県内周り | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

男体山登山を計画していたが、どうも関東に近いほど雨降りらしく、展望の良い時に登りたいということで延期。以前より夏に行きたいな-と思っていた滝めぐりに行く事としました。酒田にある玉簾の滝、胴腹の滝、丸池様など3箇所を住所は調べてあったので早速行ってみます。
玉簾の滝の駐車場に着きました。もうすっかり日が真上に上がっています。ここからちょうど鳥海山が見えます。以前登った湯の台コースも見えています。農鳥雪渓は姿を消していますね。


徒歩7分とあります。人気スポットだけあって人が途切れません。
水しぶきがかかってなかなか撮れません。何十枚もトライしての1枚。


来るときも気にはなっていたけど、神社にある手洗い水。ドラゴンがカッコいいので撮ってみました。


帰り道にあるヤマボウシ。花がフッワふわでやっぱり熊の毛とは違いました。
さて、お次は胴腹の滝。期待通りの場所です。写真家の方達がずっと粘っています。
しょうがないので適当な場所からフィルターを使って長時間露光で挑みます。
ここの場所は林の中で岩にも苔が生えていてイメージぴったりです。


次は丸池様を目指します。なかなか探せなかったのですが、何とかネットの情報をを頼りに行き着きました。丸池様に辿り着く前の雪解け水の透明な川に咲いていたバイカモの花。


駐車場から5分程度歩くといきなり現れます。丸池様です。水が透明で池の中に沈んでいるものまで見えます。それより幻想的なのはここも雰囲気が違います。さすが神域です。同腹の滝はグリーンでしたが、クリスタルブルーな色彩が感じ取れます。霊感ではありません。現場に着いた時の池の色です。裏磐梯の五色沼の色より透明感を感じました。


いやーここは粘りました。腹が減ったので撤退です。当初の目的は果たしたのであとは帰るだけです。
とはいってもせっかく酒田に来たのだからと山居倉庫へ行ってみました。


まずはお決まりの一枚。そして山居倉庫の表側。


何年経っているのだろうか、私の生まれた家もこういった雰囲気があり、自分の家に来たみたいな雰囲気もある。


倉庫だけに、見た目よりずっと中も広いんです。
そして山居倉庫の西側には西日を避けるためのケヤキ並木。美しい道です。
土門拳は縦に反対側から撮っていました。
帰りに日本海を通って来ましたが、途中なでしこの花が満開だったのでつい一枚。


俵岩という、規則的に縞の入っている面白い岩が有りました。
せっかくなので水しぶきを狙ってみました。


そしてずーっと運転、夕暮れ間近。
この時間で18:45分ごろ、まだまだ自宅は150Km先です。遠いです。
諦めて夕暮れの一枚を狙ってみました。


トランペットの音色で金曜ロードショーのテーマサウンドが聞こえてきそうなオレンジ色です。

一日を振り返ってみると、青空から始まり、緑に囲まれた滝を見ることができ、またノスタルジックなモノトーンの世界を垣間見ることもでき、最後は何と云って良いか分かりませんが夕日の色を見ることができて、色彩に恵まれた一日だったように思います。
今回は2000ピクセルで保存しましたので、右下の拡大画像で拡大することができます。

ご覧くださりありがとうございました。