すっかりこちらのブログが放ったらかし状態。
twitter、facebook、Instagram…
それぞれで小まめに日々レポートはしていますが、ブログはかなり時々の更新となっしまっています。ごめんなさい!!
1月の新国立劇場での「はなれ瞽女おりん」
東京文化会館での「SALOME/サロメ」初演。
こちらの公演もレポートせぬままもう3月が終わろうとしています!汗。
新国立劇場と東京文化会館へご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!!
おりんは作品としてとても深まってきました。長年続けてきて良かった…。皆様のおかげです。
そして遂に迎えたサロメの初演は実に刺激的で画期的で…、こんな公演をさせていただきありがたいな…と、皆々様に感謝です。
さて、怒涛の公演ラッシュとなったこの3月。お伝えしたいことは山ほどあるのですか、とにかく一気に振り返ってみます!!
成田市文化芸術センターにて
数年ぶりの上演となる…
“ダンボール人形劇場”
「お花のハナックの物語」
一時期はこの作品を各地で沢山上演しておりましたが、スケジュールの都合諸々があり…しばらくは上演が出来ずにおりました。
この作品に込められたメッセージの豊かさを噛み締めながら、これまでとはまた違う深い気持ちで上演ができました!
主催の方が「たいらじょう」を知ったキッカケは、過去の公演のお客様のアンケートで…とのこと。市民の皆様の熱い声やリクエストによって実現した公演です。
また、何人もの友人や知人、ご家族お仲間を誘って来てくださった方も大勢いらして、満席の客席の熱気が凄かったです。
子ども達の反応も素晴らしく、ハナック上演の理想形とも言うべくシチュエーションでした。盛り上がる場面と静まりかえる場面のメリハリが素晴らしかった!!こうなると、ひとつひとつの台詞も一層極まるのです。
関係者の皆様、そしてお客様、本当に本当に、ありがとうございました!!
その数日後、都内の幼稚園さんにて
「3びきのこぶた」が初出張!!
シアター・ジョウの閉館に伴い、これまでシアター・ジョウ限定演目としていた小作品を、今後は積極的に巡回していく予定です。
久しぶりの平土間公演。
こうして、遊戯室が劇場に様変わるこの感じ、とても好きです。
子ども達の反応はこちらの想像の上をいく興奮状態で、演じつつ戸惑うほどでした…笑。ほんとに凄かった…。そして、なぜか、子ども達が…こぶたの兄弟以上に狼を応援するという不思議な構図。これも面白かったです。
どんな声援が飛び出すか予測不可能な子ども向け公演は毎回新たな驚きと発見の連続です。
お招きいただいた江東区・双葉幼稚園さん、誠にありがとうございました!!
「3びきのこぶた」の上演後、そのまま別幼稚園の下見を行い、そのまま夜は上野へ向かい、来年上演する作品の打ち合わせ…こちらの演目については間もなく情報公開となります。これまた新たな挑戦でございます。
そして、その翌日、すぐに福島へ…
1月に東京文化会館で初演を迎えた
「SALOME/サロメ」が、早くもツアー初演を迎えました。
福島県いわき市
いわきアリオスの10周年記念事業の一環としてお招きいただきました。
この美しいヴェールの場面はリハーサルの様子です。オーボエ奏者の若山健太さんが、スマホで凄い瞬間を納めてくれました!!
本作初演会場となった東京文化会館は特殊な形状の舞台だったため、通常舞台で行うツアー版初演に伴い、演出の新たな構築が必要でした!黒衣(くろこ)チームも知恵を絞りまくってくれました!
今回は…段差のない大きな舞台で伸び伸びと演技をすることができました!
この舞台のハイライトとなる「7つのヴェールの踊り」のクライマックス。
7つのヴェールが全て繋がり大きなヴェールが出現します。
黒衣(くろこ)さんと息を合わせてのダンス。
繋ぎヴェールが巨大なシャボン玉のようでとても綺麗です。
この7枚ヴェールの繋ぎ作業は衣裳担当の古田七瀬さんによる努力の結晶!
バイアス(斜め)で切った薄い生地を縫い合わせる作業は至難の技でした。生地が歪みシワになりますからね…。七瀬ちゃんの尽力の甲斐もあり、見事な繋ぎヴェールが舞台にお目見えいたしました!
今回の劇場…いわきアリオス。
私はこの劇場の開館当時から色々な深いご縁があり、様々な演目やアウトリーチ(地元小学校等への出張事業)でお世話になっています。格別な思い出の多いアリオス…
こうしてこの度、大型作品をアリオスで上演できたこと、本当にありがたく嬉しかったです。
満席の会場には、お馴染みの方から初めて「たいらじょう」に触れる方々まで…沢山の方々の熱気が溢れていました!
終演後、ありがたいことに拍手が鳴り止まず、急遽、回数を増やしたカーテンコール!
普段はあまりやらない「手繋ぎでのご挨拶」に発展しました!
(撮影:鈴木穣蔵)
音楽監督の宮田大さんの演奏が益々素晴らしかった!!
ハープの山崎祐介さんの超絶技巧はより洗練され魅力的に!!
コントラバスの谷口さんの豊かな表現力は更に深まり…オーボエの若山健太さんの伸びやかで艶やかな響きは一層際立つものになっていました。
編曲の山本清香(さやか)さんが、多様な楽曲を見事なまでに…4名編成としての編曲をしてくださいました。
宮田大さんの素晴らし過ぎる選曲と、山本さんの美しい編曲、演奏家の皆さんの見事な演奏が光るこの舞台!!
これはぜひとも…サウンドトラックCDをつくりたいね!!という話になりました!!実現しますように!!
アンケートには沢山の感想を頂戴しました!
ありがとうございます!!
カンパニー一同、帰路の電車に乗る前の夕食時、皆で回し読み…。ビールを飲む手も止まりながらアンケートに見入る…の図。左下、後頭部が私と似ておりますが…笑、宮田大さんです。右下にハープの山崎先生もいらっしゃるのですが、見切れてしまった!!汗。
いわきのお客様の素晴らしい感性に感動いたしました。
皆様から頂戴したアンケートは、こうしてカンパニー一同、毎回、全て目を通させていただいております!いつも熱い感想の数々、本当にありがとうございます!
いわき公演でお世話になった皆様、ご来場いただいたお客様、本当に、ありがとうございました!!
たいらじょう×宮田大アンサンブル
「SALOME/サロメ」
今後も、沢山の地域での上演が実現しますように!!
皆様、お力添えのほど、よろしくお願いします!!
そして、私はサロメカンパニーの面々と別れ、いざ、北海道へ!!
今回の移動はフェリーでした。
仙台港より苫小牧港まで、1泊しながらの船の旅。
船に乗る前、車での仙台までの道のり…
警戒区域の現状を目の当たりにしたことは衝撃的なほどにインパクトがありました。
言葉にならない複雑な思い…
絶句してしまいました。
フェリーからは、太平洋より昇る朝日を拝むことができました。完全夜型な私は、いよいよ眠りに入るぞ…という頃、同行者さんが私を起こしてくれました。船からの朝日は拝まないとね…。
展望室へ向かう廊下の窓から見える空がまず美しい…。ほんと…凄い…。
そして昇る朝日の大きいこと…
これね、写真だと、感じたインパクトの10パーセントも伝えられないです。
これは本当に凄かった…。
脳みそガンガンに刺激されました。
週明けより札幌に滞在し、ラジオ出演などのプロモーションをさせていただきました。おかげさまで、公演は既に満席とのことでしたが、沢山の方にこの公演があることを知っていただき、色々な事柄に繋がっていくことを願ってプロモーションをさせていただきました。
ご協力いただいたメディアの皆様、ありがとうございました!!
HBCでのテレビ放映を楽屋で鑑賞…。
早着替えを楽屋で練習する…の図。
この早着替えは歴代黒衣(くろこ)さんの知恵の結集です!
名台詞が語られる「おりんの取り調べの場面」から「平太郎の拷問の場面」への転換はほんの何十秒か…
その間、私は舞台袖へおりんの人形と共にハケ、服を着替え、舞台中の定位置に着く…
そしてとにかく着にくい拷問衣裳…
ボロボロに裂かれているため、暗がりで一瞬で着るのは至難の技。
実はこの場面、成功率50パーセント!汗。
言ってしまった!!汗。
間に合わない場合は、平太郎がヨタヨタと歩きながら登場する演出にしていました。
舞台全体のテンポ感を思うと、ここはぜひ「暗転板付き」(舞台が暗い中で定位置に着くこと)にしたいところ。
今年の新国立劇場公演で新たに考えられた早替え方法で挑んだところ、新国立劇場公演は見事成功!!
しかし、まだカラダに馴染んでいない。楽屋で何度も確認しました。そして…もちろん、本番も成功いたしました。
会場となった「かでる2・7」は、本作の上演に最適な劇場で、作品の魅力もより際立つものとたりました。
2日間に渡る公演。
多くのお客様にご来場いただきました。
写真は終演後のフォトサービス時の様子です。
カーテンコール中に飛び交う「おかえりー!!」という声に、私もカンパニー一同も涙でした。
夜公演の翌日11:00が2ステージ目というハードスケジュールでしたが、喉もカラダもしっかりメンテナンスしたおかげで、2日目も無事に上演を終えることができました!
主催者さんより、大入り袋も頂戴しました!
これは縁起が良い!!
黒衣ちゃんと大入り袋の図!
左
スーパーキャプテンのごずちゃんこと、牛頭奈織美さん
真ん中
昨年の「はなれ瞽女おりん」大阪公演よりデビューして、サロメでもお世話になっているアラちゃんこと荒川藍子さん
右
王女メディアよりご一緒し、オズ、ハムレット、サロメにも参加しているあらいちゃんこと新井彩冬実さん
揃いも揃って…有能過ぎる女子達です!!
故郷への「里帰り公演」ということもあって、所縁(ゆかり)の皆々様からもお花を頂戴しました。
ロビーが大変に華やぎました。
懐かしいお名前の数々…
お引き立て、誠にありがとうございました!!
そして、このほかにも沢山のお心遣いを頂戴いたしました!美味し過ぎる差し入れの数々…金一封!カンパも!何かと物入りなお仕事…正直、金一封はとてもありがたいです。感謝。
私にとって、今回の札幌公演は
平成最後の公演となりました。
平成というひとつの時代の終わり…
平成最後の公演を故郷で迎える…
格別の思いでした。
ずっと実現させたいと思っていた札幌公演。
札幌での公演は実に13年ぶり!
そして、これほど大掛かりな作品が札幌で上演されるのは初めてのことでした。
普段の地方公演はほとんどが公共ホールさんや事業団体・財団さん主催によるものです。
今回の札幌公演は有志によって集まった実行委員会形式によって実現したものでした。
そして、その声に賛同し、多くの方々がご協力、支援をしてくだり本番を迎えました。
その顔ぶれはそうそうたるもの…
本当に本当に感謝です。
長い長い準備期間…お疲れ様でした!!本当に本当に!!ありがとうございました!!
そして、ご来場いただいた皆様、まだまだ寒い中のご足労、ありがとうございました!!
客席には懐かしい顔ぶれがいっぱい…ゆっくりお話もできず残念でしたが、またどこかでお会いしましょうね!!
札幌での平成最後の公演を終え…
来月はワークショップのお仕事と、新作の執筆の仕事が続きます。
そして、新元号で迎える最初の公演は
シアター・ジョウ ファイナル公演
「毛皮のマリー」
2019.5/10(金)〜5/12(日)
です!
大掛かりな新作が初演を迎え…
故郷で平成最後の公演を迎え…
新元号と共にシアター・ジョウがファイナルを迎える…
大きな節目を感じずにはいられません。
北海道滞在中にイチロー選手の引退のニュースが入りました。
彼がメジャーへ向かったのは2001年。
自分と重ね合わせるにはあまりにおこがましいですが、私が北海道から上京したのが2001年でした。
イチローさんの勇気ある決断とこれまでの逞しい歩みに、恐れながらも自分を重ね、胸高鳴る思いでした。
私は引退こそしませんが、これから、更なる表現の追求をして参ります。
まもなくしますと、新たなプロジェクトも情報公開となります。お楽しみに!!
今後とも、末永く、どうぞよろしくお願いします!!