天上界の最下層
六慾天の最高神
神に紛れて名を隠し
この世とあの世の浅瀬を支配す
神世七代 大六代
面足(オモタル)神に紛れ込み
阿夜訶志古泥(アヤカシコネ)神を妖(あやかし)て
六慾天を重ねて偽る
イザナギ命のご油断で
地上にしたたり落ちたる神は
天地の理(ことわり)の隙間に
潜り込みて世を曲げし
神世七代に紛れし悪神
大六天神【他化自在天】
素戔嗚大神の名を偽り
入れぬところに入り込む
龍脈地脈を司る神
建御雷神と布津主神の
御手と剣の隙間に入り
「自在」に操り地の道歪みし
日像鏡(ひがたのかがみ)と日矛鏡(ひぼこのかがみ)の
間に潜りて光を歪め
岩戸の中から偽りの
天照神を引き出せし
天翔ける光の鷲
その光は妖の光
その光を導きとした
人皇のご油断なりし
御名方神は海の潟
あの世とこの世の潟に坐す
豊玉姫と玉依姫は
あの世とこの世の満ち干きの神
玉依姫の干珠(ひるたま)盗んで
潟を干あがらせ陸にして
御名方神を追い出した
光の鷲は鴨と成り
鴉となりて闇に紛れる
・・・・・
ひふみ神示 日月の巻 第十二帖
三ハシラ、五ハシラ、七ハシラ、コトアマツカミ、ツギ、ウヒジニ、ツギ、イモスヒジニ、ツギ、ツヌグヒ、ツギ、イモイクグヒ、ツギ、オホトノジ、ツギ、イモオホトノべ、ツギ、オモタル、ツギ、イモアヤカシコネ、ミコトト、アレナリ、イキイキテ、イキタマヒキ、ツギ、イザナギノカミ、イザナミノカミ、アレイデマシマシキ。
足許に気付けよ。悪は善の仮面かぶりて来るぞ。入れん所へ悪が化けて入って神の国をワヤにしてゐるのであるぞ、己の心も同様ぞ。百人千人万人の人が善いと申しても悪い事あるぞ。一人の人云っても神の心に添ふ事あるぞ。てんし様拝めよ。てんし様拝めば御光出るぞ、何もかもそこから生れるのざぞ。お土拝めよ。お土から何もかも生れるのぞ。人拝めよ、上に立つ人拝めよ、草木も神と申してあろがな。江戸に攻め寄せると申してあろがな。富士目指して攻め来ると知らしてあること近付いたぞ。今迄の事は皆型でありたぞ、江戸の仕組もお山も甲斐の仕組も皆型ぞ、鳴門とうづうみの仕組も型して呉れよ。尾張の仕組も型早よう出して呉れよ。型済んだらいよいよ末代続くまことの世直しの御用にかからすぞ。雨降るぞ。
霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻より
現代はいずれの人種も体主霊従の身魂に堕落しており、神界から見た場合には判別ができないほどになっている。盤古大神は日の大神の直系であり、太陽界から降誕した。日の大神・伊邪那岐命のご油断によって、手のまたを潜り出て、現今でいうと支那の北方に降った。温厚な正神である。また、大自在天大国彦は、天王星から降臨した。豪勇な神人である。いずれもみな、善神界の正しい神であった。しかし地上界に永く住むうちに、天足彦・胞場姫の天命違反によって生じた体主霊従の邪気から生まれた邪霊に憑依され、悪神の行動を取ることになってしまった。これが、地上世界が混濁し、俗悪世界となってしまった背景である。