シアター・ジョウ閉館!
そしてまさかの新展開…。

本当に色々なことがありました!
全てが1ヶ月の間に起きたこととは思えない…。

レポートし始めたら間違いなく長くなる…。

しかし、書かずにいられない。

facebookへの投稿と内容は同じになりますが、こちらにもレポートを掲載しておきます!

めまぐるしいほどに諸々が同時進行となった今月ですが、項目ごとに分けて振り返ります。




●5/10(金)〜12(日)
シアター・ジョウ  ファイナル公演
「毛皮のマリー」

おかげさまで、全公演が即日完売となり、急遽決まった追加公演も早々に予約でいっぱいとなり、全公演、補助席も設けての開催となりました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

2ステージの日もあり、体力的にもどうなることやら…と思いまたしが、全公演、無事に終えることができました。

早くから公演を楽しみにしてくださってたお客様の熱気はハンパないものがありました。その熱気に導かれるようにして、お芝居もとっても深まりました。

いやはや…
なんかもう…
ほんと凄かった…。

大きな劇場での公演が通例となっていた本作品ですが、シアター・ジョウでは初めての上演。この距離感にこの作品は刺激が強過ぎる??…という懸念は消え去り、この空間でなければ実現できない濃密な「毛皮のマリー」を表現することができました。

そして、所属事務所の社長から、まさかの宣言…。

ここを「毛皮のマリー」の専用劇場にしよう!

えっ!?
本気ですか??

初めは冗談のように受け止めましたが、どうやらその思いは本気で…。どこの劇場で観る「毛皮のマリー」よりも最高の「毛皮のマリー」だ…と輪嶋社長談…。

劇場撤去のための運搬トラックや作業人員の手配も済んでおり、物件の引き渡しももうすぐそこ…。決めるなら“今”決めなくてはいけない。

その後、「テアトル・ド・マリー」という劇場名で運営されることが決まり、シアター・ジョウのファイナルイベントの諸々に追われながら、新シアターの準備が始められました。




●5/18(土)
シアター・ジョウ  大千秋楽
「おつかれさまパーティー」

シアター・ジョウ営業最終日は朝の10時から夜の8時まで…
丸1日、シアターを解放!
出入り自由のロングパーティーを開催しました!

事前の申し込みや予約は不要のイベントにしたため、何名いらっしゃるものかは当日になってみないと誰も分からない…。果たして人は来るのかしら…。私とスタッフチームだけでしっぽり過ごす時間もあるだろうね…なんて話してましたが…、そんな予想はありがたいことに覆されました。

朝から晩まで、入れ替わり立ち代わり…
たくさんの方々にご来場いただき、しっぽりまったりする時間も、休む時間も全くない…ありがたい1日となりました。

1〜2時間に1回、来場者の顔触れに合わせたパフォーマンスを実施。子ども達にも色々なパフォーマンスを観てもらうことができました。

子ども達が来たときのために…と用意しておいた「シャボン玉」や「折り紙」や「ぬり絵」も全く無駄になることなく大人気。

夕方になり、さらに続々と増えるお客様…。

小さな会場はパンパンに…。
溢れるほどのお客様に見守られながら、シアター・ジョウでのラストパフォーマンス!

「ハンドラブ」通常バージョン
「ハンドラブ」裏側バージョン
「雨ニモマケズ」
そしてスピーチ…。

泣くつもりはなかったのですが、色々と思い出すことがあまりにも多く…、そして、ありがたいな…という気持ちが溢れ、込み上げるものが…。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!そしてたくさんの差し入れも!ありがとうございました!!

そして、お花や電報、お心遣いをお送りいただい皆様、本当に本当に、ありがとうございました!!

この日の出来事だけでも大量のレポートにまとめたいくらいです。なんかもう何もかもが本当に凄かった…。語彙量弱い!汗。

約10年に渡り、シアター・ジョウを支えていただき、本当にありがとうございました!ありえないほどに濃密な10年を過ごさせていただきました!!

感謝!!!




●5/20(月)
看板撤去作業!そして新装!

長らくお世話になったシアター・ジョウの看板の撤去作業…、本当に感慨深いものがありました。感謝を捧げる思いで作業を見守りました。

そして、「テアトル・ド・マリー」の看板が取り付けられました。




シアター・ジョウの看板設置の際からお世話になっている埼玉県春日部市の業者さん…

DECOSIGN(デコサイン)東美(とうび)さんに、この度もお世話になりました!

プロの業者さんの作業の手際の良さには感動です…。



●「テアトル・ド・マリー」

本当に決まってしまいました!

7月より、「毛皮のマリー」の専用劇場としての運営がスタートします。

これまでは、私の劇場として、私が好きなように好きなことを好きなだけやってきました。

夏からは、ヴォイス・ファクトリイ(株)の主体運営にて、「毛皮のマリー」専用劇場としての営業が始まります。

社長に提案をいただいたときは正直戸惑う部分もありました。シアターの運営を卒業することで次のステップへ進みたい…という思いがあったからです。一方で…ここで演じた「毛皮のマリー」は確かに凄かった。この臨場感はまた創り出したい…という思いもありました。

運営の主体を社長が引き受けてくれると言っているのに、それを断る理由がどこにある…。やりましょう!作品単体のための専用劇場!まるでブロードウェイ!!

これまたとんでもない挑戦をさせていただけること、感謝です!!!




●「400歳のカストラート」本格始動!

シアター・ジョウでの「おつかれさまパーティー」を終え、私に課せられた今月のもうひとつの大きなミッション!新作「400歳のカストラート」の初稿台本を仕上げる!!

来年の2月15日
東京文化会館にて開催される
「400歳のカストラート」
カウンター・テナーの藤木大地さんの歌と、大和田獏さん、大和田美帆さんによる朗読(親子初共演!)、そしてピアノと弦楽四重奏との競演による舞台作品。

この公演で、私は脚本・演出・美術を担当させていただきます。なんと…私は出演しません。

自分が出演しない舞台の本格的な演出はこれが初めてとなります。新たな挑戦です。こんなにも素晴らしい機会をいただけたことが本当にありがたいです。

自分が演じる舞台の台本を書くときとは全く違う気持ちで書き進めました。大地さんや獏さん、美帆さんに当て書きするようにして書き進める感覚はとてもワクワクするものでした!

ようやく台本を書き上げ、さあ!美術プランのデッサンだ!と気合いが入った矢先…



●iPhoneがおかしくなる。

過去最大のデジタル断捨離をしてしまいました。

私のiPhoneには写真が5万枚入ってました。5年前にバックアップを取ったことはあるものの、それ以降は行なってなく…、さすがにそろそろクラウドに写真諸々を保存しようと作業を始めた矢先…、アップルマークのループが始まり…、対処方法を調べ色々やってはみるものの…、正常に起動されない。アップルサポートセンターの方もそれはそれは色々と尽力してくださったのですが…、

初期化以外の選択肢がなくなり…

私のiPhoneが、

バックアップを取ることなく、

初期化されてしまいました。

激しい喪失感と悲しさで、食事も喉を通らなくなりました。

私にとって、シアター・ジョウ閉館は人生最大の断捨離と思っていましたが、そのシアターがカタチを変えて続行されることになり…その代わりと言わんばかりのデジタル断捨離となりました。

ここ数年の間に撮った写真で残ったものは、LINEのアルバムに入っているわずかな写真と、SNSにアップした写真のみ…。

「サロメ」や「青い鳥」の貴重な美術制作の過程はどこにも載せていなかっので、ただただ消えてしまいました。そのほか、日常の何気ない感動など…、数年分の写真がこの地上から消えてしまいました。

あまりにショックで倒れそうになりましたが、翌朝になると、なぜか不思議とスッキリしてもいました。小さなスマホに色々入り過ぎていたのかもしれません。過去を手放し、記憶を強く持つことで視界が明るくなる感覚もあり、これはこれで良い経験になったな…と思っています。

とは言え、やはりショックはショック…
友人・関係者の皆様、私との LINEのやりとりで送った写真など、送れる方はぜひよろしくお願いします!




●5/30(木)
東京文化会館にて
「400歳のカストラート」
読み合わせ&音楽打ち合わせ

遂に本格始動となりました!

読み合わせ…と言っても、まずは私がひとりで全て読みます。舞台で産声をあげる前の着床段階…といったところでしょうか。

実に緊張する読み合わせとなりましたが、無事にこの日を迎えられて安堵…。

これまた魅力的な作品が生まれそうです!お楽しみに!!




●「燭/TOMOSHIBI」
台本の販売が始まりました!

昨年、デビュー25周年を記念して制作、上演された大人のための人形劇作品のオリジナル戯曲が、今月のシアター・ジョウでのファイナル公演にて販売開始となりました。

自分の書いた台本を販売するのは初めてのことでした。

とある人形劇俳優による1幕の告白劇。
つくりかけの人形が真夜中に話しかけてきて…、その後、人間が人形に操られてしまう…という物語です。

私が抱く人形劇に対しての思い、舞台芸術に対する思い、そして、人がこの世を生きるということに対して思うこと…それらこれらの思いをギュッと詰め込みました。

この戯曲には私の演技メソッドなども掲載しました。

読み物としてもきっとお楽しみいただけることと思います。

今後も、「テアトル・ド・マリー」や、私の地方公演にて販売を続けます。ぜひ、お手にとってご覧いただければ幸いです。



令和元年最初の1ヶ月はあまりにもインパクトの強いものとなりました!

さあ、明日から6月です。

来月はどんなドラマが…。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

長い長い投稿、最後までお読みいただきありがとうございました!

全て読んでくださったツワモノさんへ!拍手と感謝を送ります!!


約1ヶ月後に迫りました!!!

シアター・ジョウ  ファイナル公演
「毛皮のマリー」

予定していた全公演の完売につき、追加公演を行うことになりました!

追加公演は
5/11(土)19:00開演です。



【全公演の残席情報】

5/10(金)19:00
全席完売・キャンセル待ち受付中

5/11(土)14:00
全席完売・キャンセル待ち受付中

5/11(土)19:00(*追加公演)
余裕あり

5/12(日)14:00
全席完売・キャンセル待ち受付中


全公演、完全予約制。

電話予約
TEL:03-3230-7770
(ヴォイス・ファクトリイ  チケットデスク)
受付時間=平日9:00〜18:00


Web予約も可。


本日、シアター・ジョウ/ファイナル公演の一般予約が受付開始となりました!


私にとって「シアター・ジョウ」は、我が子同然と思っていましたが…、親同然だったと表現した方が正しいかもしれません。


私を育ててくれた「シアター・ジョウ」。

親離れの春です。新たなステップへ向けて…卒業です。


めったに味わうことのできない貴重な10年を過ごさせていただきました!


これまでの感謝の気持ちを込め、全身全霊、力の限りを尽くして演じます。


おかげさまで、ファンクラブ会員さんの先行予約の段階で席がかなり埋まってきております。ご希望の日時や席種のある方はお急ぎでご予約を!


Web予約の際、何らかの不具合が生じた場合は、お手数ですが、お電話にてお申し込み願います。



シアター・ジョウ  ファイナル公演

「毛皮のマリー」

2019.5/10(金)〜12(日)

*完全予約制・全席指定

詳細はこちら!


「おつかれさまパーティー」

2019.5/18(日)10:00〜20:00

*予約不要・出入り自由

詳細はこちら!


お問合せ・ご予約

TEL:03-3230-7770

(ヴォイス・ファクトリイ チケットデスク)


Cruise JO
(クルーズ・ジョウ)

遂に試運転が開始されました!
大幅に遅れていた内装工事も、複数の班編成によるほぼ24時間体制の施工が進められ、なんとか間に合いました。

一部装飾はまだこれから…ですが、ひとまずは、皆様をお乗せできる状態になりました。







船内に入ると、天井の高い開放的なロビーが皆様をお迎えいたします。
実は、1F部分にはとても楽しい仕掛けや演出があるのですが、そちらは8月の就航前に行われるプレス発表までお見せすることができません。プレス発表は6月下旬頃を予定しています。







そして、特にこだわった船内劇場…。
もともとはダンスホールとして使われていた部分を大々的に改装して劇場仕様に。

本当は扇型の客席にしたく、設計士の青木孝照さんにも最後の最後まで無理難題を言い続けてしまいました。小さな半円形劇場ならどうかして作れる…という案もありましたが、理想キャパシティを可能とする半円形劇場は、元々の船の構造から変えないと無理…となり、最終的にこのようなボックス型になりました。しかし…これが実に素敵なのです。なんとしても拘りたかった傾斜の客席!2列目から段差を作る!これは実現できました。どの席から観ても舞台全体を見渡せます。

この劇場では7名の出演者と3名の音楽家の生演奏による本格的なミュージカルがほぼ毎日上演されます。

1度の航海で上演されるプログラムは全部で4演目あり、全て観ると物語が繋がり完結する構成になっています。ひとつのプログラムは50分程度と短めですが、内容はかなり濃いです。

7月~12月までは魔法使いの少年が色々な街の危機を救うファンタジックな物語を上演。プログラムは「春夏秋冬」…と、4つの季節にテーマが分かれています。

1月~6月までは実話をもとにした歴史物語を上演します。「1950年~2020年」の時代を4つに分けて展開します。

オーディションには素晴らしいアーティストの方々が世界中から集まってくださいました。選考にも大変な時間がかかっております。

今回の試運転が最終オーディション期間となり、過酷な船の上での演技や演奏が耐えられるかなどの適性を判断していきます。

今年の夏の就航以降は日本からカムチャッカ半島周辺を通り、ベーリング海峡を渡り北極海の絶景を楽しみつつ、ヨーロッパの幾つかの港に停泊するコースの運行が続きます。数年後には東京港からハワイ諸島・アメリカまでを行き来する経路の運行実施も検討しております。

船長を務めるミハエル・アイブラーさんは親日家のドイツ人で、私が19歳のとき、ニューヨークで出会いました。その頃から「いつかJoにクルーズ客船のプロデュースを手掛けてもらいたい」…と言っていただき、当時はドイツ人のジョークか社交辞令なのだろう…くらいに思っていました。しかし、何年経ってもそのオファーを私に出し続けてくださったのです。船の専門家でも何でもないのに、当時19歳の私は、自分が船で旅をするならこんな設備でこんな環境でこんなコースで巡りたい…という程度のことを話しただけでした。ミハエルさんはいつもこう言います…「私は直感を信じて生きてきた。それで多くの夢を実現してきた。」と。ミハエルさんが言うと説得力がとてもあるのですが、その直感に私を入れていただいて良いのだろうか…、いや、そもそも壮大なドッキリか何かなのだろうか…と思うこともありましたが、プロジェクトが進むにつれ、明らかにドッキリではない状況と、責任の重さを痛感しました。

私が度々ヨーロッパを訪れ、とあるプロジェクトに向けてこちらへ来ている…と何度か投稿していたのは、実はこのクルーズ客船のリサーチや打ち合わせのためでした。本当に実現するかどうか分からない壮大なプロジェクトだったので、何年もの間、皆様にお知らせできずにいたわけです。

5月のシアター・ジョウ閉館後はしばらくこの船の運営に携わることになりますが、もちろん、東京での創作活動も続けて参ります。

昨年は空の旅をテーマにした「Sky JO」を上演しました。
そちらは仮想世界での空の旅でしたが、この度の「Cruise JO」は現実世界での壮大な海の旅です。

ひとつの街がまるごと移動するかのような素敵な船になりました。
今回は船内劇場の話を中心にお届けしましたが、船内にはこのほかにも色々なアクティビティや設備が…。

世界中のグルメを楽しめるレストラン
ジャズの生演奏が楽しめるバーラウンジ
リラクゼーションスパ
マッサージ施設
VRアトラクション
陶芸や油絵などの体験施設
書籍・CD・DVDなどを貸し出すライブラリー
不朽の名作から最新映画までを上映する映画館
子どもも大人も楽しめるアスレチックゾーン
スポーツジム・カラオケルーム
停泊する港ごとに内容が変わるショップスペース


どれもこれも、思いを込めて準備をして参りました。
その全容、詳しくは…6月のプレス発表の際にまたご報告いたします。






さて、今日はエイプリルフール。
こんなのがあったらいいな…の
フィクションストーリー、お楽しみいただけましたでしょうか?

船のプロデュースなんぞ…これっぽっちもしておりませんし、建築家の青木孝照さんも、船長のミハエル・アイブラーさんも全て架空の人物。私の妄想です。笑。

写真は全て、フリー素材サイト「photoAC」から集めたものです。

しかし、自分が豪華客船に乗るならこんな旅がしてみたい…という思いは本物でございます。笑。

こちらのブログを以前からご覧いただいている方はエイプリルフールがすっかりお馴染みなので、騙された方はほとんどいらっしゃらないかとは思いますが、フィクションストーリーとしてお楽しみいただけたなら幸いです。そして、騙されてしまった心の綺麗な(?)あなた!!おめでとうございます!!笑。

今年も感想、お待ちしております。

万が一、4月1日以降に読んでびっくりしてしまった方が居ましたらごめんなさい!!




19歳のときにニューヨークに行っていた話はほんとです。数年前からヨーロッパへ行っているのもほんとですが、それはまた別の目的です。5月に「シアター・ジョウ」が閉館することもほんとです。嘘と真が入り混じっているので読みながら混乱してしまったかしら…??笑。

過去のエイプリルフールでも色々と壮大な物語を書いてきたので、今年はちょっと軽めのやつで…と思っていて、別な題材を考えていたのですが、先日、福島から北海道へ移動するフェリーに乗った際、この「Cruise JO」のインスピレーションが湧いてしまったのです。なので、今年もちょっと壮大なものになってしまいました。


さあ、本日4月1日が終わる前に、あなたも素敵な嘘を…。
くれぐれも、幸せな気持ちになれる嘘でね!!

すっかりこちらのブログが放ったらかし状態。

twitter、facebook、Instagram…
それぞれで小まめに日々レポートはしていますが、ブログはかなり時々の更新となっしまっています。ごめんなさい!!

1月の新国立劇場での「はなれ瞽女おりん」

東京文化会館での「SALOME/サロメ」初演。

こちらの公演もレポートせぬままもう3月が終わろうとしています!汗。

新国立劇場と東京文化会館へご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!!

おりんは作品としてとても深まってきました。長年続けてきて良かった…。皆様のおかげです。

そして遂に迎えたサロメの初演は実に刺激的で画期的で…、こんな公演をさせていただきありがたいな…と、皆々様に感謝です。


さて、怒涛の公演ラッシュとなったこの3月。お伝えしたいことは山ほどあるのですか、とにかく一気に振り返ってみます!!




成田市文化芸術センターにて
数年ぶりの上演となる…
“ダンボール人形劇場”
「お花のハナックの物語」

一時期はこの作品を各地で沢山上演しておりましたが、スケジュールの都合諸々があり…しばらくは上演が出来ずにおりました。

この作品に込められたメッセージの豊かさを噛み締めながら、これまでとはまた違う深い気持ちで上演ができました!

主催の方が「たいらじょう」を知ったキッカケは、過去の公演のお客様のアンケートで…とのこと。市民の皆様の熱い声やリクエストによって実現した公演です。

また、何人もの友人や知人、ご家族お仲間を誘って来てくださった方も大勢いらして、満席の客席の熱気が凄かったです。


子ども達の反応も素晴らしく、ハナック上演の理想形とも言うべくシチュエーションでした。盛り上がる場面と静まりかえる場面のメリハリが素晴らしかった!!こうなると、ひとつひとつの台詞も一層極まるのです。


関係者の皆様、そしてお客様、本当に本当に、ありがとうございました!!







その数日後、都内の幼稚園さんにて
「3びきのこぶた」が初出張!!

シアター・ジョウの閉館に伴い、これまでシアター・ジョウ限定演目としていた小作品を、今後は積極的に巡回していく予定です。

久しぶりの平土間公演。

こうして、遊戯室が劇場に様変わるこの感じ、とても好きです。

子ども達の反応はこちらの想像の上をいく興奮状態で、演じつつ戸惑うほどでした…笑。ほんとに凄かった…。そして、なぜか、子ども達が…こぶたの兄弟以上に狼を応援するという不思議な構図。これも面白かったです。

どんな声援が飛び出すか予測不可能な子ども向け公演は毎回新たな驚きと発見の連続です。

お招きいただいた江東区・双葉幼稚園さん、誠にありがとうございました!!



「3びきのこぶた」の上演後、そのまま別幼稚園の下見を行い、そのまま夜は上野へ向かい、来年上演する作品の打ち合わせ…こちらの演目については間もなく情報公開となります。これまた新たな挑戦でございます。




そして、その翌日、すぐに福島へ…

1月に東京文化会館で初演を迎えた
「SALOME/サロメ」が、早くもツアー初演を迎えました。

福島県いわき市
いわきアリオスの10周年記念事業の一環としてお招きいただきました。

この美しいヴェールの場面はリハーサルの様子です。オーボエ奏者の若山健太さんが、スマホで凄い瞬間を納めてくれました!!

本作初演会場となった東京文化会館は特殊な形状の舞台だったため、通常舞台で行うツアー版初演に伴い、演出の新たな構築が必要でした!黒衣(くろこ)チームも知恵を絞りまくってくれました!

今回は…段差のない大きな舞台で伸び伸びと演技をすることができました!


この舞台のハイライトとなる「7つのヴェールの踊り」のクライマックス。


7つのヴェールが全て繋がり大きなヴェールが出現します。


黒衣(くろこ)さんと息を合わせてのダンス。


繋ぎヴェールが巨大なシャボン玉のようでとても綺麗です。


この7枚ヴェールの繋ぎ作業は衣裳担当の古田七瀬さんによる努力の結晶!


バイアス(斜め)で切った薄い生地を縫い合わせる作業は至難の技でした。生地が歪みシワになりますからね…。七瀬ちゃんの尽力の甲斐もあり、見事な繋ぎヴェールが舞台にお目見えいたしました!



今回の劇場…いわきアリオス。

私はこの劇場の開館当時から色々な深いご縁があり、様々な演目やアウトリーチ(地元小学校等への出張事業)でお世話になっています。格別な思い出の多いアリオス…


こうしてこの度、大型作品をアリオスで上演できたこと、本当にありがたく嬉しかったです。


満席の会場には、お馴染みの方から初めて「たいらじょう」に触れる方々まで…沢山の方々の熱気が溢れていました!






終演後、ありがたいことに拍手が鳴り止まず、急遽、回数を増やしたカーテンコール!


普段はあまりやらない「手繋ぎでのご挨拶」に発展しました!

(撮影:鈴木穣蔵)




音楽監督の宮田大さんの演奏が益々素晴らしかった!!


ハープの山崎祐介さんの超絶技巧はより洗練され魅力的に!!


コントラバスの谷口さんの豊かな表現力は更に深まり…オーボエの若山健太さんの伸びやかで艶やかな響きは一層際立つものになっていました。


編曲の山本清香(さやか)さんが、多様な楽曲を見事なまでに…4名編成としての編曲をしてくださいました。


宮田大さんの素晴らし過ぎる選曲と、山本さんの美しい編曲、演奏家の皆さんの見事な演奏が光るこの舞台!!

これはぜひとも…サウンドトラックCDをつくりたいね!!という話になりました!!実現しますように!!






アンケートには沢山の感想を頂戴しました!

ありがとうございます!!


カンパニー一同、帰路の電車に乗る前の夕食時、皆で回し読み…。ビールを飲む手も止まりながらアンケートに見入る…の図。左下、後頭部が私と似ておりますが…笑、宮田大さんです。右下にハープの山崎先生もいらっしゃるのですが、見切れてしまった!!汗。



いわきのお客様の素晴らしい感性に感動いたしました。


皆様から頂戴したアンケートは、こうしてカンパニー一同、毎回、全て目を通させていただいております!いつも熱い感想の数々、本当にありがとうございます!


いわき公演でお世話になった皆様、ご来場いただいたお客様、本当に、ありがとうございました!!


たいらじょう×宮田大アンサンブル

「SALOME/サロメ」


今後も、沢山の地域での上演が実現しますように!!


皆様、お力添えのほど、よろしくお願いします!!




そして、私はサロメカンパニーの面々と別れ、いざ、北海道へ!!


今回の移動はフェリーでした。

仙台港より苫小牧港まで、1泊しながらの船の旅。


船に乗る前、車での仙台までの道のり…


警戒区域の現状を目の当たりにしたことは衝撃的なほどにインパクトがありました。


言葉にならない複雑な思い…

絶句してしまいました。





フェリーからは、太平洋より昇る朝日を拝むことができました。完全夜型な私は、いよいよ眠りに入るぞ…という頃、同行者さんが私を起こしてくれました。船からの朝日は拝まないとね…。

展望室へ向かう廊下の窓から見える空がまず美しい…。ほんと…凄い…。




そして昇る朝日の大きいこと…
これね、写真だと、感じたインパクトの10パーセントも伝えられないです。

これは本当に凄かった…。
脳みそガンガンに刺激されました。


週明けより札幌に滞在し、ラジオ出演などのプロモーションをさせていただきました。おかげさまで、公演は既に満席とのことでしたが、沢山の方にこの公演があることを知っていただき、色々な事柄に繋がっていくことを願ってプロモーションをさせていただきました。

ご協力いただいたメディアの皆様、ありがとうございました!!


HBCでのテレビ放映を楽屋で鑑賞…。







早着替えを楽屋で練習する…の図。

この早着替えは歴代黒衣(くろこ)さんの知恵の結集です!

名台詞が語られる「おりんの取り調べの場面」から「平太郎の拷問の場面」への転換はほんの何十秒か…

その間、私は舞台袖へおりんの人形と共にハケ、服を着替え、舞台中の定位置に着く…

そしてとにかく着にくい拷問衣裳…

ボロボロに裂かれているため、暗がりで一瞬で着るのは至難の技。


実はこの場面、成功率50パーセント!汗。
言ってしまった!!汗。

間に合わない場合は、平太郎がヨタヨタと歩きながら登場する演出にしていました。

舞台全体のテンポ感を思うと、ここはぜひ「暗転板付き」(舞台が暗い中で定位置に着くこと)にしたいところ。

今年の新国立劇場公演で新たに考えられた早替え方法で挑んだところ、新国立劇場公演は見事成功!!

しかし、まだカラダに馴染んでいない。楽屋で何度も確認しました。そして…もちろん、本番も成功いたしました。

会場となった「かでる2・7」は、本作の上演に最適な劇場で、作品の魅力もより際立つものとたりました。




2日間に渡る公演。

多くのお客様にご来場いただきました。
写真は終演後のフォトサービス時の様子です。


カーテンコール中に飛び交う「おかえりー!!」という声に、私もカンパニー一同も涙でした。


夜公演の翌日11:00が2ステージ目というハードスケジュールでしたが、喉もカラダもしっかりメンテナンスしたおかげで、2日目も無事に上演を終えることができました!




主催者さんより、大入り袋も頂戴しました!
これは縁起が良い!!
黒衣ちゃんと大入り袋の図!

スーパーキャプテンのごずちゃんこと、牛頭奈織美さん

真ん中
昨年の「はなれ瞽女おりん」大阪公演よりデビューして、サロメでもお世話になっているアラちゃんこと荒川藍子さん

王女メディアよりご一緒し、オズ、ハムレット、サロメにも参加しているあらいちゃんこと新井彩冬実さん

揃いも揃って…有能過ぎる女子達です!!






故郷への「里帰り公演」ということもあって、所縁(ゆかり)の皆々様からもお花を頂戴しました。

ロビーが大変に華やぎました。

懐かしいお名前の数々…
お引き立て、誠にありがとうございました!!


そして、このほかにも沢山のお心遣いを頂戴いたしました!美味し過ぎる差し入れの数々…金一封!カンパも!何かと物入りなお仕事…正直、金一封はとてもありがたいです。感謝。


私にとって、今回の札幌公演は
平成最後の公演となりました。

平成というひとつの時代の終わり…

平成最後の公演を故郷で迎える…

格別の思いでした。


ずっと実現させたいと思っていた札幌公演。
札幌での公演は実に13年ぶり!
そして、これほど大掛かりな作品が札幌で上演されるのは初めてのことでした。


普段の地方公演はほとんどが公共ホールさんや事業団体・財団さん主催によるものです。


今回の札幌公演は有志によって集まった実行委員会形式によって実現したものでした。

そして、その声に賛同し、多くの方々がご協力、支援をしてくだり本番を迎えました。


その顔ぶれはそうそうたるもの…
本当に本当に感謝です。

長い長い準備期間…お疲れ様でした!!本当に本当に!!ありがとうございました!!

そして、ご来場いただいた皆様、まだまだ寒い中のご足労、ありがとうございました!!

客席には懐かしい顔ぶれがいっぱい…ゆっくりお話もできず残念でしたが、またどこかでお会いしましょうね!!



札幌での平成最後の公演を終え…

来月はワークショップのお仕事と、新作の執筆の仕事が続きます。


そして、新元号で迎える最初の公演は
シアター・ジョウ ファイナル公演
「毛皮のマリー」
2019.5/10(金)〜5/12(日)

です!


大掛かりな新作が初演を迎え…
故郷で平成最後の公演を迎え…
新元号と共にシアター・ジョウがファイナルを迎える…


大きな節目を感じずにはいられません。


北海道滞在中にイチロー選手の引退のニュースが入りました。
彼がメジャーへ向かったのは2001年。

自分と重ね合わせるにはあまりにおこがましいですが、私が北海道から上京したのが2001年でした。

イチローさんの勇気ある決断とこれまでの逞しい歩みに、恐れながらも自分を重ね、胸高鳴る思いでした。

私は引退こそしませんが、これから、更なる表現の追求をして参ります。


まもなくしますと、新たなプロジェクトも情報公開となります。お楽しみに!!


今後とも、末永く、どうぞよろしくお願いします!!