2年越しの案件という程でもないが・・・ | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

雪割草を見に行っている角田山で春の季節に山でよく見かけるホワホワした花のような、マンサクの花を小さくしたような雑草をみかけて、ちょっと調べただけでは判らずにいた。
カヤツリグサ科の本までネットで買って見たけれど載っていない。
どんなきっかけでネットで見つかったのかは分からないが、カヤツリグサ科スゲ属のスゲの種類だろうということで調べていたんだと思う。
ふとした瞬間にミヤマクロスゲを発見。・・・・似ている・・・・
これかもということでミヤマクロスゲ画像を洗い出しているとヒメカンスゲなるものを発見。
確かに手元にあるカヤツリグサ科の本には紹介されているが、穂が小さいものが載っているので画像が全然違うので分からなかった。

皆さんも登山道では見かけるのではないでしょうか。
これを写した時は3月の角田山にて。
3月の角田山はショウジョウバカマも終わり、山頂付近に少し見られる程度まで季節は進み、雪割草が麓から標高300mまで咲いている、カタクリも一部咲き始めかな?という状態の時。
ミヤマクロスゲは7月から8月頃に見られると有る。
そしてヒメカンスゲは5月頃見られると有る。
そう考えるとヒメカンスゲの季節のほうがマッチしているようにも思える。
ということで今日はヒメカンスゲであろうということで2年前から気になって写真は撮っていたものの判らずにいた一枚を成仏することが出来たのでとても気分がいい。

なんていうか自分でワカラナイという種を拾って植えておきながら、自分でワカラナイの種から実ったものを収穫し満足するするという変な感覚を覚える。

本日は哲学的な日記となりました。ご覧くださりありがとうございました。