静岡発!介護社労士JOYがゆく! -16ページ目

「介護サービス」(5) ~ 居宅サービス・訪問リハビリテーション ~

 折角いただいた自分の身体が
 その役目を終える「終焉」までの
 カウントダウン…

 一番悔しいのは
 身体が満足に動かせないこと…

 一番嬉しいのは
 その事実を自分が知らないこと…

 毎日その現実と向き合う
 サービス利用者を見る度
 知らされる「介護」の現実…

 しかし…

 動こうとする利用者の健気な
 努力を目の当たりにして
 涙した…こともある…

 母の姿を見て…思わず涙。

 夫婦愛・家族愛…

 そんな簡単な言葉では
 言い表せないほどの努力を
 人前では見せない、
 素晴らしい光景…

 この力はどこから
 湧き出てくるのだろうか…

 十数年後…
 私たちの世代にこの力は
 出せるのだろうか…と
 考え込んでしまう自分…

 高齢者にとって
 一番大変なのは…「機能回復」。

 すぐに結果が見えない…
 それでも怠ったら確実に
 悪くなる…

 リハビリテーション科がある
 病院に行けば…と言うが
 中には行けない場合も…

 そのジレンマと向き合う
 彼らにも手が差し伸べられた…

 それはさておき…

 居宅(在宅)介護サービスの中に
 「訪問リハビリテーション」
 サービスがあります。

 機能が衰えて誰かの介助が
 必要な場合、タクシーを利用して
 病院に行く方法もあります。

 しかし…

 タクシー料金が高額な場合、
 月に何度も出向くとなれば
 それだけで数万円の支出が
 発生する可能性もあります。

 現実に、タクシー利用の場合、
 障害者手帳を持っていても
 費用が1割減額されるだけです。

 そうだとしたら…

 介護サービスとしての
 「訪問リハビリテーション」を
 利用した方が費用負担は
 少ないような気がいたします。

 「訪問リハビリテーション」は
 主に身体の機能回復を目的と
 しています。

 ただ、利用するためには
 利用者さんの主治医の指示が
 必要になります。

 確かに…そうですよね。

 主治医が必要ないと判断すれば
 今のままで良いということなので
 それ以外の方が手を差し伸べる
 のはどうか…ということです。

 しかし…私の母もそうでしたが
 ケアマネージャーと主治医に
 相談して…

 「訪問リハビリテーション」を
 受けることを許されました。

 実際には、国家資格を持った
  ・理学療法士
  ・作業療法士
  ・言語聴覚士
 が自宅に訪問する格好で
 行われます。

 リハビリテーションの期間は
 様々ですが、手術後の場合には
 短期集中型のケースが多く、
 その場合は多少割高になります。

 しかし、交通費のことを
 加味すれば…個人的には
 「訪問リハビリテーション」を
 利用する方が良いと考えます。

 あとは精神的負担(人ごみが
 嫌いで通院を嫌がるなど)が
 少ないので、そんな方々に
 利用の幅が拡がっています。

追伸
 母は退院直後から約2か月、
 訪問リハビリテーションを
 受けました。

 1回約40分ほどでしたが、
 機能回復には大変役立った…と
 感謝しております。

 しかし…

 担当の方がかなり手荒だったらしく、
 2か月過ぎた時点で嫌がって
 辞めてしまいました。

 やはり…

 担当者と利用者の意思疎通が
 うまく図れないケースがあります。

 ましてや…

 70代後半以降の方の中には
 頑固で気性の激しい方がかなり
 いらっしゃいます。

 そんな中で、割り切って
 訪問してくださる方には
 本当に頭の下がる思いです。

 そんな姿を見ながら…
 「介護」に関わっていこう…

 何よりも…

 「介護」で大切なのは利用者を
 思いやる気持ちです。

 介護で大切なこと…
 それは、

  家族が頑張らないこと。

 そして…

  介護者も頑張らないこと。