新国立劇場での「女」三部作 一挙上演が迫って参りました!
そこで、一挙上演の初日を飾る作品「王女メディアの物語」が出来るまでのメイキングをこれからシリーズでアップして参ります!
初演は2014年の3月でした。
当時もレポートしたかったのですが、あまりにも作るものが多く、稽古もハード…、全くレポートできぬままの初演でした。
この機会き色々載せます!
「絹のショール」
王女メディアメディアが、夫イアソンの再婚相手であるグラウケに贈る品。
姫を喜ばせるための品ですが、そのショールには毒が塗り込まれているという恐ろしいもの。
2幕冒頭は、このショールのダンスシーンから始まります。ダンサー黒衣さんが軽やかにショールを踊らせます。
さて…
このショール…
悩みました。
なにせ、美術コンセプトは全てにダンボールを使用する…です。私が着用する衣裳こそ布を使用しておりますが、全ての人形、小道具、舞台美術はダンボール素材です。
絹のショールを本当の布にしてしまっては面白くない。ここもダンボールでいかねば!…と試行錯誤。
まずは実験的に細切りのダンボールを編み込んでみました。5列程繋がったところで…却下!
全くもって柔らかさが表現されていない。これじゃカゴだ!!と、このプランは断念!しかしこの編み込みは後日、壺の装飾に役立つ日が来ます。処分しないで良かった…。
5ミリに細切りしたダンボールをひたすら医療テープで繋いでゆく!この時点ではこれでいけるかどうかまだ半信半疑…。ボツになる覚悟もしながら、美術スタッフさん、地道に頑張ってくださいました!
作業続行…。
ここからが長い道程でした。
Mちゃんがメインでこの作業を担当!
皆、彼女を心配しましたが…
「私、こういう作業、平気なんです。修行みたいで案外好きなんです。」
とMちゃん!
恐れ入りやしたー!!
まず何が大変って、5ミリにダンボールを切るところが大変!!5ミリ均一にしっかりと切るには技術が必要です!医療テープの細切りも大量…。
Mちゃん、出勤から終電まで、連日ひたすらこの作業でした!
繋がってきましたー!!