白馬と青空に向かって。

やっほー。

 

 

 

(全景はこんな感じ)

白馬・岩岳マウンテンリゾートにあるブランコです。

 

 

 

白馬に出発する前から。

私の中では、写真のような晴天と白馬がひろがっていました。

だから、天気予報がたとえ雨曇でも、間違いなく晴れるものだと思っていました。

 

 

 

 

松本、安曇野を経て到着して降り立った夕方は、雨でこんな感じ。

白馬山は雲の中。

 

けれど、明日は大丈夫(わくわく)。

わくわくしすぎて、何回も夜に目が覚めてしまった。

 

 

そして、朝。

 

 

ありー。

思ったより晴れてないなぁ(しゅん)。

 

 

そして、朝食後。

よしよし。

左の唐松岳、五竜岳は姿をあらわしました。

 

 

唐松岳、ズーム。

左の雪渓が近年「氷河」に認定されたとか。

 

 

 

 

 

 

が。しかし。肝心の白馬三山が出てこない。

「しゅん」から、「どーーーーん」と、ここで落ち込む私。

 

 

 

なぜなら。

私の思考グセが発動していたから。

 

白馬が晴れないなんて、私は、神様に愛されてないんだー。

白馬だけ晴れないなんて、私は、白馬の神様に愛されてないんだー。

うわあああああんえーん

どうせ私なんて、愛されないんだーーーーえーん

 

 

という。

 

客観的に見れば(今となれば)笑えますけどね。

現に、夫も、何を言っているのかと、びっくりしていましたが。

 

 

確か、結婚式の日もそうでした。

晴れると思っていたのに、朝から雨で。

夫に、じたばたわぁわぁと泣きを入れていたっけ・・・。

(そのときも、結婚式が始まる頃には晴れていました・・・。)

 

 

この「どうせ、愛されない」グセは、もうなくなったかと思っていましたが、まだまだ残っていたのです。

こういう思考癖を持っていると、このクセを証明しようとして、現実をそのように捉えようとする。

もしくは、こうした出来事を起こしてしまう。

 

あぁ。

びっくり。

 

ふぅーーーーっと深呼吸して。

大丈夫。大丈夫。

愛してるなら、愛されているし、

愛するも、愛されるも、ないんだよ。

みーんな、ひとつの調和の中にある。

 

雑草の根っこのようにしつこく残ったこの思考グセを、取り払うチャンスをくれた旅だなと思いました。

 

 

そう心にとめて、さぁ。出発。

 

 

 

そうしたら、足下に、蛙さんが飛び出してきました。

「そうだそうだ」と言ってくれているに違いない。

 

 

 

 

 

カエル

 

 

 

 

白馬と言えばスキーのイメージですが、「グリーンシーズン」も最近力を入れ始めたようです。

岩岳のスキーゴンドラを使ってぐんぐん登ると、白馬の絶景をたのしめるように工夫がなされています。

 

 

 

白馬八方尾根と白馬の村を臨む。

 

 

 

 

 

 

奥へ歩くと「白馬マウンテンハーバー」という、展望台が。

 

 

真正面の奥が白馬三山。まだ雲の中。

ですが、先ほどの思考グセのジタバタは、一旦吐き出して、客観視したおかげで、鎮まりました。

 

 

朝一番のシャトルバス(8:30ホテル発)でやってきたところ、まだお客さんはまばら。

しかも、ちゃんと山をたのしんでいる人が多くて(SNS用の写真のためでなく)、静かで落ち着いた雰囲気。

 

の~んびり、間近に迫る白馬の迫力を愉しみます。

 

 

 

 

 

白馬槍ヶ岳のちらリズムピンクハート

きれい。

 

 

 

小一時間ほど経ったでしょうか。

白馬三山が、きっちり、どどーんと姿を現しました。

 

 

 

(白馬槍ヶ岳は見切れていますが、左:杓子岳、中央:白馬山、右:小蓮華)

 

 

 

 

 

 

マウンテンハーバー(展望台)デッキは、こんな感じ。

 

 

左から唐松岳~白馬三山~小蓮華山~白馬乗鞍、ずーっと右手の奥には新潟の山々(おそらく雨飾山)も見えていました。

 

 

不思議というか、残念なのは。

本当にたくさんの山々が見渡せているのですが、この白馬圏内の山山の案内表示しかないこと。

 

素人の私が見る限り、この岩岳山頂からは、新潟の雨飾山、黒姫、妙高。同じ長野の戸隠、北アルプス、中央アルプスまで、その白い頂が近く遠くに浮かんでいるのですが。

まったく、それらへの案内や言及がないのです。

 

ガイドさんに聞いても「さぁ?」という反応。

長野は文化圏がきっちり4つに分かれるというのとも関係あるのかしらん?と思った出来事でした。

 

 

 

結局、これでもか!!!というくらい、白馬の山山を堪能して、下山しました。

 

朝の感情のぐちゃぐちゃはどこへやら。

感謝とうれしさしか湧いてこない。

 

 

帰りは、ホテルのシャトルバスが送迎してくれました。

そのバスからの景色。

 

 

 

 

なんじゃこれは~!!!

というくらい、ずっとずっとどこまでも美しい。

 

 

毎日まいにち、これを見て暮らしている「人」というのは、一体、どうなっているのか。

ぜったいに東京で暮らしている私たちとは、違う。違うに決まっている。

 

 

 

ホテルの運転手さんおすすめの場所で下ろしてもらって、

そこからさらにあちこち、足の向くまま、でも、絶対に白馬に導かれて、歩きまわり。

夕方にホテルにたどり着きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテル前からの景色。

水の張られた田んぼがふえて、鏡面のように。

 

 

「新緑の信州2」でも書いたけれど。

 

あまりに大きな存在に。

 

あぁ。

生かされているなぁ。

生かされている。

 

 

この山々の霊気に、流れ出る水に、光に。

生かされている。

 

 

湧き上がるようなその感覚に包まれました。

あぁ、これぞ、しあわせ。

 

 

 

ほんとうにありがとう。

感謝いっぱいで、眠りにつきました。

 

私のクセよ、さようなら。

 

 

 

部屋から。ずっと白馬山を感じられる、ハイランドホテル。

 

 

 

 

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

岩岳マウンテンハーバーにて。

美味しかった!(ジンジャーエールレモン 甘すぎずよい。クロワッサンサンドは要望すれば、シェアしやすいように事前に二つに切ってくれます。親切。)

こんな白馬山を眺めながら、ゆったり、静かに過ごせて、本当に贅沢でした。

 

 

 

カエル新緑の信州1

カエル新緑の信州2

 

 

 

 

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