはゼロディストーションに近いレンズを使用していますので、
富に魚眼レンズの映像のゆがみが気になります。
自撮り棒で高く持ち上げて、周囲をぐるりを回すと目が回るんです。
確かに映像はダイナミックで、これでもかーと言えるほど全体像を写す360度カメラですが、
なにせ・・・酔うんですよね。
スチール写真のようにピンポイントで静止画で見る分には画角が広くダイナミック空間に見えますが、
それは空間を自慢しているだけで、だから何を見せたいの?という主題がハッキリしません。
つまり、今とか・・・しばらくは、子供だましのように、どうだ~凄いだろう~
という自慢は出来ると思いますし、
行ったことのない人の旅心をくすぐることは出来ると思いますが、
そこに感動が付いてこないのです。
マジ卍で
前回も日中共同スペクタクルの映画の中でも申しましたが、
中国人の思考は、日本人とは違います。
日本人はやはり特殊な目を持っていて厳しいのです。
映像に主題や副題、ストーリー、伏線などが無ければ心が揺さぶられません。
ただ映像美を見せつけても、ありふれた綺麗だな~としか思えなくなっている訳です。
例えば、「離島に来たんだよー」というプロローグとしてだけ使用するならば、
効果として有効ですが、ずっと360度カメラ映像では、視聴者は飽きてしまいます。
だったらDJIポケット2の映像の方が、どっちに視線が言っているのか分かり、遥かに面白いですね。
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敵を作る言い方かも
その点で、画角が狭くなってくると、どこを見せたいとか、
マクロレンズならもっと詳しく好奇心を掻き立てられることでしょう。
やはり見てもらうためには、楽しんでもらうためには画角の有効利用が大切だと思うんです。
映画でもこれから360度カメラを利用していく機会は多くなると思いますが、
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中華圏の人たち
きっと見飽きると思います。二度は見ないでしょう。
日本人の映画界は恐らくそこら辺の画角を分かっているので、
2つの標準域と望遠域レンズを中心に撮影が続くと思いますが、
中国作品は360度カメラでマトリックスみたいな
画面酔いを引き起こす作りが増えていくのではないかと考えられます。
今後、私が360度カメラの周辺の画像歪みで酔わないかが気になるところですが。
良い意味で云えば、ダイナミックさと空間的壮大さを産む効果はあります。
悪い意味で云えば魚眼レンズだという事、そして我々の世界は直線に慣れているので
眼は丸ですが、実は魚のような魚眼で物を見ていませんので、
歪んだ世界は違和感しかないというのが、
様々なデメリットを引き起こすという部分かと思います。
遊園地のアトラクションのように、不安定さが醍醐味と喜ぶ若者には人気が出る
と思いますが、
安定を好んだり、目が肥えてなどくると、だから何?、何を伝えたいの?
という意味で、画角の狭い方を好むようになるのだと思うのです。
自分も14mmF1.8のレンズを購入し、初めの頃は喜んで、空とか海とか・・・
「どうだ~・スゲーだろう!」とばかりに撮影していましたが、
次第に・・・だから何を伝えたいんだ?という気持ちも大きくなり、
100mmmマクロレンズを使う機会が多くなってきました。
望遠レンズの圧縮効果とは違い、マクロレンズの世界は、主題がハッキリとします。
圧縮効果があまり感じないかな?
そして35mmから50mmという画角は、人間が見ている画角なのだと気づかされたと言う訳です。
それで初めて、映像というのはメインの人や建物などの目線がそれに固定されている上での
ダイナミックさなのだと気が付いた訳です。
アイフォン発売当時、24mmの画角が新鮮で、誰もが広角映像の虜にさせられました。
それでも最近は、ダイナミックさに欠けて、より広角の0.5倍の12mmの写真を撮ろうとします。
山形市の風景千歳山より 0.5倍の12mm画角
それは私が、そうしているという事ですが、それでも飽き足らず魚眼世界の360度カメラ。
つまり360度カメラ使用では、誰かを追っかけているとか、山が見えているとかの
主題が無い状況での雰囲気であり
結局、「海でーす。」とか「山に来てまーす。」とかでは
ダメな使い方だと分かった訳なのです。
効果としての使い方としては認めるが、それ単体でのメインカメラとしての動画作りは、
認められないという個人的な感想ですが、来年、金が溜まったらドローンを買うときの為に、
自己分析してみました。
そして、最近私と同じ考えの人が多くいらっしゃる様子で、アナモフィックレンズというのが
登場してきました、画角が16:9や21:9のように伸びるレンズの事です。
1.3倍や1.5倍横に広い映像で、ダイナミックさを表現できるのです。
アイフォンに広がるレンズをつけて録画する。
動画を編集ソフトで1.3倍や1.5倍に横に伸ばすと、映像が復元するという不思議なレンズです。
多少、カメラが動くと、歪みが見れますが、効果として考えれば面白いかもしれませんね。
しかしゼロディストーション広角レンズとはまた別物ですけれども、
アイフォンに1.5万円プラスで、動画が映画チックに撮れることを考えれば、優勝です。
じゃ・・・360度カメラ要らねーじゃんという話になりますが・・・
それぞれに目的があるので、そうでもないのです。
購買意欲としては、現在こんな感じに思っています・・・?
ドローン DJI Air2S > DJI Pockt > DJI Insta360 ONE
ドローンの使用目的は・・・ワンドです。
川のワンドが実は大好きです。
代表的なのは、三重県熊野市 木津呂にあるワンド
このようなワンドを、ハッセルブラッドが装着してあるドローンで空撮してみたいと思っているのです。
グーグルマップで、いろんな川のワンド地形に目星はつけてあるので、ドローンを購入した際に
上空からこのワンドを静止画で撮影したいなーというのが希望です。
DJI pocketに関しては、ザックのチェストに装着して、山登り動画を製作用に・・・。
そしてインスタ360に関しては、山頂の三角点からの映像の時に使用したいな~
というのが希望です。
希望ばかりがありますが、そちらの趣味に回す現金が無いのが残念です。トホホ・・・
そんな風に秋の風を感じると、食欲の秋のみならず・・・・物欲の秋になってきていて
お金がいくらあっても足りない季節の到来です。
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本日もご覧いただきましてありがとうございました
JP7FRMのmy Pick