
7月23日は月が蟹座から獅子座へ移るタイミングでの新月です。
その数日前に火星が蟹座から獅子座へ移動しております。
ですから、この新月時には太陽と火星と月が獅子座で、まさに炎を燃え上がらせている状況です。
先週、中心軸を探るような星の動きに揺さぶられていました。
それは、人生で培ったことの中心軸と、魂本来の「望み」の中心軸の「ブレ」を修正する如き揺さぶりだったのだろうと思います。
そして、その中心軸が一致したところで、獅子座0度の新月。
さらに来月は獅子座で二度目の新月があり、しかも日食です。
その手前の満月では水瓶座で月蝕です。
かなりダイナミックな「変容」を起こす可能性があるだろうと思います。
進歩とは変容をし続けること・・・
変容なきところ進歩はありません。
変わらない現実にとどまり続けるなら、進歩はないということです。
現在、地球へ注がれているエネルギーはどんどん高まっており、その波動が埋もれた「魂」を揺り起こしています。
目覚めつつある魂は、当然、現実を変容させてゆこうとするでしょう。
しかし、自我のエゴは必至で抵抗を試みます。
エゴの導きに吸い寄せられてしまうのか、魂の目覚めに歓喜するのか・・・・
それが大きな分かれ目となるでしょう。
エゴを魂に降伏させよ
それが進歩と変容を求める魂の声です。
占星学とアロマ
阿弥陀教という経典があります。
南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)で有名な経典です。
魂が住む世界・・・
それが極楽浄土
そして、それが阿弥陀の世界です。
我を張ってあれやこれやと迷走するより魂に委ねよ・・・
南無阿弥陀仏の言葉には、そんな意味があります。
阿弥陀の他力本願とは、誰か他人に願いを委ねるのではなく、自分の魂に委ねよということです。
そして、魂が住む世界の力に委ねよということです。
自我の力ではなく「真我」の力に委ねよ・・・
それが阿弥陀の世界の力と繋がる道です。
自分の内側にある真我の奥にあるもの。
その世界に在りたいと願いなさいと仏陀が弟子に語っているのが阿弥陀教です。
それには自我を手放すことが必要だと・・・
そう語っています。
真我の泉の入り口を開く
そうすれば、高みから低いところへ水が流れるように、阿弥陀の力が流れ出すでしょう。
スパイクナード
阿弥陀如来の名を冠するこの精油は、イエスキリストやマグダラのマリアとも縁が深い精油でもあります。
魂を解放する精油
そして、自我を降伏させる精油です。
内なる永遠の極楽浄土へと結ぶこの精油が、我を静めて魂を輝かせてくれるでしょう。
スウィートオレンジ
燃え尽きて灰となり、その灰の中から再生する不死鳥
オレンジはそのような精油です。
甘く暖かな「太陽」を思わせる精油が、再生した不死鳥の未来を照らすように、産声を上げた魂を温め育んでくれるでしょう。
ジュニパーベリー
再生した魂と人生の志をしっかりと結びつけてくれる精油です。
そして、ゆるぎない中心軸を支えて、前進する勇気を与えてくれるでしょう。
それが、ヘラクレスの名を冠するこの精油が与えてくれる強さです。
・ ・ ・
志と魂の中心軸がズレていれば、人生は常にブレてしまいます。
そこに「信念」は生まれません。
揺るぎない信念がなければ、「功を成す」ことは叶わないでしょう。
掲げた志が大きければ大きいほど、中心となる軸は大切になります。
足りないものを満たす・・・
その行為に「軸」はありません。
常に「不安」の裏返しであり、裏側には常に「不安」が隠れています。
失う不安に怯える・・・
そんな陰陽一対の理(ことわり)の中にあるということです。
先週も書きましたが
「たった一つの望みとは?」
木星が逆行し、海王星が逆行し、冥王星も逆行している今、過去を総ざらいしてでも見つけてほしいものです。
季節のハーブ
今週は「炎」が燃えているような週でもあります。
そんな中で土星と天王星が影響を及ぼします。
心の中の炎が「エゴ」に点火するか「魂」に点火をするかで状況は一変します。
今一度、炎が何を点火しようとしているのかを、静かな心で見つめる必要があると思います。
心を落ち着けるハーブの代名詞でもあるカモミールが、心を穏やかにして燃え盛る炎を静めてくれるでしょう。
オレンジピールやローズ、ラヴェンダーなどをブレンドすれば、更に高ぶった心を静めてくれるのではないかと思います。
中心軸がブレていると激しい揺さぶりに翻弄されてしまいます。
心を静めて「自分の中心軸は何なのか?」
その答えを見つけてほしいと思います。
この世は全て無常なれば、同じ状況が続くということはありえません。
自分がそのままで居ても時代が、環境が、状況が変転して行き、結果、自分の状況が変わっています。
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自分を放棄するなかれ・・・
自分の尊厳を他人に委ねるなかれ・・・
自分の変化は自分で起こす・・・
その勇気を持ってほしいと思います。
水の理(ことわり) ゆらぎセラピーの理 第3番