構図の勉強 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

今日もそこそこ天気が安定しているので、昨日オークションで格安で落札したレンズを試し撮りしたくて出かけてきました。届いた直後に本体に装着して葉っぱなどを撮影してみましたが・・・・なにか変なのです。
いつもマクロレンズを使っているので被写体に寄る癖が有るためかどうもピントが合いません。いきなり壊れてるのか?でも動作はするし異音もしないし、F値を9以降に絞って撮るとチャント移ります。???
F1.4 からF2.5までがなんかピントが合いません。今所有しているどのレンズとも違い扱いが難しいです。
気持ちを切り替えてマクロではないのだから日の丸構図はなるべくやめて、全体をイメージして撮るレンズなんだな-ということを心に決めて、手っ取り早い蔵王でコマクサを狙って見ようと車を走らせました。
早速いつものエコーラインの駐車場に止めてリフトを使わず登っていきます。
そこで見つけたウラジオヨウラク。なんか食べたくなってしまう色合い。
そして登山道上に一番多く咲いていたのはハクサンチドリ。


蔵王もハクサンという頭文字の着く高山植物が多い。
これはハクサンシャクナゲ?と思うアズマシャクナゲの色が消えたバージョンかもしれない。それと奥には吾妻連峰。本日は雲海が1000m付近にあり2000mの御釜付近は快晴で霧がかかる感じ。
いよいよ避難小屋まで上がってきました。以前蔵王のペンションの方々がコマクサを植えてくださったコマクサたちが咲いています。
一応御釜も見ておきましょう。相変わらずいい色ですね。
そして雲海も人間の目には感動的に見えました。
いよいよ頑張って構図の勉強をしようと思い、後ろに避難小屋でコマクサと2ショットにしてみました。
段々と登山者が多くなり、地ベタに這って撮影するのが恥ずかしくなってきました。
気合を入れてもう一枚地べたに寝転んで撮影。どうしてもマクロ的な撮影の仕方になってしまうんだよね。
よし今度はコマクサと吾妻連峰。ありきたりな感じになってきました。
今度は前ボケと後ろボケの為に岩を入れてみました。でも後ろの枝がちょっと邪魔かな?
ヘリが飛んできました。子供だな-と思うのがついヘリを撮りたくなってしまう。
コマクサ忘れてヘリを追っかけます。
ついでに動画も撮って粘ってしまいました。
何度も行ったり来たり、風が強いのにすごい安定感です。
帰り道に御釜と奥に見えるのがレストハウス。



いつものこれでは終わりません。
せっかくなので村木沢にある有名な紫陽花寺、出塩文殊堂に寄ってみることにしました。
光が林の中から差してきてアジサイが綺麗に見えます。ラッキー!
階段の一本道。でも救済策として車椅子の方は上まで自動車でいけます。


お地蔵さんとアジサイ
光が差した瞬間、レフ板やフラッシュもしていないのに背景が暗くなって、良い出来の一枚を撮ることが出来ました。
最近赤色が好きになってきたのは年を撮ってきたからでしょうか?
あえて逆光にもトライ。ん-どうなんでしょう?
でもトータルで分かったことは、レンズは壊れていないということ。
やはりF1.4付近は鬼門かまだ使えない。F4以降だと安心して使える。
更にキャノンのボディーにシグマのレンズだとEVFで見た時と撮影後の確認した写真では随分のズレが生じるのでやっぱりキャノンのレンズが良いのかな-?とか。でも望遠のシグマレンズではそう感じたことが無いのでやはりこのレンズだけが相性が悪いのか?
もう一度マクロ的に使用。
やっぱピントがおかしい。このレンズは被写体が大きい物だとピントが合うが、小さい被写体は苦手。
ということで今日は決着。

収穫の多い一日でした。ご覧下さりありがとうございました。
ペコリ
 
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