釈尊に生きる! 日蓮聖人 1(観心本尊抄) | 釈尊と共に生きる、西洲のブログです!

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法華経は釈尊の肉声の教えの経典です。あらゆる経典の中で、法華経は、別の名を
「最上王経」とも呼ばれ諸経の王でもあります。女人成仏をはじめどんな衆生も
生きるもの全てを救おうとする仏陀の方便の力は、法華経のすばらしさです。

 

日蓮聖人の思想の中核、「観心本尊抄」 (かんじんほんぞんしょう)とは。

 

 

※日蓮聖人の重要御書 五大部、「観心本尊抄」 をご説明いたします。


 

釈尊の因行果徳の二法は
 
妙法蓮華経の五字に具足す。
 
我等(われら)此(こ)の五字を受持すれば
 
自然(じねん)に彼(か)の因果の功徳を
 
譲り与え給う。

(観心本尊抄)



訳、釈尊の修行のすべて(因行)と悟りの徳のすべて(果徳)は妙法蓮華経というわずか五字に具備されています。凡夫であるわれわれが、この妙法五字を信受し念持すれば、おのずと釈尊の因行の功徳.果上の功徳を譲り与えられ、釈尊と同体の仏となるのです。


◎観心本尊抄(かんじんほんぞんしょう)

 

法華経の経題を唱えるだけで、釈尊と同体の仏に

 

 

通称「観心本尊抄」 と略称されますが、正式には「如来滅後五五百歳始観心本尊抄」です。著述されたのは、日蓮聖人があばら屋のような塚原三昧堂(つかはらさんまいどう)から石田郷一谷(いしだのごういちのさわ)に移された後の文永十年(1273)のことでした。

 

ある程度生活環境がよくなった中で、あらためて日蓮聖人の仏教哲学の真髄を書き上げ、下総(しもうさ)の富木常忍(ときじょうにん)に預けますが、その副(そえ)状に「三人四人で座を並べて読んではならない」 と、慎重な取り扱いを命じています。弟子たちは活動して一ヶ所に止住しませんので、文書の取り扱いに厳しい富木氏に託したのです。

 

本書の後半の用紙には、特に重要な法門のために高級な雁皮紙(がんびし)が用いられたと推考されています。富木氏は、本書や「立正安国論」 をはじめ、日蓮聖人の数多くの遺文を二十四時間体制で慎重に保管し数百年にわたって中山法華経寺の寺外への搬出を禁じてきたのですが本書は最重要書として特に厳重に護持されています。

 

「如来滅後」 とは釈尊が入滅された後のこと。その後、五百年ごとに人々が徐々に仏教を忘れていき第五の五百歳の末法のはじめには仏法を忘れてしまうと予言されています。その人心の衰えた「五五百歳の始」 のために「法華経」 による救いの法が明らかな光のように希望をもたらすという「法華経の未来記(予言)」 の意味を明らかにしたのが本書なのです。

 

末法の衆生のために、久遠釈尊の永遠にわたる修行と久遠の導き、すなわち「因行の法」 と「果徳の法」 が、すべて「南無妙法蓮華経」 に凝集(ぎょうしゅう)されている仏教哲理の最高峰が綿密に著されたのです。  (知識ゼロからの日蓮入門 渡辺宝陽著、参照)

 

 

追記、佐渡流罪に書かれた日蓮聖人の思想の中核、日蓮聖人の魂が込められた「観心本尊抄」。 凄いの一言です!! 

 

 

 

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