ウソみたいな本当の話 | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

8月6日のニュースです。びっくり

 

10年以内に京都の財政破綻ガーン

 

 

 

 

この状況を公表した市長の英断に賞賛いたします。拍手

 

つい先週 カウントダウンタイマー という記事で

 

 

オペレーションZの小説を引用して、市町村の財政破綻について書いたばかりです。

 

昭和33年に制定された財政再建制度ですが、2007年の新制度に向けて、

 

2006年より地方財政再建特別措置法に基づく再建を夕張市は目指していましたが、

 

 

 

税収不足から断念し2007年の新制度移行に伴い、夕張市独自再建を諦め、財政破綻を表明し

 

全国の自治体の見せしめとなりました。

 

それ以降、各自治体はホームページにも掲載できるように

 

 

そのようにならないようにと、予算編成を変えてきました。

 

 

南陽市の例を紹介するとこのような数字で表されています。

 

各市町村のホームページで、それぞれにご覧になることが出来ると思います。OK

 

 

京都市の比率は以下の通り

 

 

詳しくは京都市情報資料館を参照の事

 

 

 

そして、京都府の中での京都市の財政の立ち位置の確認はこちら

 


 

これを見れば、圧倒的に京都市の歳出が、財政規模の倍になっており、歳入が減れば、

 

当然、歳出オーバーとなり破綻は目に見えていますね。

 

読売新聞さんよりお借りした画像

 

 

 

さて、そのようなことで2028年には財政再建団体になるかもしれない!?という事で、

 

今から始めて、2022年度の予算を削減できるかはてなマークというのが、

 

まさにオペレーションZと同様なシナリオな訳で難しい訳でもあります。 グッ

 

 

市民や、市民代表である市議会議員は予算縮小によって子育て支援や福祉サービスを削られて

 

住みにくいカツカツした生活は嫌だと言って、デモまがいの事をやってくるのは目に見えています。!!

 

 

更には予算縮小だけでなく、財政再建の為には、増税もしなくてはなりません。えーん

 

 

今まで京都は観光によって税収が上がっており、それを頼りに予算編成をしてきたことは否めません。

うーん

 

コロナ禍による外国人の観光客による外需や、蔓延防止法などの措置によってインバウンドもなく

 

二重の税収不足に陥っています。笑い泣き

 

 

更には京都というのは、名水があることからお酒の醸造所なども数多くあり、

 

飲食店での酒の販売の落ち込みから、お酒の流通によるダメージもあるでしょう。アセアセ

 

 

そういう意味では、幾重にも不幸が重なっており、今ここで財政破綻の危機を公表しなければ

 

再生は困難であるとのリーダーの判断は、日本にとってとても衝撃的な報道でしたが

 

英断だったとも云えると思います。グッ

 

 

これによって、ある程度の役職をお持ちの方々の、住民サービスの充実という支出よりも、

 

破綻の危機回避のための削減という口実が付きました。OK

 

 

さて、これから、北海道の使用済み核燃料候補地の寿都町と同様に

 

 

市長と住民との確執が深くなり、どうやって住民の同意を得て、残り6年の予算で

 

財政破綻の危機を回避できるのでしょうか?

 

一応市長の計画では5年で1600億円の縮小という案ですが、それでも

 

インタビューに答える住民たちは、さらし者のように、破綻しないという前提で、

 

自分の権利を主張しています。

 

もし住民が足を引っ張り財政破綻したならば夕張市と同じ廃墟同然になるというのにねwww。ゲラゲラ

 

分かってねーな!って思いますがちょっと住民が5年だけ我慢して1600億円返済なら

 

すぐじゃんって思いませんか?誰かがチョンボや上前跳ねでもしなければ・・・。

 

 

他人事ではありませんが、内需産業のある市町村はこう云った場面に強いですが、

 

観光産業や外資系企業、大企業の孫請け関連企業が多い町では、

 

税収は相手次第という事が多いですから、ある意味、フレキシブル財政制度というものにして

 

税収の多い時はサービスを充実させ、税収の少ない時にはそれなりに

 

という概念が今後必要になってくるかもしれませんうずまき??

 

 

京都市の事例は、予算編成の在り方についてのプロローグに過ぎず、

 

コロナ禍による税収不足による市町村の喘ぎは、今後益々浮き彫りにされて、

 

炙り出されてきます。市議会議員が財政規模縮小に反対する、意見を聞かなければ、

 

市長は公表という形で世に知れ渡らせる強制措置を取らざる負えなくなってくるかと思います。ガーン

 

 

まずは・・・数日前の発表ですので、その事の重大さが京都市民が理解できるのか?

 

相変わらず理解できずに、反対!と叫ぶのか?

 

京都市民の知能指数と社会適応度を計る絶好の機会になるかと思われます。チョキ

 

偉そうに言ってますが、これはプロローグに過ぎません。

 

本番はまだ始まってもいないのです。

 

来年度の予算編成をどれだけ削減してくるのか?

 

その後の税収の財源をどのように確保するのか?

 

債権に頼ってはいけません。あれは麻薬です。必ず返済が待って居ますので。

 

根本的な根治療法が、豊かな生活への最短距離だと私は思います。

 

これはあくまで、税務知識も役職もない、一般貧民が口にすることですので腹を立てませんように・・・。

 

とにかく凄いニュースが飛び込んできたものです。

 

本当に破綻するのか気になる方は、高橋洋一チャンネルを参考に

 

 

 

 

本日もご覧いただきましてありがとうございました。お願い