道 | 神人一致の癒奏術・響庵

神人一致の癒奏術・響庵

ホリスティックセラピスト、ヒーラー、アロマブレンダー、メディカルハーブ、薬膳・漢方等々、様々な「癒し」を奏でる『ヒューマンセラピーメソッド』
それが【癒奏術】です。

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道は歩き進むものなのに

道を塞ぐものばかり

前を向いておらぬゆえ

後ろばかり見て足を止め

狭き道で陣取りはじめ

道が道で無くなりし



生きた時間が長ければ

過去の思い残しが重く

歩みが止まり目を伏せて

やがてその場に座り込む

自分の歩いた道を省みて

さらに思いが重くなり

自ら歩けぬ有様で

後から来るもの足止めし

「立たせてくれ」とも言えぬゆ

「連れていって」と言えぬゆえ

後から来るもの足止めす



年寄りたちが道の上

座り込んでは井戸端会議

若者たちを通せんぼ

夢無きものと夢有るものが

道の真中で立ち往生

行きもならず戻りもならず

 


狭い道で陣取り合戦

穴掘り垣立て通せんぼ

年寄りたちの老害は

未来を蝕む『病』なり




振り向く過去が多すぎて

思い残しが多すぎて

思いの重石を後進に

語りて持たせる身勝手さ

自分の荷物を他人に預け

『我良し』満足いたしおる




前を向いて歩けぬのなら

道の端に避けて休め

後から来るものに道を譲り

しかと背中を押してやれ





先祖大事と思うなら

子孫大事と思い為せ

先祖供養をするならば

子孫の供養も思い為せ

『我○○の子孫なり』

くだらぬことで胸を張るなら

『我○○の先祖なり』

そんな【誉れ】な生と成せ




与えるものが無いからと

自分の思いの重石を与え

与えた気になり満足するは

我良し御魂の所業なり



与えるものが無いならば

道端に避けてただ道を譲れ

譲って背中を押してやり

夢を与えて勇気を与えて

与えっぱなしの【神心】

現わす【誉れ】を神から頂け





時の「縛り」はこの世のみ

あの世へ行けば「縛り」は薄れ

神世に行けば「縛り」無し

自分の『生』の糸の先

弥栄えあるか途切れるか

今今の中に既にある

過去の自分も未来の自分も

神の元では一つなり



ここから見れば『時』は縦

神から見れば『時』は横並び

神の心で見てみれば

過去も未来も共に在る



自分の傍に過去があり

自分の傍に未来あり

自分が育てば未来も育つ

されど同時に過去も育つ

過去の自分も未来の自分も

肩貸し合って生きている

なれど自分が思いに沈めば

過去も未来も沈むなり

自分の思いの重石の分だけ

未来の自分が背負うなり



生まれ変わり死に変わり

生の分だけ思いの重石

背負うているから上がられぬ

今の自分が重石を降ろせば

過去も未来も重石を降ろす





この世の自分と同じ『時』にある

他人も草木も虫も獣も

四方八方横に連なる

同じ『時』にある全てのものは

神の元へ戻れば一つ

【地球】という名の生命の【珠】

【珠】の呼吸が生命(いのち)産み

人や草木や獣と現る

【珠】の息(意気)は【地の神】の息

人も草木も獣も虫も

同じ一つの【息(意気)】の中

我が身の息は珠の息

珠の息は神の息




宇宙(そら)の神は天津神

火(霊・ヒ)が響きなす息吹なり

地球(大地)の神は国津神

水(身・ミ)が響きなす息吹なり

天地(あめつち)の息が結ばれて

命(いのち)が生命(いのち)と響き出す

火と水の間に息吹在り

火風水(ひふみ)の結びと鳴り成りて出(い)ず

魂幸栄えます神のわざ




神の息吹が現れ映る

この『現世(うつしよ)』の響きの生命

宇宙(そら)の虚空に蔵されて

今今の中にすべて在る

 

それを知りたる禍神が

自ら宇宙(そら)を産み成して

唯一神にならんと欲した

伊邪那岐命の手からこぼれた

禍津国神が地球(ちだま)を取らんと

神の息から「囲い」為し

ひとつの宇宙(ソラ)に仕立てんと

虚空を作りて押し込めて

『輪廻』の【業(カルマ)】を生み出せし



思いの重石で枷をはめ

幽現彷徨い繰り返す

螺旋の巡り【業(カルマ)】なり



幽現ふたつの【虚空】在り

自凝島と粟島に

同じ名前の神仏置いて

映しとりたる小さき宇宙

見分けつかねば粟島の

虚空に囚われ【業】の中



掃除洗濯 六根清浄

せねば見分けはつかぬなり

虚空に神に繋がりたとて

それが『どちら』かわからねば

大建て替えの神仕組み

偽の【虚空】の大掃除

まがい物の光に魅せられ

粟(アワ)の虚空から抜け出せねば

まがい物の【虚空】と共に

大掃除されて御魂が消える

粟島の虚空の記憶と共に

過去も未来も消え失せる




この世の出来事ばかりに囚われ

自分の【魂(たま)】をおろそかにして

心の汚れに出来た影

「油断」の隙間に差し込まれ

気付けば心は【闇夜】の世界

それが表に現れて

後先引けぬ今となる



「油断」を突いたる禍神は

「油断」を突くがその【性(さが)】なり

エヴァを「油断」させたる【性】も

最後は「油断」で滅ぶ【性】

美酒に溺れて「油断」した

八岐大蛇の【性】なりし



過去の神話も未来の神話も

この世の『今』の中に在る

誠の【虚空】の中にある

自凝島と粟島の

誠の【虚空】と魔言の【虚空】

ひとつは【神】の肚の中

ひとつは【大蛇(おろち)】の肚の中



誠の柱を立てなして

真言の剣を立てなせば

【蘇民将来】約したる

【素戔嗚大神】現れて

【天御祖神】の手元へ

連れて上がりて還すなり




大建て替えの大掃除なるは

【御魂】の建て替え大掃除なり

この世の『起こり』に気を取られ

御魂の「油断」をしていると

粟島と共に「泡」となる

鳴門の渦に巻かれゆき

御魂の珠も「泡」となる



自分の【御魂】の足場は何処(いずこ)

自分の【御魂】の根は何処

今今の中に確かめられよ



しかと誠の【虚空】に根を張り

自分が【沙羅樹】と成りてるか

魔言の【虚空】に根を張れば

『苔むし』地を這うだけとなる

湿った情けを好んで生える

『苔』と育てばいずれは『コケ』る



『コケ』て『転ばぬ先の杖』

湿った情けの思いの重石を

捨てて片付け掃除して

御魂の洗濯するが良し



『コケ』て転んで寝そべって

道を塞いで悪態ついて

道を閉ざした我良し御魂

改心すれば大海原の

海神【素戔嗚大神】が

【蘇民将来】助け船

鳴門の渦を渡してくれよう