ブリュッセル空港 からはブルッヘ(ブルージュですね)への移動にかかるべく列車に乗り換え。

乗りこんだ車内はこんな感じでがらがらです。


ブルッヘ行き列車の2等車両


「もしかして回送かなにか?」とも思われるほどですが、

表示にちゃあんと「trein naar Brugge」(ブルッヘ行き列車)とありますので間違いなし。

出かけるにあたっては少々オランダ語をプチ学習しておいたのですよ。

結構役に立ちました。


それにしても、駅にはそれなりに列車待ちの人たちがおり、

この列車は首都ブリュッセルを通っていくにも関わらず、このガラ空き状態は何でしょうかね。

皆、空港からどこへ行くのでしょう・・・。



とまれ、出発して十数分、ブリュッセル北駅が近付くと

さすがに高層ビルが見えてきますけれど、フランクフルト ほどではありませんですな。


ブリュッセル北駅の手前くらい


ちなみに乗った列車も含めてIC(インターシティー)は

北駅、中央駅、南駅と順に停車してブリュッセルの町を抜けていきますが

旧市街たる中心部は古い19世紀までの建物でいっぱいですので、

北駅や南駅の近辺が最も現代風に再開発されているエリアのようですねえ。

(行ってないのでEU本部のあたりのことは分かりませんけれど)


それがブリュッセル南駅を過ぎてほどなく、

20分も走るかどうかで一面の野っぱらになりますね。

何もベルギーに限らず欧州のあちこちでそうした風景に接するので、

つくづく農業国だなぁと思うところでありますよ。



てなふうにぼんやりと車窓の景色を追いながらおよそ1時間半、

ブルッヘ駅に到着いたしました。って、この写真はブルッヘ駅を去るときのですけどね。

(ちゃんとお断りしておきませんと、駅の時計が壊れているように見えましょうから。笑)


ベルギー国鉄ブルッヘ駅


ブルッヘは古都として有名ですから、駅舎もレンガ造りで…と思うには新しい。

とおってくる道々(というより、列車ですから、線路線路ですが)で見かけたのは

あちらこちらで線路の新設補修、駅舎やホームなどの大改修が進行形であること。


途中通ってきたヘント(英語ではゲント、フランス語でガン)の駅も

10年前に「神秘の子羊」を見に出かけた折の駅とは見違えるように新しくなってました。

こんなにあちこち大改修するのはもしかしてオリンピック開催でも目指しているのでしょうか。

ちなみにベルギーでは1920年にアントウエルペン(アントワープは英語名)で

開催されただけですものねえ。


と、ついつい話は横道に逸れてしまいますけれが、

駅からはゆるゆる歩いて12~13分でしょうか、ブルッヘでの宿に到着となりました。


ホテル・アンソール@ブルッヘ


観光の中心地と続く喧騒の通りから少し裏側に入った、運河沿いのホテルでこの後4泊。

普通はなかなかそれだけ居座ることはしないでしょうなあ(笑)。



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