釈尊の個性的な弟子たち13(アングリマーラ) | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

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法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

教えを乞(こ)う人を拒まず、誰でも仏になれるという考えを示したお釈迦様の弟子には、さまざまなタイプの者がいる。経典に残るそれらの弟子の姿を見るとき、お釈迦様の柔軟な教えや深い洞察力が浮かびあがってくることでしょう。有名な十大弟子とは別のお弟子さんたちをご紹介します。

 

 

お釈迦様と出会わなかったら...........

 

 

◎アングリマーラ(央掘摩羅.指鬘{おうくつまら しまん})

 

※釈迦の教えに救われた稀代(きたい)の殺人者

 

釈迦の弟子のなかには、殺人を犯した者もいた。 アングリマーラという弟子はなんと殺人鬼であった.....。

シュラヴァスティの街は、一種の恐慌状態に陥っていた。 次々と人が殺され、その死体からは、必ず一本の指が鋭利な刃物で根元から切り取られていたのだ。 被害者は、すでに999人に上る。

 

実は、この殺人鬼が、後に仏弟子となったアングリマーラである。 彼は、人を殺してその指を切り取り、ネックレスにして首から下げていた。 かつてアングリマーラは、学問を究めようとあるバラモンの弟子入りした。 ところが、自分の妻との関係を疑った師に、「真のバラモンになるためには、1000人を殺し、その指を首飾りにして首から下げなければならない」 と嘘を教えられた。 それが修行だと思ったアングリマーラは、以来師の教えに従って殺人を重ねていったのである。

 

あと1人で1000人というとき、母親が通りかかった。 たとえ親であろうと修行のためならば.........。

彼は襲いかかった。

 

そこに釈迦が現れ、彼がいかに地獄に向かってひた走っているかを、説き聞かせたのであった。

瞬時にして自らの罪深さに気づいたアングリマーラは、その場で釈迦の弟子入りした。

それからしばらくして、釈迦のいる祇園精舎のそばを、軍隊を率いたパセーナディ王が通りかかった。

聞けば、殺人鬼を捕まえに行くのだという。 

釈迦は尋ねた。

「王よ、もしその殺人鬼が私のもとで修行し、悟りを開いていたとすればどうしますか」

「捕らえるかわりに供養しましょう。 でもそんなことはあり得ませんね」

 

すると釈迦は、瞑想している一人の僧を指さした。 かつての殺人鬼アングリマーラである。 王は、その崇高な姿に思わず手を合わせたという。

 

(釈迦の本、学研参照)

 

追記、アングリマーラ、母親殺しをお釈迦様に助けていただき、危機一髪でしたねあせる

それにしても真面目な性格が、悪に洗脳されてしまうと、正しい判断もなくなるのですね(^^;

何か今の世の中とダブってしまいますが、お釈迦様と出会わなかったら.......... 怖い世の中ですビックリマーク

 

 

 

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