静岡発!介護社労士JOYがゆく! -14ページ目

「介護サービス」(7) ~ 居宅サービス・通所介護(デイサービス) ~

 在宅で24時間介護…

 いくら家族とは言え、
 毎日衰えていく要介護者と
 向き合うのは…正直精神的に
 参ってしまいます。

 「参りました。」

 家族だから声に出せませんが、
 介護士さんが利用者に向き合う
 以上に苦しかった…

 ましてや最近は
 「老老介護」で介護する人が
 疲弊してしまう現実…

 母を見ていてそう思いました。

 だから…せめて日中だけでも
 介護のことを忘れる時間が
 あれば嬉しいものです。

 それはさておき…

 居宅(在宅)介護サービスの中に
 「通所介護(デイサービス)」
 サービスがあります。

 在宅介護をするならご利用を
 お勧めしたいサービスです。

 嬉しいのは…
  ・利用者同士の交流がある
  ・利用者、家族のストレス解消
  ・6~8時間介護から離れる

 大変なのは…
  ・施設の雰囲気確認
  ・自宅に戻った時の反応確認

 私の個人的意見ですから気に
 しないていただきたいのですが…

 利用者はいつも
 「自宅で終焉を迎えたい」と
 どんな場合でも思っています。

 施設を利用していても
 「自宅」を意識するものです。

 施設で亡くなるのは…
 本意ではない…

 しかし、家族が在宅で介護
 できないと判断すれば…
 本意でなくても施設で…と
 なってしまいます。

 介護者にも束の間の休息を…
 そして、元気に在宅介護に
 欲しい(良い言い方をすれば…)
 そんな思いが国にもあるでしょう。

 社会保障として「介護保険制度」が
 スタートしてから居宅サービスは
 始まりましたので、スタート時は
 どうだったのかわかりませんが…

 もう制度開始から10年余りが
 経過しています。そして…

 実際に、私自身も4年あまり利用して
 介護士さんがされていた心配りが
 今でも私の介護に対する心の支えに
 なっています。

 理不尽な点は様々ありましたが、
 亡くなるまで2年程通っていた
 デイサービスで、泣き言言わず、
 しかも家族に屈託のない笑顔を
 魅せ続けた父を見て…

 「介護ってすごい」

 そんな思いを持ちました…
 これは偽らざる「真実」です。

 利用者と介護者が自然に
 打ち解けられるデイサービス。

 なかなかいいですよ。

 でも…そう言えるまでには
 少々時間はかかるかも…

 一つ言い忘れました。
 「笑顔」のないデイサービスには
 入所させない方がいいですよ。

 なぜなら…

 きっとそこには「魔物」が潜んで
 いるに…違いないからです。

 もっとも…雰囲気で察することは
 できるでしょうけれども。

追伸
 本当に利用者に合った
 デイサービスを探すのは…
 就職先を探すのとどこか
 似た感覚があります。

 ただ…

 一つだけ違うことがあります。

 それは…選考者の違いです。

 就職試験の際、内定を勝ち取るには
 会社のことを知り、会社見学をして
 それから…自分の熱意を
 積極的にアピールしていきます。
 
 一方、お願いする施設の決定は
 利用者が最終判断をしていきます。
 
 施設のことを知り、施設見学をする
 ところまでは就職試験と似ています。

 しかし…

 そこから利用者の実際の振る舞いを
 見て…合うかどうかをご家族が
 最終判断する大きな違いがあります。

 ここまで言うのには訳があります。

 私は…父が最初通っていた施設に
 ほとんど立ち入ったことが
 ありませんでした。

 そして、最初の施設入所から2年後…

 父が施設でトラブルを起こしたと
 施設から連絡が入りました。

 一度父が施設でどのように介護を
 されているのか見るべきだった…
 それが本音でした。

 事実…

 父は落ち着きがないため、車椅子で
 あちらこちら走り回っていたようです。

 そこで…施設の職員が父を動けない
 ように車椅子にブレーキをかけた…と
 後に風の便りで伺いました。

 「それなら…父も癇癪起こす」
 そう確信しました。

 トラブルは決して一方だけが悪い
 わけではなく、双方に原因があります。

 一度見学しておけば…
 次の施設への転所も早くできた…と
 反省いたしました。

 しかし…次の施設とは本当にご縁が
 あったのか、あれほど癇癪を起こす
 父が文句の一つも言わず死の2日前まで
 通い続けられた…そこには「愛」と
 「笑顔」が溢れていました。

 介護士さんの苦労は相当のものだった…
 でも…それ以上に父の葬儀にも参列
 してくださった喜びを受け止めました。

 ただ…そのときお世話になった
 介護士さんがその施設を離れてしまい
 お礼を言えない…それが残念です。

 介護士さんも「自分」を最大限生かせる
 職場を求めて転職していくようです。

 ですから、新たな志を持てば転職を
 考えていくのだと思います。

 介護士のキャベチさんのブログを見て
 あらためて「愛」と「笑顔」の大切さを
 知りました…感謝です。

 利用者にも…
 家族にも…

 「笑顔」

 そんな介護士像を夢見ながら…
 日々介護に精進します!