アワシマの詩 | 神人一致の癒奏術・響庵

神人一致の癒奏術・響庵

ホリスティックセラピスト、ヒーラー、アロマブレンダー、メディカルハーブ、薬膳・漢方等々、様々な「癒し」を奏でる『ヒューマンセラピーメソッド』
それが【癒奏術】です。

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立体弥栄に呼吸する

この現世(うつしよ)の顕れは

神世の息(意気)が凝り響き

カタチ成したる姿なり


息(意気)が火(霊・ヒ)となり姿成し

火(霊・ヒ)が凝り固まり水(身・実)となりて

姿カタチが現れる

火水(神)の息が凝りた姿


この世の全ての現われは

自ずと凝りたる姿なり

四音(シオン)の大地【自凝(オノコロ)島】は

この『現世(うつしよ)』の姿なり



神の息の大河の流れ

逆らい生まれた粟島(アワシマ)は

海に流され漂いて

この現世から隠れた世界

幽世(隠世・隔離世・かくりよ)となりこの世に添いて

影の如くにこの世に寄り添う

逆さに映りた世界なり

逆さまのシオン(四音)の島なり



神の息の大河に逆らい

幾千年の粟の塵

粟島の地に積もりに積もりて

自凝島を覆うほど

大きく育ち自凝を

包み飲み込む程なれば

祓い清めて禊ぐしかなし



自凝島に住みたれど

その片足が粟島の

大地を踏みしめ根を生やし

自ら自凝島に引き寄せ

粟自(あわじ)の島となりにけり



神の息の大河に逆らい

幽界(がいこく)御魂と結び成し

心も身体も魂も

粟自の島となりにけり



神だ仏だと言いながら

神の息の大河に逆らい

求めて繋がる粟島の神

逆さまの息(意気)が火(霊・ヒ)となりて

生まれた【蛭子】の神ばかり


蛭子の神と繋がりて

粟自の島と成りたれば

粟の島の禊ぎと共に

大祓いの渦に呑まれん



大祓いの大渦は

天鈿女(アメノウズメ)の舞いと共に

岩戸開きて禊ぎして

神の大河に返す舞

大河の流れに逆らいて

騙して岩戸を開いたが初め

神の大河を正すた

再び鈿女(渦目)が舞い踊る


神の大河に逆らいて

人の息(意気)から出来た神

蛭子の神の獣の性(さが)が

人に映りて獣と現る


自凝(オノコロ)穢して粟自(あわじ)となりて

粟島の神と結び成す

幽界(がいこく)御魂と成りたる人は

祓い禊ぎの渦へと沈む



草木も虫も魚も獣も

自凝島に根を張りているに

今や人だけが粟自島

【魔釣り】を【祭り】と思い込み

粟(阿波・アワ)の踊りに狂い咲き


咲き乱れたる毒の花

散らして流す渦なれば

木の花散らす秘〆(ひめ)の御力で

渦に沈めて無へと返す

さすらい失い消えるまで

祓い清めて無二カエス


無二カエリたれば大河に還り

不二の流れの息(意気)となり

木の花咲かす秘〆(ひめ)の御力で

富士(不二)の花と成る


大河の息の【極み】の力

〆(トドメ)の神の意気の仕組み

岩永姫と木花咲耶の

秘めたる〆(トドメ)の神仕組み

神の息(意気)の弥栄の極み

零(0)へと返る九十(言・こと・9、10)の理(ことわり・言割)

一二三(ひふみ)弥栄え九十(こと)と成る

弥栄の極み 〆(トドメ)の〇(ゼロ)なり


一二三(ひふみ)と弥栄え九十(こと)となる

木花咲耶の神の呼気

十九(とこ)と返りて三二一(みふひ)と戻る

岩長姫の神の吸気

弥栄え生まれた恵みも罪も

零へと返りて再び弥栄う

大河の流れの神の息

息の極みに秘〆神(ひめがみ)坐す



富士(不二)に木の花咲き乱れるは

散りた木の花無二帰す

意気の〆(トドメ)の神仕組み

在りて世界が弥栄える



〆(トドメ)を無くして咲き続けるは

神の息(意気)なく生命に非ず

零に還る機会を失い

漂い彷徨う魂は

粟の島へと行くしかなし

ゆえに業(カルマ)の螺旋の中で

粟の島と自凝(オノコロ)島を

行ったり来たりの漂う魂

粟島の神に呑まれて粟自島(あわじしま)

粟自の幽界(がいこく)御魂となりけり




零へと返す〆(トドメ)を壊し

神の息(意気)を歪めたものは

目の前の美しさしか愛でられぬ

愚かな我良し御魂なり

【邇】の【瓊】しか愛でられぬ

愚かな我良し御魂なり



祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。 
たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ



祇園の神は凝音を統べる

神の息(意気)が凝りた島

自凝島(おのころじま)を統べる神

【素戔嗚大神】 黄泉の月から

再び還りて大地を正す



草薙劔を打ち振りて

粟島に根付いた葦(足)を刈り取り

〆(トドメ)の渦へと押し流す

『散らねば再び咲かぬなり』



今が〆(トドメ)の刻と知れ

零へ還るが神の息(意気)

大河の流れに身を任せ

【蘇民将来】の大船に

揺られて流れて行くが良し