Teachers College (Columbia) 留学記 -51ページ目

Teachers College (Columbia) 留学記

2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。

今日読んでいたのはこの本。

eラーニングからブレンディッドラーニングへ
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たぶん、来学期はHuman Resource Managementとか組織心理学とか、いわゆる人事の方々向けの授業を中心に取ることになると思われます。
なので、教育×テクノロジーは自主的に勉強を始めておきたい。来年の秋に学び始めるのでは遅すぎる。

この本は、Teachers Collegeに出願する際、「生涯学習に関するあなたの考えを書け」みたいな指示があって、その時に読みました。
当時書いた内容は、「生涯学習を考えるときに、e-learningは欠かせない。ただ、e-learningだけじゃ退屈で続かないから集合授業とのブレンディッドラーニングが必要になってくる」みたいな内容だったと思います。
e-learningもブレンディッドラーニングもまったくわかってなかったので、この本に教えてもらいました。

当時、あまりにバタバタしすぎて、本のカバーがなくなってしまったという。たぶん、無意識で捨てたのでしょう。出願の時期はなかなか忙しくなりますからねー。

この本は結構すごくて、e-learningとブレンディッドラーニングの話だけでなく、
・学習の種類と効果の測定方法
・インストラクショナルデザイン
なども網羅しています。特に、学習効果の測定方法とインストラクショナルデザインは、出願の時にあまり突っ込んで読んでないパートです。しっかり理解してしまいたいです。


新しい分野の勉強は、はじめはなかなか時間がかかります。
基本的な部分は一気に終わらせてしまいたいなあ。



毎日少しずつ始めたジョギングで、100キロを超えましたー!記録を取り始めたのは、11月中旬ごろ。

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次、目指すは200キロですね!1キロ走るのに5分かかっているのは、見なかったことにしてください。



昨日の夜は、シンガポールの教育省(教育庁?)の方とご飯を食べてきました。Teachers Collegeの学生さんです。
シンガポールって、小学校を卒業する際に卒業試験(Primary School Leaving Examination)があって、その得点で進学する中学が決まってくるとのこと。すごい仕組みですね!僕、シンガポールだったら確実に落ちこぼれますねー。

PSLEに関しては、日本だと、小学校6年生では個々の成長の差がまだ大きいと考える人が多く、たぶん馴染まないのではないかと思います。
実際、僕が学習支援業をしていた時、成長が他の生徒より早い6年生と、他の生徒より遅い6年生との差を見てきました。どうしても女の子の方が成長が早くて、男の子が遅れることが多いです。
大器晩成型の子供たちにはなかなか厳しい仕組みと考えます。


そして、小学校6年生で結構人生の方向性が定まってしまうということもあり、シンガポールの小学生はとても勉強するようです。実際、理系教育では世界トップクラスです。一応、ソースはTIMSSの資料 。(P142)
日本もがんばれ!!

あと、学校におけるICT教育の取り組みも参考になりました。
どの学校にもICT支援員のような方がおり、授業中にうまくパソコンが動かなくなったら、彼らが駆けつけてくれるそうです。
ちなみに、Teachers CollegeにもICT支援員のような方々がおり、パソコン関連で何かあったら、すぐ駆けつけて解決してくれます。



シンガポールは人材育成を国の方針の中心においているそう。「日本の国家予算は、何に一番多く使ってるの?」と聞かれ、答えられませんでした…なので、ちょっと調べてみました。

2013年の予算。リンクはこちら (国家予算を家計にたとえると)
これを見ると、最も多く国家予算を使っているのが医療費。教育は7%。
シンガポールは、防衛費と教育で国家予算の半分を占めるそうです。んーこの差はなかなか大きいように感じる。


日本のことをもう少ししゃべれるようになりたいなぁ。




Fall semester終了!!

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Introduction to Adult and Continuing Educationというコースでした。
今日は、他のチームのグループプロジェクトの発表を聞いて、その後はみんなで輪になってクラスの感想を言い合うという形。

他チームのグループプロジェクトの発表内容は、somatic learning(運動学習、身体の学習)というもので、瞑想をしたり、ボディーランゲージが、精神にどのように影響するのかという内容の発表でした。
なかなか興味深い。

学習=本を読んだり、物を覚えたりということに終始しがちですが、感情や体、あとスピリチュアリティとかも上手く使うと、より効果的な学習ができるんだろうと思います。



このIntroコースでは、グループプロジェクトやプレゼン、インタビュー、たくさんのリーディングなどいろいろやりました。その中でも、最も印象的だったのがグループプロジェクト。
英語でみんなでミーティングしたり、プレゼンしたりと、ファシリテーションしたり大変でしたが、その分学びが大きかったように思います。



とりあえず、今日で今学期は終了。
まだまだ学び残しがあるので、この冬休みを使ってもう少し勉強しておきたいと思っていますー。



今日は、タイムズスクエアに用事があったので、地下鉄で行ってきました。
ついでにニューヨーク探索をしていると、Bryant Park に着きました。つい最近まで、ただの公園だったのに、スケート場になっていることにびっくり。

スケート場。こんな街中にスケート場があるなんて。
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おーもうクリスマスですね!!
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時間を忘れて探索してたせいで、気が付けば結構時間が経っていました。
帰ってから急いでペーパーを書くことに…。


なんとか、ペーパーをぎりぎりで終わらせて、夜は、TED×Teachers College というイベントに参加してきました。なかなか面白かったー。
Teachers Collegeの学生の発表者を公募しているらしい。面白そう。


明日は、最終授業だー!




今日で大学教育の授業が終わりました!今セメスターで、最も頑張ったコースだったので、感慨深いです!!

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この授業は「大学教育」×「組織論」を一緒に学ぶコース。
そして、理論寄りでもなく、実践だけでもなく、両方取り組むという応用中心のコース。「かなり応用のコースだけど、大丈夫?」と授業を取る前に教授から確認されるくらいのコースです。

このコースは、Teachers CollegeのAdult Learning and Leadership のコースではなく、Higher and Postsecondary Education のコースから受講しました。このコースで授業を取るのは、たぶん今セメスターがラストになるであろうと思い、いきなり応用のコースを取りました。


アメリカの大学における組織がどのようなものかはなんとなーくわかりました。
今回、日本の大学の組織をあまり突っ込んで勉強してないので、日本の大学教育における提言を出せるまでには至らず。今後もこの点は継続して勉強していく必要があります。
あともう一歩頑張れば、少しは大学教育について話ができるようになると思う。


あと、教授が良かった。
いろいろ相談に乗ってくれた。初めてのセメスターで、この教授に出会えたのは良かったと思う。ここはほんとにラッキーだった。
授業後に、ありがとうございましたと挨拶にいってきました。



いや、まだセメスターは終わってないのですが、もはや自分のやりたい勉強をしているという。
そして、またこの本を読んでいるという。
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何日か前に、「インフォーマルラーニングに興味を持っている」と書きました。それまとめてみます。


教育の全体的構造は、一応3つに分けられます。
それは、フォーマルな教育(formal education)、ノンフォーマル教育(non-formal education)、そしてインフォーマル教育(informal education)です。

Formal Education
学校教育はフォーマルエデュケーションです。本によると「組織化された意図的、継続的な教育活動」を意味するそうです。
わかりやすい、まさに「教育」って感じのものがformal educationです。

Non-formal Education
大学の公開講座、民間企業の教育事業などはこのノンフォーマルエデュケーションに入ります。本によると、「学校教育の枠組みの外で組織化された意図的、継続的な教育活動」を指します。

大学とか、民間企業のやっている教育活動はノンフォーマルエデュケーションと考えてよいでしょう。

Informal Education ← 個人的にこれが大事かと思っています。
本によると、「組織化されてない、非継続的な教育活動であり、日常的経験や環境から知識、技能、態度などを獲得する過程」であるとのこと。
特徴は、教育活動のための特別の組織を持たなくて、教育活動とはわかりにくい形である点です。


フォーマル、ノンフォーマル、インフォーマルの3つはそれぞれ重要な役割を担っています。
インフォーマル教育は、フォーマル、ノンフォーマルの土台となる学びです。仕事に当てはめると、研修などがフォーマル教育で、OJTとか現場でいろいろ先輩に教えてもらうのがインフォーマル教育に当たります。
実は、諸説ありますが人は80%くらいインフォーマル教育から学んでいるらしい。研修は20%くらい。低いですよねー。


最近、インフォーマル教育、インフォーマルラーニングに興味を持っている理由として、教育=学校教育だけではなくて、もっと身近なところにあるものではないか。そんなインフォーマルラーニングから学んでいることってかなり多いんじゃないかということ。しかも、生涯学習だったら、インフォーマル教育の果たす役割って大きくなると思うのです。
わざわざ、大学に入りなおす金銭的&時間的余裕がある人って限られていますし。


けど、インフォーマルラーニングでいろいろ学んでいたとしても、わかりやすく教育の形をとってないから、他人には評価しにくいのが痛い所。ここが評価できるようになったら、素晴らしいですね!というか、評価できるのだろうか。


インフォーマルラーニングは、今後も勉強していこうと思います!



今学期はEQのクラスを受講したということもあり、リーダーシップ開発に結構力を入れてきました。
リーダーシップ開発の重要性を個人的に感じたのは、スクール運営の責任者をしていた時。
前も書きましたが、きれいな戦略を作ることも大事なんだけど、その戦略を実現するために、みんなを巻き込んで、形になるまで取組み続けることの方がもっと大事」と、考えています。


今学期、いろんなテキストを読んだのですが、今日読んだ記事はなかなか面白かった。
center for creative leadershipのニュースレター なんですが。

Center for Creative Leadershipは、全米で最も大きなリーダーシップ研究機関です。
僕のアカデミックアドバイザーが、この機関の理事をしていたということで知りました。


簡単に記事のポイントを。
Avoid rumination and Incerase Positivity.
過去に起こったことをずっと悩んでたり、将来何が起こるかを不安に思ったりするんじゃなくて、今に集中しよう。
前向きな思考は、脳に良い影響を与えるそうな。
Go Vertical
Horizontal developmentとは、新しい技術や行動に焦点を当てること。
一方、Vertical developmentとは、人間が成長する過程の精神的や感情におけるステージを指すそうです。より複雑で、システマティックで、戦略的で、相互の関係性を理解した考えをできるようになること。
今後、社会や世界はより複雑になっていくのだから、物事をより大きく、そしてより広く見ることができるようになるべきだ。
Give a MOOC a Try.
MOOC、チャレンジしよう!
Embrace Opposing Forces.
対極の考えや、パラドックを受け入れるようにしよう。
Nurture Networks.
Is my network open?
Is my network diverse?
Is my network deep?

個人的に、特によかったのがGo VerticalとEmbrace Opposing Forcesと、Nurture Networksの3つ。ほぼすべてですね。

think in more complex, systemic, strategic and interdependent waysというのが、大事ですよね。
大学院にいると、新しい知識や技術の習得のみに力を注ぎがちですが、根本的な考える力をもっと伸ばしていくことの重要性を感じました。
コーチングや、アクションラーニング、自分の限界に挑戦する課題などがこれらの考え方を伸ばすそうです。
自分の限界に挑戦するような課題って、大学院の勉強にも当てはまるのかな。んーもっと攻めねば。


そして、Center for Creative LeadershipのMOOCはいつか受講するつもりです。
スケジュールが調整できるか不安ですが、なんとかなるかー。


雪が積もってます。昨日外に出てたのですが、寒すぎて…。これずっと続くんだよね。


さて、12月19日(木)が僕の今セメスター最終日です。なので、今週の授業もFuture Directionなどがほとんど。
大学教育の授業に関しては、最初の授業の時に行ったケース分析をもう一回やってみるというのが宿題となっています。「自分の成長を確認するために」だそうです。

最初の授業で、いきなりケースが配られて、「このケースを組織理論を用いて分析してください」という抜き打ちテストがありました。
当時は、組織理論って言われてもよくわかってなかったので、全然回答を書けなかった覚えてがあります。

ただ、今回は結構書けました。よかったー。


んー大学院に入学して3か月ちょっと勉強したけど、まだまだ勉強不足を実感しています。

最近、興味有りなのがInformal Learning。学校とか、研修とか以外の場での学びについてです。70:20:10の法則に代表されるように、人は、研修という場では全体の10%しか学んでいません。残り90%は仕事の現場(70)&人(20)から学んでいます。
例えば、より良い研修プログラムを作る、とかって10%の中に入っていて、それだけに力を入れすぎるのも効果が限定されると思って。現場や他メンバーからいかに学ばせるのか、という視点を持つもの大事かなあと。

ここは自主的に補っていかないといけないですねー。がんばります。



ペーパーを一つ提出しました。テーマは「日本におけるEQとリーダーシップ開発」。20ページのペーパーとなりました。
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なかなか面白かったです。APAフォーマットで多少バタバタしましたが。
このペーパーでは、リーダーシップ理論&その開発方法、あとEQをしっかり勉強しようと思って取り組みました。あとは、アメリカにおけるリーダーシップ開発の取り組みも少し興味があったので調べました。

で、最後の方には全体的に説得力が弱いと感じたのでCultural Intelligenceの説明も追加しました。
EQが高くても、違う国で働くとそれが発揮されない。それを補うのがCultural Intelligenceだそうです。今後のグローバル化を考えると、EQだけでなくCQの開発も同時に行っていく必要がありますね。

そもそも、EQがリーダーシップにどれだけ貢献しているのかということに関しては、結構議論されてます。Transformative leaderとEQの関係性に関する論文は読みましたが、他はどうなんだろうね。
有名なDaniel Golemanは「リーダーにとってEQはすごく大事!」って熱く言っていますが、他の研究者、例えばSaloveyやMayorは、「うんまあそこそこ大事かな」くらいで言っています。
個人的には、結構大事だと思っていますけど。自分や相手の感情をしっかり理解し、適切な場で適切なコミュニケーションを取れる力は、やはり大事かと。


あと、日本において、もし大学入試で志望理由書や面接などが入ってくるようであれば、子供たちを対象としたリーダーシップ開発の機運は高まるかと。(教育再生実行会議の提言の7ページ。リンクはこちら
大学の目的が①知の探究をする場 ②社会で活躍する人材を育成する場 とするのであれば、特に②「社会で活躍する人材を育成する場」のために、入試において学生のリーダーシップを問うのはありかと。

そして、企業においては終身雇用&年功序列を採用している企業が減ってきているので、給与を上げるには、自分の実力を上げないといけない。必然的にリーダーシップを開発していかないといけない世の中になりつつあります。



リーダーシップ理論をしっかり理解している=良いリーダーになれるというわけではありません。良い評論家にはなれるかもしれませんが。
やはり、実践を伴う必要があります。実践しながら、勉強もして…のサイクルを回す必要があります。


なんとかリーダーシップ理論を今セメスターでマスターしてしまおうと、結構ジタバタしてみましたが、まだまだ先は長いようです。基本的な部分を学びましたーっていう感じですね。

今後も引き続きリーダーシップに関する勉強は続きますー。

APAフォーマットがなかなか曲者です。

ペーパーをチェックすると、citationが必要な箇所にcitationがされてなくて、その引用先がどこかわからなくなってて…となりました。

20ページくらいのペーパーになると、citationを毎回残しておかないと、後から見直してももはやどこからcitationしたかなんて全く覚えてません。

いや、たぶん残してたんだけど、無意識に消したんだと思う。
まぁしょうがないよね。そんな凡ミスもあるさー。


次回への教訓として。




今日は、授業を取ろうか迷っている教授のところに話を聞きに行ってきました。
厳しい授業と評判だったので、たぶん先生も怖い感じなんだろうなと思って行ったのですが、意外にも穏やかな方でした。

ただ、授業内容はかなり厳しそう。「生徒を鍛え上げる」という言葉がピッタリの授業でした。その方が良いんですけどね。せっかく大学院に来てるんだし。ただ、Bマイナスを取りそうな予感が…。

来学期に無理に取る必要はないので、少し考えますーと言って帰ってきました。どちらにしても、在学中には取ろうと思います。