大河 《天目一箇神の御言》 | 神人一致の癒奏術・響庵

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【神】とは【大河】の流れ 

その【大河】の流れから逸れし人々 

【大河】を逸脱し【大河】に逆らい 

無数の【小河】を形成し 

あまつさえ【大河】の流れをも歪めんとする 


【大河】から分かれし無数の【小河】 

それが人 

【大河】に逆らっては生きてはゆけぬのに 

【大河】を離れて【小河】は枯れて 


水の手押さえた【悪神】が 

枯れた【小河】に水分け与え 

飢えと渇きの餓鬼の道 

付き従いたり畜生の道 


鼻高天狗の【悪神】は

【神】のごとく振舞いて

憐れみ情けを施し【神】を装いて 

情け容赦なき心で 

餓鬼畜生を飼いならす 


【大河】から分かれ流れる【小河】は 

【役】を現じて事象を現わす 

されど切り離された【小河】は 

【厄】を現じて事象を曲げる 


戻れる道はあるなれど 

【厄】を握って離さぬうちは 

病い災い転ずること能わず 

螺旋を上がれず堂々巡り 


憐れみ情けを求める心は 

枯れた【小河】である証 

【大河】に拠れば湧き出づる水が 

おのれの【小河】を潤してゆく 


【大河】から流れきたりて湧き出づる水は 

【役】を現ずる【小河】となる水 

情けで測りた善悪などは無く 

ただ根底に【愛】があるを知る 


 大河】から外れたは人のみに非ず 

【神々】もまた【大河】から外れて 

【小河】の水を右左へと まわして

【お役】としておるだけのこと 


限りある水を回すばかりの 

「猿回し」のごとき堕ちた【神々】 

それで【神】を名乗るとは 

鼻高天狗も極まったもの 


 流れっぱなしの【大河】から離れ 

溜池つくって水を湛えて 

渦をこしらえ「水まわし」 

我【神】なりと宣う【猿田彦】 


 岩戸から【神】を呼び出して 

【天鈿女】が渦を巻く 

その渦使って猿回し 

【神】を演ずる猿回し 


【大河】を離れた渦海で 

太き【小河】を【大河】と称して 

【神】を演じて猿回し 

【猿田彦】の渦回し 


猿回しに振り回される人は 

畜生道に堕ちた【猿】 

いつまで【猿】でおられるか? 

いつまで回され【厄】振りまくか? 


改心なされた【天鈿女】が 

大渦うねらせ【厄】をさらう 

【厄】握りしめているなれば 

やがて渦の底に沈まん 


【神】を重ねて【仏】を重ねて 

もはや誰だかわからぬ【神】に 

憐れみ情けを求めて止まず 

いつまで拝んでいるのやら 


【小我】を捨てて【大我】に還らば 

【小河】に水があふれ出す 

【厄】を捨てて【役】に還らば 

【小我】に愛があふれ出す 


愛がほしいと言いながら 

憐れみ情けを求める心 

渦に回される【猿】と知れ 

餓鬼畜生の心と知れ 


 【厄】を祓うは【米】心 

八十八夜を【大河】に寄り添い 

【神(十)】を真中に四方に流れる 

【小河】の【役】を現じゆく 


 【米】の実りは【役】の実り

【大河】から分かれる恵みの【小河】 

飢えも渇きもなき心 

振り回されぬ【人】の在り方