アイフォンもカメラ業界も、毎年新作発表をすることが当たり前のような時代になってきましたね。
アップルはいつも9月から10月にかけて発表があり、アイフォン13・・14・・と進んでいくのでしょう。
サムスンのS20では1億800万画素と4800万画素とインカメラが1200万画素で
アイフォンは14PROから4800万画素になるとの予測です
スマホのカメラのセンサーが小さいにも関わらず画素数が増えて、
カメラメーカーの肩身は狭くなる一歩です。
単純に画素数を10億画素や100億画素にすればいいことなんですが、
逆にセンサーが大きすぎて、連写するとメモリーバッファの問題や記憶メディアが対応できず、
過去のCFカードの大きさに戻さなくてはならず、microSDカードに保存できなくなってしまうという
デメリット部分が足を引っ張り、スマホ内蔵の512GBのメモリーには負けてしまう訳です。
つまり、これからも画素数戦争ではスマホが2歩も3歩も進んでしまい、
センサーサイズの大きい一眼ミラーレスは、画素数を増やすことが出来ません。
そして、動画の記録に関しても、センサーサイズが足を引っ張り、
保存メディアそのものの規格を変えて、より早くより大きく、
より信頼性の高く、より圧縮率の高い記録方式へと変更せざる負えません。
痛し痒しが現在スマホとカメラメーカとの感情でしょう。
当然、編集するパソコンもスペックが必要とされ、ある程度の妥協点という部分があると思います。
私にとってシグマSdQuattroHを購入した2018年の段階で、そこに気が付いており、
これからはカメラの新機種を買うのではなく、レンズそのものが資産になる時代。
つまり、カメラは何でもいいのです。
それよりもレンズの画角やF値の低いレンズ。
もしくはクラッシックレンズ、蛍石の入っているレンズに価値が見出される時代になってくると思います。
そして、フォーカス。
ソニーのアルファ7Ⅲがリードしている、瞳AFや
電車のような動きものに食らいついていくオートフォーカスで代表的な
キャノン7Dmark2のような性能が尊ばれるカメラが今後売れていくと思います。
連写性能はそれほど意味がなく、動画を撮ればいいのですから・・・
レンズは望遠化、もしくは広角ゼロディストーション化
望遠レンズの600mmF4による高画素対応の解像感の向上を目指していくのか?
広角レンズのゼロディストーション化した上でのさらなる超広角化(8mm-11mm)が
カメラメーカーとレンズメーカーの生き残りのように思えます。
言っている意味が分からなくなってきているほどマニアックな提案かもしれません。
とりあえずここ5年ほどは1億画素のような高画素機が売れると思いますが・・・。
まずは、スマホ業界の行方である
サムスン VS シャオミー VS アイフォンの画素戦争の方向性が楽しみですね。
恐らくサムスンは途中で1億画素は無意味であることに気が付くことでしょうし、
アイフォンをベンチマークにしてくることは間違いないのですが、
中国のシャオミーはAI技術による絵作りが上手なので、AIの進化と手振れ補正と
8K動画あたりが当面の流れじゃないでしょうか?
対して一眼レフ、ミラーレス業界では
シグマ社のカラーグレーディングのバリエーション提示は、
次世代の写真のガイドラインを左右するもので、面白い方向性の提案だなぁーと思っています。
ニコンやキャノンは相変わらずミラーレスカメラ性能の追求と業界の販売数や
復権に注力していますが、もうその考え方は古すぎます。
昔のイメージでは
ありのまま現場を撮影して、忠実に雰囲気を再現できる道具としてのニコンというイメージ。
人物撮影に特化した美肌エンジンを搭載したカメラで、モデル女性のほとんどは、
絶対キャノンでなければ嫌だと言わしめた有名なメーカー。
Eマウントによりオールドレンズも使えて、レンズ資産が多いEマウント、
静止画の美しさを追求するのは元より、動画によるログ撮影などで全方位、敵無しで
映像の感動を主導するソニー。
ライカのような、なぜだか印象的に残る写真を目指すパナソニック。
唯我独尊、道は俺が切り開く精神の、いつも市場に対してチャレンジ提案してくるシグマ。
それぞれのメーカーが醸し出す、メーカー臭は私にはそう感じ取れるのですが、
その集団がそろそろ結束して、カメラの目指す方向性をスマホに負けないように
道しるべ(PR啓蒙活動)を指し示さなければ、
見た目の軽いや高画素などスペック重視で購入する若者相手では、
完全にスマホのカメラに負けてしまいます。
なにせ現在の消費者は、スマホの画質で十分綺麗と思っている時代なのですから。
残される道としては、プリンターによる印刷物のA3ノビの標準化と写真展の開催など大判印刷のエリア
スマホではA4サイズでは粗が見えてきますが、A3ノビ印刷であれば一眼レフやミラーレスに
アドバンテージが出てきます。
後はトリミング化、5000万画素もあればトリミングをしても2000万画素が残ります。
2000万画素あればA3印刷に耐えられます。
現実にはα7sの1200万画素でも分かりませんけどね。
そうなってくるとスマホのアイホンの1000万画素でも十分と云えるかもしれず、
結局・・・・高画素化の意味が無くなってきますよね。
などと、勝手にカメラメーカーの内部ミーティングみたいな発言をしてしまってすみません。
来年、カラーグレーディングが面白いからという意味でシグマFPを買うか?
それともα7Ⅲを買うか?
フォーカスが速いから蝶や野鳥撮影の為、飛行機撮影の為という口実で。
あれほどカメラは一つあれば良いと言っておきながらですが、どっちにしようか悩んでいます。
だってSdQuattroは動き物が全然ダメなんですよ。
基本的にはシグマのフォーカスが早ければ、シグマ一択なんですが・・・・山木社長!!!
フォーカス早い機種を出してちょ!絶対買うから・・・
という偏ったニッチな希望のみを語って
本日のブログは終わりにしたいと思います。
一眼レフやミラーレスをお持ちの方は、皆さんそれぞれに、私みたいに、
コレさえ出来れば完璧なんだけどな〜などと思う所があるんじゃないでしょうかねー?
ご覧いただきましてありがとうございました