『何でも有り』の蝶の羽ばたきが
【獣の性】に連鎖して
世界を渦巻く大渦となり
【獣の性】が目を覚まし
誰の指図も無かれども
勝手に爪立て牙をむく
吠えたてる犬に追いかけられて
檻へと向かう羊の如く
【獣の性】が目を覚まし
誰の指図も無かれども
思考を止めて夢見て眠る
慾に火が点き牙剥く獣
偽善に縛られ眠る子羊
獣懸かりの霊懸かり
気付けば預言の通りなり
【感染】という鞭を使い
ただただ行われている暴力
暴力の連鎖がどんどん飛び火し
暴力の津波に呑まれて
それでもまだこれが【暴力】であると気付かぬ
いや
本当はわかっている
本能ではわかっているのである
わかっているから『選択』したのである
ただただ
本能の選択の言い訳に【偽善】を掲げているのだろう
牙をむく言い訳
夢見て眠る言い訳
そんな言葉ばかりが溢れて渦巻く
僅かばかりの目覚めたものが
未来を拓く
未来を拓こうとせぬ者に
未来は無いんだよ・・・
魂は
行きたいところへ行ける
そして
それを選んだんだよ・・・
だから
おそらく魂はそこへ行くだろう
呼吸の【極み】が訪れるまで
改心大事である・・・・・