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ギリシャ悲劇「王女メディアの物語」

美術制作メイキングレポート!

毎日更新!と宣言したのですが、今回は半日遅れてしまいました!汗。



その6!です!!
爺や編!!

主人公、王女メディアの子どもらの世話役…爺や。

この作品の中では貴重な…劇世界を柔らかくしてくれる存在です。冒頭の乳母との掛け合いや、子ども達を世話する様子はとてもほのぼのとしています。

こちらの爺やも、先日メイキングで紹介した侍女達と同じくフルボディタイプ。等身大の人形です。脇役ではございますが手間がかかっております。





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顔の裏側、制作途中はこんな感じ…。





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そして表がこんな感じ…。

爺やの年齢を意識するべく、ほうれい線を意識しました。この口元がとても気に入っています。





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髪の毛は、方向性が決まったところで、美術チームに作業を任せ…最終的なバランス調整を私が…。





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衣裳部分のドレープ。

今回は、日頃、舞台の衣装業界でお仕事をされる方にも何名か作業に加わっていただきました!

こちらのドレープ!
日頃は衣裳業界でお仕事をされているSちゃんの尽力で早く進みました!!

一見シンプルなカタチですが、生地の流れの理屈をわかっていないと難しいこの作業…。





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申し訳ないほどにシンプル過ぎるデザイン画ですが、ここからあれこれと口頭で説明を加え、作業を遂行してもらいました!

フェイス部分こそ、私が手作業で制作しますが、細かなディテールやボディ部分は美術チームが作業のほとんどを担います!こんな抽象的なデザイン画から、あれこれ試行錯誤しながらこうなりました。衣裳部分は装飾もあり、少々凝っています。

これに手と首が加えられ完成です。



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公演情報
詳しくは…
をご覧ください!



メイキングレポ


つづく!


次回は子ども達のメイキングを…


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ギリシャ悲劇「王女メディアの物語」

美術制作メイキングレポ

その5!


今回は、2幕冒頭に登場する、グラウケの部屋の薔薇の鏡が出来るまで…。


メディアの恋敵…と言うよりは、メディアの夫イアソンが再婚を予定している姫・グラウケ。

原作戯曲でグラウケは登場しません。

原作戯曲で…グラウケの身に何が起きたか…は、メディアの家来の口から語られるかたちで表現さてれています。

私の舞台では、このグラウケの場面を噂話としての描写だけでなく、そこで何が起きたか…を芝居として描くことにしました。



2幕冒頭は衝撃の展開から始まります…。





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グラウケがメディアからの贈り物の「絹のショール」を身にまとい、同じくメディアからの贈り物の「黄金細工の冠」を頭に乗せ、その姿を鏡に写します…。


不穏な空気…。


この贈り物にはメディアの魔力による、恐ろしい企みが潜んでいます。


そしてあの衝撃の展開へ…。


そこは劇場でご覧いただくとして…。



そんなグラウケの部屋の「薔薇の鏡」の制作過程!



今回の美術コンセプトは全ての素材がダンボール!!





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というわけで、まずは実験。

こちらはトライアル第1号。

細長く切ったダンボールをロール状に巻いてから片側部分に切り込みを入れ、折り曲げながらカタチを整え、角を花びららしくカットしていく…。

薔薇に見えなくもないが…ちょっといびつ…。





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舞台小道具制作の専門家のKちゃんにも助っ人で入っていただき、色々と相談しながら…巻き方を工夫するなどして試行錯誤…。





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なんとかカタチになってきました!





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ロール巻き方式にこだわるのをやめて、花びら単体も採用することに。中心部分はロール巻き…外側は単体花びらをつけ合わせ…。

量が多いとキャベツの様に見えてしまうため、微妙な調整をしながら進めます。



方向性が決まったところでとにかく薔薇を生産!!





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土台ベースは木材を使いました。
土台は舞台監督さんに作ってもらいました!

その上にダンボールを貼り、そして薔薇を固定していきます。





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協力な両面テープと接着剤の合わせ技で固定していきます…。

Kちゃんのセンスと手際良い技術がなければこの薔薇のクオリティはありませんでした。Kちゃんに感謝です。

そして所々に葉っぱを添えます。





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見え方のチェックのため、背景が黒い場所に移動して最終調整…。

ツルは全体を見ながら、細長いダンボールをローリングさせつつ固定…。この1.5センチの細長い帯は各所で使うことがあり、作っても作ってもどんどん足りなくなりました。美術チームの誰かの手が空く度にこの1.5センチ帯を生産してもらってました。王たちの冠部分や向日葵などにも用いられてます。それらのレポはまた追って…。


このツルで鏡の印象が決まります!細いさりげないパーツですが、あるのとないのとでは大違い。

もはやツルは私の感覚と即興でどんどん固定していきます。あまり迷ったり悩んだりはしていられない!そんな作業のときはダンボールの声を聴く様な感じです。無理な美術のときはダンボールが悲鳴を上げます。成るべくして成るカタチの場合は、ダンボールに導かれる様に手が自然と動きます。この感覚を大事にしています。





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稽古場での様子です。

稽古場の壁が茶色のため、ダンボール美術の正確なチェックが難しく、この黒い大きな紗幕、助かりました!

この写真を見るとグラウケがまるで主役のようですが、この写真に写っていない王女メディアが主役です!


メディアやその他のキャラクターや動物、植物、小道具の美術メイキングも続々と更新して参ります!


お楽しみに!!



とにかく美術アイテムが大量…

毎日更新しないと本番前に終われない!!



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人形劇俳優たいらじょうの世界
「女」三部作 一挙上演

新国立劇場 小劇場

詳しくは…
をご覧ください。




メイキングレポ
つづく!
ギリシャ悲劇「王女メディアの物語」

ダンボール素材による舞台美術
制作メイキングレポ
その4


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今回は、主人公メディアに仕える侍女3人のメイキング!

等身大の彼女達はフルボディタイプで、自立も可能。3人並ぶと何とも言えない雰囲気が出ます!とても気に入っているキャラクターです!





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デザイン画はこんな感じ…

顔などのパーツは私自身が作るので、具体的な設計図面は私の頭の中…。なので、デザイン画はこんなにもザックリです!

下半身の支柱には木材を使っています。支柱は舞台監督さんに作ってもらいました。

衣裳部分や腕など、決まったサイズをひたすら切って貼り合わせていく作業は美術スタッフさんに協力してもらいます。





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顔は私が手を動かさないことには進まない…。
具体的な寸法やサイズはダンボールを切りながら決めてゆきます。





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3名のお顔を一気に作りました!!





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手に持つとこんな感じ…。





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稽古場での3侍女さん。

立体感を出すためのヨゴシスプレーを施した状態です。

最終的な組み立ては稽古場に入ってからでした。

彼女達の制作過程はあまり写真に撮っていなかった!汗。



とにかく作る物が多く…
なるべく写真を撮り記録するようにしていたつもりではありますが、中々追い付きませんでした。





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黒い舞台に立つとより映えます!!


2幕後半…

子ども達の身に巻き起こる衝撃の展開の後、彼女達がチューリップを持って佇みます。その場面では、神聖な音楽と照明、そして黒衣チームと人形の静かな動きにより、何とも美しい情景となります。物凄く切ないシーンですが、思わず息を呑んでしまいます。この場面のみ、唯一私も舞台袖から舞台の情景を落ち着いて観ることができます。東京文化会館での初演の際は暗転(暗闇)の中の転換でしたが、新国立劇場バージョンからは明転(見せながらの転換)となりました。照明デザインの中村浩実さんも、黒衣さんと侍女による粛々とした美しい転換に、明かりを当てずにはいはれない!…となり、スペシャルな美しい照明を仕込んでくださいました。



メイキング写真があまり無いので、ここでブログ初告白な裏話を…



この侍女達を演じる上で、役作りのために、ある有名な女優さんをモデルにしました。


本当は、モデルを置かず、自分自身のイメージで役を掴むべきなのですが、台詞の少ない役柄や、同じ性別が続けて台詞を言う…侍女1.2.3などという役柄は、演じ分けやイメージを明確にするため、このモデル手法を取り入れています。

本当は内緒にしておきたいところなのですが、この役柄に於いて、私がどんな人をモデルにして役作りをしたか告白してしまいます。

侍女1=深浦加奈子さん
侍女2=高島礼子さん
侍女3=安達祐実さん

です!w

稽古場でもそれが浸透しており、黒衣(くろこ)さんや演出助手の方々も、深浦さん…高島さん…祐実ちゃんと呼びながら稽古を進めていました。

侍女2が前へ出たら
侍女1と3が後ろへ下がる…

とか言うよりも

高島さん前に出たら
深浦さん祐実ちゃん後ろへ下がる…

という感じで打ち合わせする方が、皆のイメージも明確になり、何より人形にも愛着が湧きます!w





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では、これを機に、
別作品ですが、泉鏡花原作「天守物語」の侍女達の演技モデルも告白いたします!

「天守物語」の最新の公演の様子は、昨年10月末のブログをご覧ください。写真満載のレポートをご覧いただけます!

しかし、侍女全員をまとめて撮った写真が特に無かった!汗。すみません!



「天守物語」は舞台美術が工事現場の物で統一されています。

侍女達のカラダはカラコーンで表現されています。



原作戯曲では、侍女の名前にそれぞれ秋の花々の名前が付けられいます。あまりにわかりやす過ぎるのですが、私の演出版では、それぞれの花そのものの造形を各々の頭に乗せました。


全て女性ですので、演じ分けを明確にするための最終手段として!w…、こちらも王女メディアの侍女と同じく、それぞれモデルを設けて役作りをしました。


桔梗さん=由紀さおりさん
萩さん=近所のファミリーレストランの店員さん
葛さん=渡辺えりさん
女郎花さん=高島礼子さん
撫子さん=安達祐実さん



と、書いてて今気が付いた!!

高島礼子さんと安達祐実さんが王女メディアとかぶっていたんですね!!w

高島さん安達さん大活躍!w




さて、この話を踏まえた上でこの侍女達の演技を観ると面白いかもしれませんが…


決して、モノマネではございません!


似てる…とか、似てない…とかそういう観点で見ないでくださいね!w



役作りのキッカケとして参考にしましたが、最終的にはそのモデルとは全く違う人物像になったりします。


息遣い…呼吸の速さ遅さ…息の量…には人それぞれに特徴があります。

演技は呼吸と息遣いが命で、息遣いひとつで、その人物の生き様が感じられたりします。



この「女」三部作で演じられる様々な役柄、更にイメージを高めて挑みます!



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詳しい公演情報は…


をご覧ください!!



毎日更新を目標にしている「王女メディアの物語」メイキング!ギリギリ今日に間に合った!!汗。


明日も更新します!!

ギリシャ悲劇「王女メディアの物語」美術制作メイキングレポの途中ではございますが…

Facebookへ投稿した記事が予想以上の反響をいただいたので、同じ文面をこちらにも載せておくことにします。



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心が温かくなったのでそのことをここに書き留めておきたい。ちょっと長文です。

都内のとあるフードコート

私がこの顔ハメパネルで遊んでいたら、少年達(小学3・4・5年生の3人)が楽しげに絡んできた。

どうやってやるんですか?
こうですか?…などと私に質問攻め。

こんな顔ハメパネルにどうやるもへったくれもないなと思いつつ、最大限に知恵を絞ってこの顔ハメパネルでの遊びを伝授した。

流石ですね…と少年達。

いやはや、君達の方が流石ですよ…。
1教えれば10で返してくる。
このパネル1枚でこんなにも陽気なれるものかと感心!!

どこから来たんですか?…と少年に聴かれ、

えっ?…東京だよ。
東京に住んでるんだよ。…と私。

日本ですか!?
外国じゃないんですか!?…と少年達。

何人に見えたんだろう私?
そこは敢えて追求しませんでした。

少しの間、少年達と和やかにパネルで遊んだ後、それぞれの場所で食事をする我々…。

しばらくして、少年達が山盛りのフライドポテトを持ってこちらのテーブルに…

あのう、ポテト、要りませんか?

えっ?食べないの?

お腹いっぱいになっちゃったんです。

そうなんだ、それじゃあせっかくだからいただこうかな?

ありがたくポテトをいただく私達。
その後、少年達がまたこちらへ来て…

帰ります!ありがとうございました!
もうポテト要らないですよね。まだあるんです。

持ち帰らせてもらったら?

えっ!?そんなこと出来るんですか?

たぶんしてもらえるよ!頼んでみたら?

はい!わかりました!ありがとうございます!

無事、袋をゲットして持ち帰りに成功した様子の少年達。

ケチャップは要らないの?…と私。

えっ!?持ち帰れるんですか?…と少年達。

小さなカップに注がれたケチャップは確かに一見すると持ち帰りは難しそう。これは厚かましい大人が協力する番だと思い、彼らを少し待たせてお店と交渉。やはりフタなどはないと言われたが、ラップならある…と。そこでケチャップカップをラップで包んでもらい少年達に渡しました。

ラップに包んでもらえたよ〜

やったーーー!!(←そこは超キッズな響き)

ありがとうございました!!
お世話になりました!!

この日、私はこの小さな少年達に何度頭を下げられたことか…。

こんなにも礼儀正しい子どもが一般に居るものかと驚いた。テレビの仕事で子役さんと関わることがあるが、あちらの異常な礼儀正しさは壮絶なまでの訓練の賜物。対する大人が緊張してしまうほど。少し気の毒にすらなる。しかし、こちらの少年達の礼儀正しさは実にハツラツとしていて爽やかなものだった。じんわり涙が出てくるような温かさがあった。

聴けば、ボクシングの大会で愛知県から上京していたそうな。保護者達は懇親会でホテルに居る最中、お小遣いを渡されて子ども達だけでフードコートに食べに来ていたとのこと。

ボクシングジムの教育が素晴らしいのか、ご両親の教育が素晴らしいのか…、何れにせよ、こうして多感な子どもの頃に何かの団体に属して活動することは素晴らしいなと思った。

ハツラツとした笑顔。
まっすぐと未来み見つめているような瞳。
ハキハキとした元気な声。

何もかもが私の心を温めてくれた。

彼らといつか再会したい。

長文、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

ギリシャ悲劇
「王女メディアの物語」

美術制作
メイキングレポートその3


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巨大な2本の柱編!


今回は舞台美術の制作メイキングレポ!

前方にある草花のことについてはまた追ってレポします!



舞台にそびえ立つ2本の柱!
今回はこちらのメイキング!


はい、こちらもダンボールでございます!!



森の木々
宮殿の柱
雲の漂い
炎のゆらめき
竜の鱗


それらこれら全てを連想させる抽象的な美術にしたくこのようなデザインに…。

地方公演のことを考えると。このまま運ぶことは難しい…。

というわけで、パーツを分けた分解式にしました。


あまり小まめに写真を撮っていなかったので、メイキング写真が少ししかありませんが…





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これが見本パーツ。

あれこれと悩みながら、計算と試作を繰り返し…なんとか見本パーツが完成!

ここまでは私が完成させ、ここから先は、美術スタッフさんが地道にカット&接着を行なってくれました!パーツが大きいため、2人がかりで行なってもらいました。





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繋げるとこんな感じ。

後ろのゴチャゴチャは見ないで!w

4枚のパーツの重なり。
真ん中の「パーツC」のみ、この様に少し浮き出た感じになります。


ベースとなる木製の柱は楕円の半円。


楕円形の円周を数値で出してダンボールの長さを決めようとしたところ…

楕円の円周って計算で出すととんでもない計算式になることが判明!知人の数学者さんにまで相談しちゃいました。計算出来なくもないかどかなり大変な計算式になる…と。そこまでして数値出す必要があるのか…と言われちゃいました!汗。


はい。計算で出すのは諦めて、アナログなやり方で長さを割り出しました。


底板と天板だけは木板でベースが作られ、その板と板を角材が繋いでいるベース。ベースは舞台監督さんに作ってもらいました。





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完成形を初めて見れたのは稽古場でした!

約4メートル!

アトリエでは狭くて完成を見ることが出来なかったため、稽古場で組み立てるまでドキドキでした。

稽古場の天井ギリッギリ!でした。

それぞれのパーツの端にマジックテープが付けられており、取り外し可能。現場で毎回組み立てを行うセットです。


下から順にパーツを取り付け、そのパーツに次の上のパーツをピッタリと乗せる様に付ければ自然とこのカタチになるようにデザインしました。



茶色のスプレーでヨゴシメイクを施しています。これは全てのダンボール美術に施しております。遠い席からでもダンボールの陰影を感じてもらえるようにそうしています。





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初演会場となった東京文化会館ではこんな感じでした。ホールに固定された白い反響版は自立の幕で覆い、ホール内の壁を生かして森の照明演出。広がりを感じます。





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こちらがツアー版スタイル。

写真は新国立劇場小劇場でのリハーサルの様子です。

文化会館とはまた異なる演出。


ソースフォーという照明機材を使った「ネタもの」の照明(この様な木漏れ日の模様などが出せる照明)を生かすため、ストレートタイプの平面的な大黒幕(おおぐろまく)が吊られています。劇場によってはこの大黒幕にドレープがあり、布のシワやナミナミがあるとこの様に模様が出せません。その様な劇場の場合は黒の紗幕を別吊りします。

初演の東京文化会館と違って、通常の劇場ではこの様に好きな背景幕を自由に吊れます。こうして…背景として森の照明の演出が可能になりました。



東京文化会館では奥行きが無かったため、奥にメインステージ、センターに花道、花道左右にオケピでした。奥のメインステージの奥行きはなんとシアター・ジョウとほぼ同じ!2メートルと少しだけ!黒衣さんも私も、落ちないようにヒーヒーでしたし、竜の顔の出し入れに苦戦しました。


ツアー版は舞台を前後の2段構造に。

奥行きも充分に確保できます!

これにより、ダイナミックな動きが可能になりました。

巨大な竜の顔の出入りもスムーズになりました。





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柱の内部にはLED照明が内蔵されており、場面によって色が変化します。


ダンボールは全て防炎加工が施されています。

とは言え、温度の高い照明を何台も柱の中に仕込むことは難しく、低温で、しかも様々な色に変化させられるLED照明は昨今の舞台演出の強い味方です!!弱い電力で点灯しているため、通常の照明の様にジワーーーッとゆっくり消えたりすることが出来ませんが、そこは近い将来改善されていく予感!?

とにかくこのLED照明という製品を開発した皆様に拍手です!!





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公演情報は…


にて!




メイキングレポート

つづく!


次はどのアイテムのこと書こう!?
物凄い量があるので…。