西洲の菩薩行10 提婆達多品その7(畜生も成仏できる) | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

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法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は妙法蓮華経 提婆達多品第十二章の解説です。ひらめき電球

 

 

舎利弗は竜女の成仏を疑っていたが、竜女は、「法華経」 の教えを信じ、

菩薩の修行をするものは畜生であろうと女人であろうと

必ず成仏できることを実証させたのである。アップ

 

 

◎ 畜生も成仏できるビックリマーク

舎利弗が女人は成仏できないといったときであった。汗


竜女は自分が身に着けていた宝珠を黙って仏さまにさしあげた。その宝珠は世界のあらゆる宝に匹敵するほど立派な宝であった。仏はそれをお受けになった。キラキラ王冠1

仏がだまって宝珠を受けたのは竜女の心と仏の心とが一つに通じ合っていたからであった。 宝珠を仏にさしあげたのは竜女が仏の恩を感じたからであった。ドキドキ

竜女は智積(ちしゃく)菩薩と舎利弗尊者の二人に言った。


「自分は今、宝珠を仏さまに献上したが、仏さまは即座にお受け取りになったかどうか」 と。 智積と舎利弗は言った。


「仏さまはすぐにお受け取りになられました」 と。 そこで竜女は言った。


「自分が修行を積んで仏になったことを、あなた方の神通力でとくと見てください。私が仏さまに即座に宝珠を差し上げたよりも、いっそう速やかに自分が成仏した事実をここに現して見せましょう」 と。ビックリマーク
 

大勢の人々は竜女の言葉を聞いて目を凝らした… 目ガーン

すべての人々の目は竜女の姿に凝集した。竜女の姿はたちまちのうちに男子になった。男の姿になった竜女は菩薩となって南方の無垢(むく)世界へといき、美しい蓮華の上に座り仏と同じ悟りを得て仏の特相をそなえ、一切の人々のために優れた教えを演説した。虹


畜生界に生まれた竜女であり、しかも女人の身でありながら、『法華経』 の教えを行じたために、ついに浄土に生まれることができたのである。上差し

舎利弗は竜女の成仏を疑っていた。 しかるに竜女は今や大衆の目の前で成仏したのだ。 誰の目にも竜女の成仏が見えた。ポーン


疑いは一瞬の間に消えた。「法華経」 の教えを信じ菩薩の修行をするものは畜生であろうと女人であろうと必ず成仏できることを実証させたのであるアップ

 

 

法華経の神通力は今世どんな姿であろうと

成仏できることを証明した虹

 

 

☆ この竜女成仏は我々に三つの大切なことを教えてくれる。


第一には、人間以外のものでも生命があるものはどんなものでも仏になれること。
第二には、女人であっても男子と同様に仏になれること。
第三には、たとえ年齢の若いものでも信ずる力さえあれば仏になれること。


を、教えてくれる。ひらめき電球

竜女は畜生道の生まれであり、しかも女人である。 このようなハンディキャップを背負ったものでも必ず成仏できることを教えてくれたのが竜女の成仏である。

竜女の竜は竜を信奉する部族原住民を象徴的にあらわすのかもしれない。 となると、竜神を祀る種族も仏教を奉じるようになったことを暗示しているのかもしれない。叫び

 次回につづく。

 

追記、こんなにありがたい経典、法華経があるのですビックリマークビックリマーク お釈迦様の直のお声が聞こえるのですひらめき電球

そして神通力が半端なく凄すぎます虹あせる これは提婆達多品に込められた阿私仙人の恩赦と提婆達多の神通力だと私は感じます(^^)/ 大事なのは、信じる力ですね上差し 法華経を受持できても、信じて本気にならないと、宝の持ち腐れ、ということです汗

 

 

 

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